【ラクロス(男子)】“RISE”シーズンを終えて/4年インタビュー①

5年ぶりの早慶戦勝利、学生日本一、そして全日本選手権準優勝という素晴らしい活躍を見せてくれた慶大ラクロス部。そして、それを語るに欠かせないのが4年の存在だ。時には精神的支柱として、時には戦術の要として、チームをここまで引っ張り上げた。ついに引退を迎えた彼らだが、今回はシーズン最終企画として、ラクロス部での4年間や後輩に託す思いについて語ってもらった。

 

 

「もっと試合に出場したかった」

AT栗林良行(4・慶應義塾)

 

dsc_0435-2(最後の一戦を終え、今のお気持ちは)終わったんだなという気持ちが強いです。私は他の4年生と違い今シーズンから試合に出始めので、もっと試合に出場したかったなと思います。FALCONSとの戦いを振り返って)ただただ実力不足だったのかなと思います。 (ラクロス部での4年間は、ご自身にとってどんなものでしたか)とても一言では表現できないほどに刺激的で充実したものでした。毎シーズンごとに色んなものを吸収することができ、大きく成長することができたと思います。(今年の4年生はどのような代でしたか)1人2人の中心的な人物がチームをリードしていくというよりは、4年生1人1人がチームに対し明確で同じようなビジョンを持つことにより今年の慶應ラクロスを引っ張っていたと思います。(山田主将へのメッセージをお願いします)今年は慣れない事も多く大変だったと思うけど、主将という大事な役割を果たしてくれたことに感謝しています。(部での生活で印象に残っていることは全大FINAL4の名古屋大学戦です。実力差はありましたが、負けたら引退という試合でスタメンを任されたこと、そして自分の活躍によりチームを勝利に導けたことが印象深いです。(引退後もラクロスに携わる予定はございますか)来年の環境がどのように変化するか、まだわかりませんが。もしラクロスを続けられるような環境であれば、引退後も関わっていきたいと思っています。(来年以降、後輩に期待することは)チームに期待することは日本一です。個々の選手は、同じポジションのATの選手全員に期待していますが、特に一緒にプレーした3年の井上君、さらに1年生の小林君、山口君には2017年が飛躍のシーズンになることを期待しています。

 

 

「純粋にラクロスを楽しむことができました」

AT野上力(4・慶應湘南藤沢)

 

dsc_0472-2(最後の一戦を終え、今のお気持ちは)清々しいです。私が持てる力を全てフィールドに出し切ることができました。そして最終戦に向けてやれることはやりきったと胸を張って言えます。そのため私は後悔せずに気持ちよく引退することができました。試合が終わったあと、結果がどうであれ笑顔で引退すると決めていたのでそれができて良かったです。FALCONSとの戦いを振り返って)正直最後まで勝てると思っていました。しかし細かいところでいつも通りいかなかったことが敗因だと思います。大舞台の雰囲気にのまれ普段通りのプレーができるまで時間がかかってしまった選手、普段入るシュートが入らない選手、普段より力が強いDFから逃げてしまう選手、これらの積み重ねで最終的には負けてしまったと思っています。普段通りの実力を全員が出すことができれば勝てたと思います。しかし、同時に常に普段通りを出す難しさも知ることができた試合だと思います。もしいつもの力を発揮できず後悔している後輩がいたら、普段の練習から試合を想定し覚悟を持ってやってほしいです。その積み重ねが最後の最後に力になると信じています。(ラクロス部での4年間は、ご自身にとってどんなものでしたか)この4年間は私に取って夢のような時間でした。どんなに苦しくても一緒に乗り越えていける同期、道が分からず困ったときに道標になってくれた頼りがいのある先輩方、バカだけどまじめで可愛い後輩たち。たくさんのかけがえのない仲間に出会えることができました。そして本当に楽しい日々を送ることができました。ラクロスに出会い、徐々に上手くなっているのが実感できたこと、チームメイトとともに勝利を分かち合ったこと、飲み会で馬鹿みたいに騒いだことと数え切れません。特に最後の一年間は本当に楽しかったです。私が理想としていた「楽しいラクロス」を実現できる環境と一人一人が考え責任をもって行動する集団になっていたことが何よりもうれしかったです。信頼できる大好きな同期と可愛い後輩に囲まれ純粋にラクロスを楽しむことができました。(今年の4年生はどのような代でしたか)みんなが優しくて楽しい、仲の良い代でした。そして全員が日本一に向けて努力し貢献してくれた自慢の仲間です。試合中にボールを自分まで繋いでくれる頼りになる仲間。試合に出ることができなくても率先してコーチやそれぞれの立場で頑張り後輩を引っ張ってくれた仲間。いつでも支えてくれたマネージャーやスタッフ陣。練習に出ることができなくても影からサポートしてくれた仲間。私にとって全員が誇りであり、大好きな同期です。(山田主将へのメッセージをお願いします)山田はラクロス面以外ですごく苦労していたと思うので、本当にお疲れ様です。やっと肩の荷が下りて毎日が楽しいのではないでしょうか。また、主将という責任感からラクロスが今年一年でものすごく上手くなったと思います。フィールドでもフィールド外でもとても頼りになる存在でした。来年も慶應ラクロスを彼に任せられるので安心しています。(部での生活で印象に残っていることは 練習後のアフター(自主練時間)が一番記憶に残っています。ここで普段練習や試合で使わないようなシュートや技術を練習していました。問われるのは発想力のみであり、原点である「楽しさ」を取り戻してくれる時間でした。しょうたさんやじゅりさんといった偉大な先輩方から受け継ぎ、私もこの心を忘れずにアフターに取り組んできました。ぜひ後輩たちにも受け継いでほしいです。(たくちゃん、頼んだぞ)(引退後もラクロスに携わる予定はございますか)仕事の両立にもよりますが、社会人になっても続けたいと思っています。(来年以降、後輩に期待することは)とにかく楽しむこと。楽しいから上手くなりたいと思うし、ラクロスに熱が入ると思う。特に4年生はチームを背負う責任によって楽しさを忘れてしまう可能性があるので注意してほしい。チームを引っ張る人間が楽しくないということはその下の人間もきっと楽しくないと思っているはず。厳しさも必要かもしれないが楽しくないとチームはまとまらない。個人も上手くならない。楽しむことを忘れず全力で頑張ってください。もちろん最後に日本一になって終わった方が楽しいに決まっているので、ぜひ日本一になってください!

