【バスケ】ルーキーが初出場!トーナメント戦初戦を突破vs明星大

今日の慶大バスケの相手は明星大。今大会、ブロックを勝ち抜いてきたチームだ。対する慶大はシード権を獲得している為、明星戦が初戦となった。試合序盤は両校ともに積極的にオフェンスを稼働させる、中盤に入って1年生ルーキーの活躍も見られ、慶大は明星大を責め立て点差を広げた。さらに終盤、スタメンを中心に安定間のあるシュートを次々と落とし込み、慶大は今大会初戦、白星を掴んだ。

 

2016/5/1(日)@東洋大学総合スポーツセンター

関東大学バスケットボール選手権大会 vs明星大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

19

18

23

27

87

明星大

17

12

19

16

64

◆慶大スターティングメンバ―◆

 

#4 西戸良(総4洛南高)

 

#5 後藤宏太(環4・藤枝明誠高)

 

#7 高橋晃史郎(政3‣慶應義塾高)

 

#14 小原陸(政2・慶應志木高)

 

#22 トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)

今年度バスケ部のスタメンとして安定しつつある選手を並べ、臨んだ第1Q。序盤は明星大のオフェンスの様子を伺いながらも得点を奪い合った。中盤で西戸が連続して3ポイントを沈めると、次いで高橋のバスケットカウントで更に勢いに乗る慶大。その後、明星大の攻撃に少し押された場面も見られたが、2点リードで第1Qを終える。

スピード感溢れるシュートを打ったルーキー、山崎

スピード感溢れるシュートを打ったルーキー、山崎

続く第2Qで先に得点を取ったのは慶應だった。#10堂本(商3・慶應義塾高)がフリースローを決め、更に小原のアシストで後藤が3ポイント、その直後高橋のバスケットカウントと、第2Q出だしからスピード感のあるオフェンスで明星大を押さえる慶應。また#20山崎が初出場にしてこのクォーターで4点を決めるなど活躍を見せ8点リードで試合を折り返す。

 

後半戦も慶大の勢いが収まる事はなかった。開始早々に後藤、西戸がそれぞれ3ポイントをゴールネットに落とし込み、その後サワのアシストで再び後藤が得点を稼ぐ。慶大は連続10点を明星大から奪取した。更に得点差を広げ最終ピリオドへ向かう。

 

最終クォーターはスタメン陣が安定感のあるボール運びで試合を更に慶大優位に持って行った。サワ、高橋のバスケットカウント、後藤の3ポイントが2本と、明星大に更に追い打ちをかける慶大。最終スコアは87-64と慶大の圧勝。トーナメント戦、初戦の勝利を掴んだ。

 

一度でも負けたら順位が決まってしまうトーナメント戦の今大会。緊迫する空気の中主将・副将を中心にポイントを決めていった慶大。(1年生が6月までにどこまで伸びてくれるかが早稲田に勝つポイント)と西戸が語った様に、ルーキーへの期待も高い。フレッシュな慶大バスケの今後の更なる活躍に注目だ。

(記事 大場春佳)

西戸良(総4・洛南高)
(今日の試合の感は)相手のチームの攻め方が一対一中心のチームで、今まではそういうチームとやる経験がなかったので、ミスマッチがすごく起きてて、そこで守りきれなかったり、自分たちのディフェンスのリズムからオフェンスにつなげられなかったという印象が残っているので、ディフェンスを強化する必要があると思いました。(今日の試合の勝った要因は)相手チームのシュート率が低かったのが救いだったと思います。シュートを外してくれたところで自分たちが外からたまたまシュートできて、それを重ねて勝てたんだと思います。あまり勝因がぱっと出てくるような試合ではなかったので、内容はあまり良くなく、得られたものは多くなかった試合でした。(どういうことを意識して試合に出場したか)一対一で攻めてくるチームというのは事前に聞いていたので、流れを作れるようにプレーをしようと思っていました。3ピリオドと4ピリオドの入りで自分でも流れを作れたと感じるので、自分の仕事はできたと思います。しかし、悪い流れを変えることができなかったのは自分の力が及ばなかったところだと思います。 (1年生とプレーする中でどのようなことを感じたか)全国で戦ってきた子達が入ってきてくれたことはすごく心強くて、一緒にプレーしてても頼りになることがありました。6月までにどこまで伸びてくれるかが早稲田に勝つポイントでもあると思うので、どれだけ経験を積ませることができるかが上級生僕らの課題だと感じます。(次の試合に向けて)次は今日みたいな試合をしていたら絶対勝てないと思うので、あくまで勝ちにいくために明日の練習で今までやってきたことを振り返って、これをやれば絶対勝てるっていう練習をして、明後日乗り込めるようにしたいです。

