全22節の過程を終え、11月13日(日)味の素フィールド西が丘にて閉会式・表彰式が行われた。慶大はリーグ戦第6位・3年連続18回目のインカレ出場という結果でリーグを終えた。最多出場として1年生から出場を続ける望月大知(環4・静岡学園高)、溝渕雄志(環4・流通経済大学付属柏高)が表彰された。
第90回関東大学サッカーリーグ 閉会式
11月13日(日)@味の素フィールド西が丘
第90回関東大学サッカーリーグが閉幕。慶大は「リーグ優勝」を目標に掲げ、昨季から出場を続ける選手がスタメンに名を連ね、大きな期待がかかった。しかし開幕の明大戦ではシュート0で完敗。続く筑波大戦でも競り負け、開幕2連敗と大きく出遅れてしまう。第3節の法大戦でようやく初勝利を挙げるも、連勝することができず下位に低迷。一時は降格圏ギリギリの10位まで順位を落としたが、第7節の順大戦から第9節の早大戦まで3連勝を飾るなど終盤で調子を上げ、5位で前期リーグ戦を折り返す。
後期リーグ戦も慶大は黒星スタートなど上手く波に乗ることが出来ない。首位明大が2位と勝ち点10以上の差をつける独走状態に入ると慶大は目標をより現実的な「インカレ」出場に再設定。その後第18節では明大に敗れ、目の前で優勝を許すなど苦しい戦いが続くが、第20節の早大戦では3点を先制し、ライバルを圧倒。インカレ出場に望みをつなげると、最終節を8位で向かえる。慶大下田グラウンドで行われた桐蔭大との一戦になんとか競り勝ち、逆転の第6位でリーグ戦を終え、3年連続18回目のインカレ出場を勝ち取った。閉会式ではチーム表彰の他に個人賞の授賞式が行われ、慶大からは最多出場として望月と溝渕が表彰された。
3年連続となるインカレ。慶大は1回戦を中国・四国プレーオフに勝利した四国学院大学と戦う。次なる目標は「日本一」。荒鷲イレブンの挑戦はまだ終わらない。
(記事 吉田遼平、撮影 氏家滉登)
◆1部最終順位
1位 明治大学 |
2位 筑波大学 |
3位 日本体育大学 |
4位 順天堂大学 |
5位 法政大学 |
6位 慶應義塾大学 |
7位 専修大学 |
8位 流通経済大学 |
9位 駒澤大学 |
10位 桐蔭横浜大学 |
11位 早稲田大学 |
12位 国士舘大学 |
◆最多出場(1部)
望月大知(慶應義塾大学・4年)
溝渕雄志(慶應義塾大学・4年)
小口大貴(専修大学・4年)
インカレ出場、さらに望月選手、溝渕選手の最多出場おめでとうございます!