前節、早慶戦に勝利し激化するインカレ出場権争いを一歩リードした慶大は、今節は2位につける強敵筑波大と対戦。難しい試合となることが予想されたが、渡辺夏彦(総3・國學院久我山高)と山本哲平(政4・國學院久我山高)のツートップの連携から鮮やかな先制点を奪うと、37分にもCKを豊川功治(総4・ジェフ千葉U-18)が頭で合わせ追加点。理想的な45分間を送る。しかし前半アディショナルタイムに1点を返され少し嫌な雰囲気で前半を折り返すと、後半は完全に主導権を奪われよもやの3失点。屈辱的な逆転負けを喫し、自力でのインカレ出場は厳しい状況となってしまった。
関東大学サッカーリーグ 第21節
2016/11/5(土) 14:00KO @フクダ電子アリーナ
慶應義塾大学 2 – 4筑波大学
【得点者(アシスト者)】
[慶] 8分 山本哲平(渡辺夏彦)、37分 豊川功治(井上大)
[筑] 45 +3分 長澤皓祐、63 分 西澤健太、68 分 中野誠也(三笘薫)、73 分 中野誠也(北川柊斗)
◇慶大出場選手
GK | 田野稔明(経3・慶應義塾高) |
DF | 佐藤海徳(政1・桐光学園高) → 76分 多嶋田雅司(商1・國學院久我山高) |
DF | 宮地元貴(総4・東京ヴェルディユース) |
DF | 豊川功治(総4・ジェフ千葉U-18) |
DF | 井上大(総4・國學院久我山高) |
MF | 落合祥也(商1・横浜FCユース) |
MF | 片岡立綺(総3・桐蔭学園高) |
MF | 手塚朋克(環3・静岡学園高) |
MF | 松木駿之介(総2・青森山田高) |
FW | 渡辺夏彦(総3・國學院久我山高) → 67分 田中健太(法3・横浜F・マリノスユース) |
FW | 山本哲平(政4・國學院久我山高) → 67分 小谷春日(環2・藤枝東高) |
早慶戦の歓喜から1週間。勢いそのままにインカレ出場を掴みたい慶大は、前節と全く同じスタメンを起用。前節の良いイメージを持って、筑波大との一戦に臨んだ。
前半は両チームとも丁寧にパスを回しながらゴールに迫る展開。随所に高い技術を見せる両攻撃陣は序盤から見せ場を作っていく。1分には筑波大、4分には慶大の山本がそれぞれエリア内でシュートを放ちゴールを脅かした。試合が動いたのは7分。豊川が鋭い縦パスを渡辺に通すと、渡辺は巧みな仕掛けでDF数人を引き付け、最後は山本に落とす。山本がフリーで放った狙いすましたシュートは見事ゴール左隅へ。前節の早慶戦でも多くのシュートを放ちながら得点がなくゴールに飢えていたエースの一撃で、慶大が大きな先制点を奪った。
その後試合は一進一退に。徐々に筑波大がボール保持率を高めていったものの、慶大も渡辺、山本のツートップが積極的にボールを引き出しリズムを作った。そして次の得点を奪ったのは再び慶大だった。37分、渡辺が先制点と同じような形で片岡立綺(総3・桐蔭学園高)からの縦パスを引き出すと、バイタルエリアから右の手塚朋克(環3・静岡学園高)へ展開。手塚が切り込んで放ったシュートはDFにブロックされたが、それで得たCKを豊川がヘッドで叩き込んだ。豊川はこれで今リーグ5得点目。頼れる男の得点でリードを2点に広げた慶大はこの後波に乗り、直後、試合を決定づけるビッグチャンスを得る。40分、渡辺が相手DFのパスミスを拾い、ゴール前の山本へ。完全なGKとの1対1の場面だったが、ファーサイドへ流し込もうとした山本のシュートはわずかに枠を逸れた。この時点では試合を優位に進める慶大だったが、ここで試合を終わらせられなかったことが後に響いてくることとなる。良い形で試合を折り返しかけた前半終了間際、右サイドからあげられたマイナスのクロスをボレーで合わせられ失点。最後に水を差された格好で前半を終えた。