高橋晃史郎(政3・慶應義塾高)

(試合を振り返って)全体的にはオフェンスもディフェンスも、速い展開で上手くやれました。ただ要所でリバウンドを取れず、思うように点差をつけることが出来なかったです。個人的にはシュートがあまり入りませんでした。言い訳かもしれませんが、先週は相撲に行ってて、バスケの練習にあまり参加出来なかったので(笑)(自分のプレーの持ち味)昨年より体重が増えて強化されたフィジカル面と、プレー中の視野の広さです。今日はあまり入らなかったけれど、ミドルシュートも強みの一つだと思っています。(チームの今後の課題)
全員でリバウンドを取りきるというのをテーマにしていたけれど、今日は相手にセカンドチャンスをたくさん作られてしまったので、ボックスアウトなど基本的なことを徹底していきたいです。あとは前半あまり入らなかったシュートの成功率を上げるために、チーム全体で力を入れる必要があると思います。(次の試合への意気込み)次の相手の東海大は優勝候補の一角で、インカレでも負けた相手なので、とにかく全身全霊をささげて戦いたいと思います。

トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)
(今日の試合の感想)今日はミスが目立ってしまいました。大谷部長もおっしゃってたんですけど、ボール運びの部分で自分たちがミスをしてしまうと、なかなかオフェンスの良いリズムが作れないので、六大学リーグでもそうでしたが、まだ課題として残っているので、東海戦までにもう一度改善していきたいと思っています。(ディフェンスでの課題は)ディフェンスリバウンドを取られてしまってたと思います。ボックスアウトを徹底するなり、声を出すなりしないと、自分たちより小さい相手に取られているようでは、一部では戦っていけないので、そこが改善点だと思います。明星大学はどのような相手だったか)明星大学は、SOMECITYというストリートバスケットに選手を多く輩出している大学で、知り合いも多い中、大学の舞台で一緒に戦えたことが嬉しかったです。この大会の目標は)東海大に勝つことを、目標というか一種の通過点としてやっています。今日のような試合では到底勝てないと思うので、明日の休みで全員気を引き締めて、しっかり明後日の東海大に勝ちたいと思います。東海大に勝てれば波に乗れるので、明後日は頑張って勝ちます。そして、そのまま準決勝、決勝と進められたら良いと思います。

山崎純(総1・土浦日大高)
(今日の試合の感想は)今日は、自分にとって大学で初めての試合だったので、最初はとても緊張しました。先輩と一緒に試合ができて、勝つことができたので、嬉しかったですし、次の東海大が強い相手なので、勝てるようにしっかり準備していきたいと思いました。出場時間も長く、活躍していたが)自分が活躍したというより、先輩にたくさんフォローしてもらっていたので、感謝しています。(高校時代と違う点は)大学生は、スキルというより、速さやパワー、体格が全く違うので、しっかり鍛えていきたいと思います。(この大会の目標は)自分たちの目標は日本一なので、明後日の試合から一戦一戦集中して頑張りたいです。個人的な一年間の目標は)早慶戦で勝つことが一番の目標なので、少しでもチームの役に立てるように頑張ります。

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