 

 

「山田を日本一の主将にしたかった」

DF北川拓(4・慶應義塾)

 

dsc_0834-2(最後の一戦を終え、今のお気持ちは)正直かなり悔しいです。勝てる試合だったと思います。今でも最初のクリアをパスミスしなければと考えたりします。DF陣は1年間僕についてきてくれてありがとうございました。FALCONSとの戦いを振り返って)勝てる試合だったと思います。3Qの5-7で2点差になった時はいけると感じました。ただプレーの精度であったり、個人能力が特に高い選手に対しての対応だったりが意識しているつもりでもまだまだ甘かったです。最後の試合にして、ずっと言ってきたこと活かされたDFができていて、その点に関しては嬉しかったです。(ラクロス部での4年間は、ご自身にとってどんなものでしたか)毎日が最高の日々でした。あまり好きじゃなかった練習やトレーニングやミーティングも今では仲間と日本一を目指した良き思い出だと思います。(山田主将へのメッセージをお願いします)塾高の頃から7年間ずっと引っ張ってきてくれてありがとう。早慶戦の残り1分で追いついたシュート今でも覚えています。主将としてのプレッシャーがありながらも、今年一番成長したのは山田だと思っています。プレー以外のことも今年はいろいろあって大変だっただろうけど、僕らにはプレーに集中させてくれて、感謝しています。そんな山田を日本一の主将にしたかったです。最高の主将でした。(部での生活で印象に残っていることは シーズン初めの同期でのミーティングです。ここでほかの4年生の日本一への想いを聞け、一丸となって日本一を目指すことができました。(引退後もラクロスに携わる予定はございますか)携わりたいです。(来年以降、後輩に期待することは)日本一になって欲しいです。後輩たちにこの間の試合がどう映ったかわからないけど、FALCONS相手にも十分勝てることチャンスがあると分かったと思います。今年の結果を活かし、必ずや日本一になって欲しいです。

 

 

「みんな内には熱い気持ちを持っているのに、シャイだからクールなふりをしている」

DF岡村佳祐(経4・慶應義塾)

 

dsc_1372-2(最後の一戦を終え、今のお気持ちは)悔しいという気持ちと、4年間やりきった達成感と半々です。FALCONSとの戦いを振り返って)内容的にこの4年間の中でファルコンズに最も近づけた試合だと思うので、とても悔しいです。個々が積極的に勝負を仕掛けて行けたことは良かったと思いますが、最後は経験の差が出てしまったと感じます。(ラクロス部での4年間は、ご自身にとってどんなものでしたか)学年が上がっていくにつれ、より多くの人に支えられていることをより実感するようになりました。また、ほとんどのことを学生のみで考えて実行するため、一つ一つの行動が日本一につながっているのか、常に目標を見据えた上で行動することができ、非常に充実した4年間でした。(今年の4年生はどのような代でしたか)みんな内には熱い気持ちを持っているのに、シャイだからクールなふりをしている。そんな代です。(山田主将へのメッセージをお願いします)普通部の頃は一緒に日本一の舞台に立つなんて想像もつきませんでした。一年間ありがとう!(部での生活で印象に残っていることは よく寝坊する東川くんを毎朝ラインで起こしてたことです。(引退後もラクロスに携わる予定はございますか)プレーする予定は今のところないですが、自分を育ててくれた慶應ラクロスにら何らかの形で恩返しができたらなと思います。(来年以降、後輩に期待することは)慶應らしい華のあるラクロスをして、日本一を取ってもらいたいです!

 

(取材・下川薫)

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