そして後半、試合は完全に筑波大のものとなった。相変わらず小気味良いパス回しを見せる筑波大に対して、慶大は前半とは一転、ほとんどボールをポゼッションできなくなってしまったのだ。筑波大は特に慶大の右サイドを突破し、多くのチャンスを作り出す。そして63分、その右サイドで直接FKを獲得されると、低い弾道で壁がブラインドになったシュートはGK田野稔明(経3・慶應義塾高)の股を抜けてネットを揺らし、ついに同点に追いつかれてしまう。なんとか流れを変えたい慶大は67分、前半機能していたツートップに代えてスピードのある田中健太(法3・横浜F・マリノスユース)、小谷春日(環2・藤枝東高)を同時投入。しかしその1分後だった。再び右サイドを破られてクロスに頭で合わせられ失点。 一方的な展開で逆転を許してしまった。悪夢はまだ終わらない。73分にも同様に右サイドからのクロスをボレーで合わせられ、4失点目。76分、慶大は期待の一年生FW多嶋田雅司(商1・國學院久我山高)をDFに代えて投入し得点を奪いにいったが、焦りからか全体がイージーなボールロストを繰り返し、逆にカウンターを幾度も食らう展開に。結局スコアは2-4のまま終了。後半のシュート数は12対0という屈辱的な結果に終わった。
この試合を一言で語るならば、須田芳正監督がしきりに強調した「実力差」という言葉に尽きるだろう。前半、電光掲示板の2-0の表示を見た観客たちは、前半だけで3点を奪い快勝した前節の早大戦を思い浮かべたに違いない。しかし、リーグ2位のチームとの戦いはそう甘くはなかった。「3-0にしてたら勝ってただろう」と渡辺が語る、40分の山本の逸機。前半アディショナルタイムでの失点。勝負所をモノにする力が、そのまま現在の慶大と筑波大の順位に表れている。そう感じざるを得ないゲームであった。とはいえ、リーグ戦はついに最終戦へ。チーム力は1週間で劇的に変わるものではない。慶大にできることは 、残る一戦に全てを懸けることのみだ。最終節を前に慶大はインカレ出場圏外の8位。他チームの結果にも左右されることとなるが、勝利は絶対条件となりそうだ。荒鷲イレブンの意地と今シーズンの全てを懸けた、ベストゲームを期待したい。
(記事 桑原大樹)
試合後コメント
須田芳正監督
(試合を振り返って)相手がすごくレベルが高いいいチームだったなと思いますね。(前節と同じスタメンを起用したのは前節の早慶戦の良いイメージがあったからか)そうだね。この前のゲームがすごく攻守に渡ってバランスが良くてすごく良かったのでそのままでいきました。(先制点は非常にきれいな形での得点だった)テンポよく回して縦パスを入れてゴールを目指そうという、本当に練習でやってきた形が出ました。まあ前半に関してはそういういい形があって我々のペースだったんだけども、90分間トータルで見るとやっぱり相手の実力が高かったし、2-0からの逆転負けだったけども、もちろん悔しいけど仕方ないという部分もあるかな。選手たちは精一杯よくやったし、その中でサッカーでやられちゃったんで、今の本当の実力差が出たゲームかなと。もちろん戦い方として2-0でそのまま守り切るというのもあったかもしれないけど、実力差が出たゲームかなと思います。(後半に急にボールを保持できなくなった原因)まあまず守備が良くなかったと思います。横も縦も間延びしてしまって、良い形でボールが奪えないしプレスもかけられないから相手が自由にプレーできるようになったというところです。奪いどころも良くなかったし、そうするといい攻撃にもつながらないし。まあ後半立ち上がりからずっと押されっぱなしのゲームだったんで、前半でかなり消耗したのもあるし、相手の圧力に対してなかなかいい形で攻守に渡ってプレーできなかったということなんだけど、まあ仕方がないかなと思います。まあ一つは右サイドの裏をかなり突かれててそこからの失点が何度かあって、右サイドバックを代える手もあったし、ボランチもかなり疲労してて攻守に渡って後半は精力的にできていなかったのでそこを代える手もあったけど、メンバーはいたけど思い切って使えなかったというのもあるし、その中でも選手たちはよくやったと思います。来週はもう最後の試合なので、それに向けていい準備をして、勝って今シーズン終われればと思います。(インカレ出場権をかけた順位争いについて)まあインカレっていうのもあるんだけど、うちらはもう目の前の試合を今シーズン最後のゲームということで全力をかけて戦おうと。あんまり他のチームのことを考えても仕方ないし、桐蔭横浜に勝つということだけ考えて準備していきます。
