【ラクロス(女子)】来季へつながる”WIN THE DAY”!2冠で今季を終える/Vリーグ FINAL横浜国立大戦

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今大会得点王に選ばれた友岡

いよいよ16チームの最後の試合となったVリーグのFINAL横国大戦。相手Gの好守に阻まれながらもAT友岡阿美(政2)のハットトリックやMF加藤博子(経4)のゴールで5−0とリード。後半も友岡のこの日5得点目のゴールやDF内野紗英(商4)のゴールが決まり、11-1で快勝。Vリーグ優勝を果たし、渡邉ひかり(法4)主将の今季は2冠で幕を閉じた。

 Vリーグ FINAL vs横浜国立大

11/20(日) 10:00ドロー 

@大宮けんぽグラウンド

 

前半

後半

合計

慶大

11

横国大

 スタメン

ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高

得点

28

大沢かおり

経2

学芸大附属国際

DF

14

内野紗英

商4

慶應女子

DF

19

中原早紀

経3

慶應女子

DF

62

櫨本美咲

経2

慶応女子

MF

51

石田百伽

経2

慶應女子

MF

65

加藤博子

商4

市川

MF

66

石川のどか

政2

品川女子学院

MF

71

高橋麗加

経2

慶應NY

MF

77

橋本ひかる

政2

慶應女子

AT

廣田靜香

総4

Bishop Kenny

AT

22

清水あも

経2

慶應女子

AT

32

友岡阿美

政2

慶應女子

ベンチ入り選手

ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高

得点

90

富田裕菜

経2

慶應湘南藤沢

DF

87

早川芳

総4

日本女子大附属

MF

望月早紀

法3

慶應湘南藤沢

MF

17

脇坂遥香

経1

慶應女子

MF

45

宮川麻理菜

経1

慶應女子

AT

12

後藤沙季

環3

公文国際

AT

76

染矢磨利佳

政4

慶應湘南藤沢

AT

95

村田葵

経3

慶應NY

渡邉主将(法4)が率いてきた16シーズンもいよいよ最終戦を迎えた。チーム目標の3冠達成とはならなかったが、2つ目の頂のVリーグ制覇へ。FINALの対戦相手は横国大だ。”WIN THE DAY”というスローガンを掲げた今季の集大成となる一戦となった。

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パスを出す廣田

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1年生ながら出場する宮川

霧がかかり、グラウンドコンディションも悪い状況だったが、この日も慶大攻撃陣が今季を締めくくるかのような鮮やかな攻撃で横国ゴールを脅かす。前半2分、MF石田(経2)のパスからMF加藤(商4)が突破し、そのままシュートを決め幸先良く先制する。7分には試合を増すごとに成長が見えるMF石川(政2)がゴールを決める。その後も攻め続けるも相手Gの好守があり、追加点が奪えないでいた。そんな状況を打開したのがFINAL4で5得点を挙げたAT友岡(政2)だ。12分にフリーシュートのチャンスを生かし得点。16分には相手のパスをカットしてそのままシュートを放ち2点目を決める。24分にも得点を入れ前半だけでハットトリックを達成。熾烈を極めるトップチームのAT争いにスピードと抜群の得点感覚で食い込んでいけるか。来季が楽しみになる活躍もあり、前半を5−0で折り返す。

 

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シュートを放つ染矢

後半も慶大が攻めた。3分にMF脇坂(経1)のパスからAT清水(経2)がゴール前に侵入して得点を決める。9分にはフリーシュートから加藤がゴール。そして、10−0で迎えた22分に今年度最後のゴールを決めたのは4年生のDF内野(商4)。右サイドからボールを運び、冷静にゴールに流し込んだ。今大会の MVPに選ばれた内野のゴールで今季を締めくくった。終了間際に一点を奪われるもそのまま試合終了。11−1で勝利し、Vリーグの優勝を決めた。

 

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攻める加藤

16チームのシーズンが終了した。結果としては悔しいシーズンになったかもしれない。ただ、最後の一ヶ月トップチームの敗退の悔しさをサブチームが晴らすべく一つの方向に向かっていった結果が2冠であり、この悔しさこそ来年度日本一への第一歩であることは間違いない。「チームが強くなることを確信した」(早川)。渡邉主将の率いた”WIN THE DAY”シーズンが残したものは悔しさだけではない。伝統ある慶大女子ラクロス部の新たな時代の幕開けを予感させる、大事なシーズンであった。

(記事、写真:森田悠資)

   

 以下、選手コメント

早川芳(総4=日本女子大付属)

(優勝おめでとうございます)トップチームのリーグ戦では優勝できなかったんですけど、準リーグ、Vリーグとしっかり優勝までできたのがよかったです。(今日の試合を振り返って)結果的には得点もしっかり入れられたし、失点シーンもこっちが勝気にいっての失点だったので、来年度以降のチームにもつながると思います。(二冠達成となりましたが)目標は三冠だったので、とても悔しい部分もありますし、数年間成し遂げられていないことなので来年度に期待しています。(今年を振り返って)チームとしては六大学戦で勝ちきれず、早慶戦でも勝てず、リーグ戦でもなかなか勝てなくて、あまり公式戦での勝利っていうのがなかなか成し遂げられなかったのが、序盤のチームの課題だったんですけど、勢いに乗り始めてからはみんなが一つの方向に向かえたんじゃないかなと思います。個人としては最初トップチームに上がれたものの、あまりいいプレーとか理想とする姿になれなかったので結構苦しんだんですけど、最後サブチームの幹部をやらせてもらって、チームをVリーグの優勝に引っ張っていけたのはすごいやりがいを感じたし、下級生にいろんな影響を与えられたのかなと思うので個人としては最終的に満足しています。(4年生の同期に向けて)同期19人いて、いろんな関わり方をしているんですけど、一つの目標に向かって4年間やれたことはすごく感謝しています。まだ引退するという感覚がなくて、これで終わるのが寂しいですけど、このメンバーだったからこそしっかりやることができたので、感謝しています。(後輩に向けて)2年生とかチームの最後の方に力強さを見せてくれて、来年度以降活躍できるな、チーム強くなるなって確信した場面がたくさんあったので、とにかく一人一人が意志を持って毎日練習をして、試合に取り組んでしっかり結果を残すという強い気持ちを持ってほしいです。

 

友岡阿美(政2=慶應女子)

(優勝おめでとうございます)準リーグに続いてVリーグでも優勝することができてよかったです。(今日の試合を振り返って)グラウンドのコンディションとかも良くなくて、グラウンドも狭くて、みんな思うようなプレーができなかったんですけど、最後の最後まで走りきることができてよかったと思います。(今年を振り返って)自分としてはあまり納得いく結果を残せたわけではないんですけど、最後にVリーグで得点王を取ることができて、みんなと一緒に成長ができたなと思います。(来年度以降ATの争いがより熾烈になると思いますが)今トップチームにいるATの選手は自分ならこれが一番できるという武器を持っているので、自分もその武器を見つけて争いにくいこんでいきたいです。(来季に向けて)来年も頑張りますので、応援お願いします。

 

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