【バスケ】王者相手に敗れ、ベスト8進出ならず vs東海大

今日の対戦相手は、この大会2連覇中の王者、東海大。昨年のインカレで敗れた相手でもあり、雪辱を果たす絶好の機会となった。前半は慶大の強みを生かして3ポイントを中心に東海相手に対抗。だが第2Qに一気にリードを広げられると、以降は点差を縮めることが出来ず、67-86で敗れた。高橋は24得点、サワは20得点の活躍を見せた。

2016/5/3(火)@大田区総合体育館

第65回関東大学バスケットボール選手権大会 vs東海大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

15

13

17

22

67

東海大

22

27

16

21

86

◆慶大スターティングメンバ―◆

 

#4 西戸良(総4洛南高)

 

#5 後藤宏太(環4・藤枝明誠高)

 

#7 高橋晃史郎(政3‣慶應義塾高)

 

#14 鳥羽(環2・福大大濠高)

 

#22 トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)

鳥羽が復帰しスタメンを一人入れ替えて臨んだ第1Q、開始直後から東海大に9点連続得点を許す苦しい展開に。それでも積極的なディフェンスで相手のターンオーバーを誘発し、さらに#5後藤の2本の3ポイントなどで徐々に点差を詰めていく。しかし途中から速攻時のミスが目立ち始め、7点ビハインドで第1Qを終える。

第2Q、序盤は互角の戦い。相手の厳しいマークもあって思うように外からのシュートが決まらない中、インサイドの#22サワは巧みなポストムーブやリバウンド、さらにはブロックと攻守で抜群の存在感をみせた。だが残り5分を切った辺りから東海大が本領を発揮。次々とゴール下に切り込んで、効率良く得点を重ねた。慶大はすかさずタイムアウトを取るも、流れを変えることができず、28-49とリードを広げられ前半を終えた。

第3Q、打開を図ろうと#7高橋がオフェンスを牽引する。ミドルシュートやフリースローを確実に沈め、このQだけで10得点の活躍をみせた。中盤からは両チームともディフェンスが上手く機能し、タフショットを打つ場面が多くなった。結局第3Qでも点差は変わらないまま最終Qを迎える。

最終Q、慶大の攻撃の中心は引き続きインサイドのサワと高橋で、それぞれ8得点を挙げた。しかし東海大のサイズを生かした攻撃に苦しめられ、点差を縮めるには至らない。試合はそのまま終了し、67-86で敗北を喫した。

王者東海大に強さを見せつけられる結果となったが、「東海相手にどこまで通用するかを試せた」と西戸が語る様に、今日の試合はチームにとって大きな収穫となったはずだ。慶大は順位決定戦を控えている。気持ちを切り替えて、勝利を掴み取ってほしい。

(記事 徳吉勇斗)

機材の不都合で写真が掲載できず申し訳ありません。

 

阪口HC

(今日の試合は)今日も頑張ってたんだけど、東海は12人位の選手を交替して使っていて、こっちはほとんど5・6人でプレーしてた。それに加えて東海の選手達は身長が凄く大きかった。そういう差が有った試合だった。(序盤は得点に大差は有りませんでしたが)こちら側が皆初めからやる気が有ったし、逆に東海側はシュートがあまり決まらなかった印象がある。だからあっという間に追いつくことが出来たんだと思う。(最後のタイムアウトでは)一つ一つの事をがっちり最後まで頑張ってしようと。(東海に対して)東海とはまた、他の大会でも当たる事になるから、その時には勝ちたい。(慶應の選手の動き方は)今回は慶應のファールが少なかったから良かった、選手たちも、今までよりもよく考えて動ける様になってきたんだと思う。

西戸良
 (試合を振り返って)まず今日の目標が、今までの練習を学生王者に近い存在である東海に対してどこまで通用するかをだそう、というものでした。予想以上にディフェンスとか体格差 がある中、自分達のプレーが出来た所、出来なかった所がはっきりでて来たと思うので、トーナメントも含め、一つ一つの試合で成長していかないといけないと感じた試合だったと思います。 (具体的に成長していきたい部分は)オフェンスが主だと思うんですけど、強いディフェンスに対して一人一人が詰めれるオフェンス力であったり、シュートの精度であったり…やはりオフェンスが中心ですね。 (外のディフェンスが厳しかったが)中にボールを入れた時にディフェンスが寄らないということは前から分かっていたので、中はやりやすい状況だったのかなと思います。中で攻めれるようになってくると外のディフェンスが寄るようになって外でシュートが楽に打てるというのが出てくると思うので。今日の試合では外のディナイが激しくて中に寄らないという状況だったので中を中心に攻めていこうというのが上手く出たのかなと思います。 (今日、自分といて成せたこと)特に後半はディフェンスから流れを作ろうと個人的には思っていて、ガードの35番に対して自ら強くプレッシャーを与えに行ったというのが後半の慶應の流れになりかけたところだったのかなと思うので、前半からプレッシャーを掛けに行って、リズムを作れるようなプレーをしなきゃいけなかったのかなと思います。 (順位決定戦に向けて)今日の試合で終わりというわけではなくて、このトーナメントで9位を狙っていくことプラス、早慶戦6/25が春シーズンの最大の目標なので、さっきも言ったように一つ一つの試合をちゃんと収穫のある試合に出来るように、一人一人が試合にモチベーションを持ってきてコートに立てるように、それだけだと思います。

高橋晃史郎

(試合を振り返って)東海大はサイズのあるチームなので、ボックスアウトを徹底しようという意識で臨みました。結果的にはリバウンドを取れなかった場面が結構あったので、それはこれからの課題になると思います。(この試合で得た収穫)サワとのコンビネーションでいくつか得点を奪えたのは良かったと思います。(今後の抱負)今日は点差が離れた後でシュートがよく決まったけれど、それでは意味がないので、もっと前半に決められるようにしないといけないと思います。あと、オフェンスリバウンドをもっと積極的に奪って、チームに貢献していきたいです。

タイトルとURLをコピーしました