宮地元貴主将(総4・東京ヴェルディユース)
(試合を振り返って)前半すごく良い入りが出来てチャンスの方が多かったので、そこで試合を決めきれなかったのが一つ反省点です。後半の入りは相手の状況に対応できなかったことが失点してしまった原因だったので、状況判断の質が低かったなと思います。(インカレ出場権争いが激しくなる中で2位の筑波大を迎えるこの試合をどう捉えていたか)勝てば自力でのインカレ出場がほぼ確実になる試合だったのですごく高いモチベーションを持っていましたし、一週間チームとしてもいい準備が出来ていたので自信を持って臨んだ一戦だったんですけど、その中で結果が出なくて素直に悔しいです。(前半のサッカーについて)前半にできたサッカーはまさにこの1週間準備してきたサッカーで、その中で1本はセットプレーとはいえ前半に2点とれたのは1つの収穫だと思います。ただ、前半終了間際の失点したシーン、あれがこのゲームの1つのあやというか、勝負事の中で取られてはいけないタイミングだったので、そこは自分たちの甘さだなと思います。(後半に流れを失った具体的な原因)どうしてもセカンドボールを相手に拾われると相手のペースになってしまうことが多いです。その中で自分たちがボールを持った時に相手のプレスに対して裏に抜けようという意識があったんですけど、それが一辺倒になってすごくシンプルなプレーに終始してしまったので、プレスが来ている中でも細かいパスで抜け出そうとか、前半にできていたことが後半にできなくなってしまったのが原因だと思います。(次節に向けて)今日負けて、インカレ出場は他力になるかもしれないですけど、どのみち自分たちが勝たないことにはインカレはないので、いい意味で切り替えて次の試合は部員全員で全力で臨みたいと思います。
井上大副将(総4・國學院久我山高)
(今日の試合を振り返って)試合中に自分たちが攻められていることをピッチの中で改善できなかったのが今日の敗因だと思います。(前半のコーナーキックからのアシストについて)監督からはとにかく速いボールを入れればスクランブルすると言われていました。なので、速いボールを入れて、相手が嫌なボールを出せるように意識しました。(前半と後半で試合の流れが代わってしまったことについて)相手のトップ下が、前半は僕のサイドに流れてきていたのが後半になって逆サイドの(佐藤)海徳のサイドに流れていました。それに対してチーム全体でついていき、ケアできなかったことが試合の流れを大きく変えてしまった要因だ と思います。(次節に向けて)どういう状況になっているかはわからないですが、(インカレ出場に向けては)あとがない状況なので勝つしかないです。ただ、根性論で勝てるわけではないので、この1週間で今日の悪かったこと、良かったことを振り返って練習から細かいところを調整していきたいと思います。
渡辺夏彦(総4・国学院久我山高)
(試合を振り返って)まあやられたなってところで、こっちも1週間良い準備をしてきたつもりだったんですけど、単純に筑波はそれを上回るサッカーをしてきたと僕は思いますし、でも勝てる方法はあって例えば前半決めるべきところを決めて3-0にしてたら勝ってただろうし、要所要所でやっぱり悔いは残ったりとか。前半で3点目を取って割り切ってそのあとずっと全員で引いて守っていれば勝てたかなとも思うし、悔しいですね。(前半はある程度思い通りにやれていたのでは)前半もそこまで思い通りだったというわけではなくて、まあ点が入ったというところではすごい思い通りというか思った以上に良かったんですけど、守備の部分に関してはゴール前に侵入されるシーンも結構ありましたし、それが最後失点にもつながっていますし、完璧に思い通りというわけではなかったですね。(後半にバタバタと失点を重ねてしまった原因は)いや、バタバタと重ねたというよりはもう相手が前半から侵入してきましたし、後半特にペナの中に相手があれだけ侵入してきてっていうのがあれだけ多くなれば、それだけ失点するリスクも増えてそれが実際に失点につながってというようなところだと思います。(受け身に回ってしまったということか)受け身とかそういうわけでは全然ないと思います。ただ相手の方がサッカー的にゴールに向かってくるサッカーをしていましたし、内容からしてなるべくしてなった結果だと思います。(相手のレベルの高さを感じたか)相手のレベルの高さもあるし、こっちが逆にレベルで上回っている要素もありますし、そこがうまくはまらなかったかなというような印象です。(渡辺選手自身すごく好調なように見えるが)調子は僕はずっと良いつもりですし、でもやっぱり結果がこうアシストにつながったり得点につながったりというのが出てきているのは、夏過ぎから意識はしているんですけど、ゴールに向かうというのを今まで以上に強く持ってそれが結果に出てきているのかなと思います。(最終節に向けて)自力はほぼなくなっていますけど、インカレにつなぐ道は勝つしかないので。もう本当にチーム全員でということです。
山本哲平(政4・國學院久我山高)
(今日の試合を振り返って)2点先制した状態で4点入れられて逆転されるというのは前節の勝ちから繋がるおごりがあったのかなと思います。(ご自身の先制を振り返って)夏(渡辺)がドリブルしてて、横にパスを出してくれたので自分的にはもう打つだけだったし、コースも自分の狙った場所に行ったんでまあよかったと思います。(後半に3失点して逆転された敗因は)前半に自分がキーパーと1対1になる場面があって、あそこを決めていればまた違った結果になったと思うし、それ以外でももう少し前半の最後の失点であったり、そういういろんな積み重ねが敗因に繋がったと思います。(リーグ戦残り1試合だが)今日流経に抜かれてしまって、正直他力になることが考えられるんですけど、それを悲観することなくまず次の試合に勝つことが絶対条件なので、やることをやって勝ってその結果を受け入れるしかないので、勝てるように今日のミスだったりを修正していきたいと思います。(最終節への意気込み)相手が桐蔭横浜でどういう状態で試合するかはわからないですけど、相手も最後ということで多分すごい気合いが入ってるし、それ以上のモチベーションであったりパワーを持って闘わないと今日みたいな試合になってしまうと思うので、自分たちが必ずインカレに行くという強い気持ちを持って取り組みたいと思います。
豊川功治(総4・ジェフ千葉U-18)
(今日の試合を振り返って)前半は自分たちが1週間準備してきたサッカーが上手くはまって、非常に良い流れでできていました。前半ロスタイムの失点は要らなかったですけど、それ以外のところは自分たちのサッカーができていました。ただ、後半は一転して悪いサッカーになってしまったこと、90分通して、自分たちのサッカーをやり切れなかったのが残念だなと思います。(得点を振り返って)前節もそうですけど、先制点を取ったあとにしっかりと畳み掛けるところはいけるんじゃないかっていう雰囲気が今日もありました。前節は後半も締まったゲームができていたので、それを継続できなかったことは残念ですが、点を取った後のチームの雰囲気は非常に良いものを感じました。(警戒しなければいけなかった中野選手に2得点を許したことについて)非常に嫌なポジションを取ってくるなと思いましたし、スピードのある選手でした。対策は取っていたんですけど、どんどん試合がオープンになってきて、個人の能力で守らなければいけないシーンが何度もありました。そこで力負けをしてしまったので、力不足を感じました。(残り1節となったが、今の目標と意気込み)まだ明日の駒沢の試合によって自力か他力かというのがわからないのですが、どっちに転んでもラスト一戦は勝つしかありません。インカレ出場をして、日本一になるという目標達成に向けて、最高の準備をしてチーム一丸となって勝利に向かっていきたいと思います。
多嶋田雅司(商1・國學院久我山高)
(今日の試合を振り返って)初めての試合だったんですけど、そこまで緊張はしなくて、2-4と難しい状況で自分がどういうプレーをすればいいのか分からなくて、シュートを打てる場面も打たなかったりしてちょっと悔しいデビュー戦でした。(どの部分が評価されての試合出場となったのか)僕は技術とかがそんなにあるわけではなくて、走る部分でチームに貢献できればと思ってずっとやってきたのでFWなんですけどディフェンスを前からやるところが自分では評価されたんじゃないかと思っています。(これから試合に出場し続けるために必要なこと)FWなので一番分かりやすいのは得点で、点を決める選手がやっぱり試合に出るべきだと思うので練習試合とかそういうところで決めて試合に出れるようになりたいです。(次節に向けて)明日も試合があるので、しっかりアピールしてチームとしては最近いい雰囲気でやれていたので、1年生とか関係なくて自分から盛り上げてやっていきたいと思います。
片岡立綺(総3・桐蔭学園高)
(今日の試合を終えて) 今日勝てばインカレに近づくという一戦で、 チームもここまで良い流れできていたので、 負けてしまったというのは悔しいです。(試合前の狙いは) 基本的に相手は繋いでくるということが分かっていたので、 練習からプレスのかけ方や、自分たちがポゼッションをする事で、 ゲームを支配できればということを狙っていました。( 落合選手との連携は)(落合)祥也は結構守備に強い選手で、自分は攻撃に強い選手だと思っているので、 そこの役割は結構はっきりしていて、 シーズン当初からやってきているので、 問題なくやれていると思います。(後半になって変わった部分は) 後半から相手の25番が右サイドから左サイドに流れてきて、 それにうまく対応出来なくて、 そこでやられてしまったというのはありますね。( 相手が戦い方を変えてきた中で、どの様に対応したか) 相手が右サイドに人数をかけてきたので、 うちも右サイドに人数をかけて守ろうということを言っていたんですけど、場面場面でどの選手が対応するのかというところが上手くいかなく て、 結果簡単に侵入されて失点してしまったところは反省点だと思いま す。(前節同様、始めに先制しつつもその後失点するという展開だったが) 自分たちが3点取ったらある程度ゲームをコントロールしたと思えるんですけど、2点の状態ではチームとして守るのかまだ攻めるのかという意思統一がまだできてなかったと思います。後半も2-2になってもやることは変えずに行こうということだったんですけど、自分も祥也も含めて少しイージーなパスミスが多くて、 チームとして流れを引き寄せられなかったと思います。( 次節に向けて)他力ではあるんですけど、 勝てばインカレもまだ見える位置にあるので、勝つだけです。
落合祥也(商1・横浜FCユース)
(今日の試合を振り返って)前半は攻守において良い形で自分たちのサッカーが出来ていました。ただ、終盤の失点は自分が20番のマークについていて、遅れてしまったところにボールが入って失点してしまいました。あの時間帯での失点はチームとしてももったいなかったし、それが後半にも響いたと思います。(2点先制したなかでの戦い方は)チームとしては受け身になるとやられてしまうので、勝負を決定づける3点目を狙いに行こうと話していました。(逆転されたあとはリスクをかけて戦ったが)負けている状態でインカレもかかっているので、リスクをかけてでも点を取りに行くというのは良かったと思うのですが、最後の失い方ややり切れなかったことによりカウンターを受けてしまって、正直相手が 外してくれたからこのスコアで済んだと思います。自分たちの最後の質を高めないといけないと思いました。(インカレ出場の可能性も残されています。最終節への意気込みは)実際他力が関わっているので、自分たちに出来るのは勝つことだけですし、最終節に向けて練習からしっかり準備して勝ちに行きたいと思います。
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