【ラグビー】シーズン開幕特集第1弾!中村京介副将×堀越貴晴副将

4月23日(日)、関東大学春季大会が開幕する。昨季の慶大は順位こそ4位に終わったものの、明大や帝京大といった強豪校をあと一歩のところまで追い詰めるなど、内容面では確実なチーム力の向上を感じさせた。迎えた今季。主将には同期全員による話し合いの結果、佐藤大樹(総4・桐蔭学園)が主将として指名された。そして副将には中村京介(文4・明和)と堀越貴晴(総4・茗渓学園)が就任し、3年ぶりの副将2人体制となった。「(一人一人の)個性が強いが、まとまるときはまとまって凄い力を発揮する」(中村)という佐藤組の4年生。そんな最上級生が牽引する今季のチームはどういった熱戦を演じてくれるのだろうか。新体制、現在のチーム状態、そしてラストシーズンにかける思いについて、第1弾では堀越副将と中村副将のインタビューをお届けする。(この取材は4月6日に行われたものです)

 

終始和やかな雰囲気で対談は行われた

 

(中村について)日頃から常に自分に厳しくやっていて、チームを引っ張っていこうという意識をグラウンド内外で感じますね。(堀越)

 (堀越について)「BKでは一番頼りになる選手。でも、ちょっと時々ぐだ〜ってしているところがありますね。私生活の面で(笑)」(中村)

 

——まずは副将就任の経緯をお聞かせください

 

中村今年は主将を同期の全員で選んで、副将は主将とヘッドコーチで相談して決めました。

 

堀越どういう話をしたのかというのはあまり詳しく伝わっていないんですけれど。

 

中村監督から呼び出されて、「やってもらおうかな」と言われました。

 

 

——そのときヘッドコーチとはどういったお話を

 

中村僕は「何よりもキャプテンの味方に立ってほしい」という話をされました。何よりも幹部でよく話して、幹部としてこうしたい、という方向性だけは間違えないでほしいと。幹部で話し合って決めたことをそのままきっちりチームに伝えるということだけはしっかりしてくれと言われました。

 

堀越僕も同じことを言われたんですけど、それに付け加えると僕は昨年試合に結構出させてもらったので、グラウンドでチームを引っ張るということを意識してやるように言われました。

 

 

——中村副将から見た堀越副将、堀越副将から見た中村副将はどんな人物ですか

 

中村プレーの面では本当にすごくて、BKでは一番頼りになる選手です。試合中声も人一倍出していますし、プレーも人一倍すごいんですけど、ちょっと時々ぐだ〜ってしているところがありますね。私生活の面で(笑)。

 

堀越すごく真面目で、自分にないものを持っています。僕は京介が言ったように、グラウンドでプレーしているとき以外はあんまり自分に厳しくすることはしないんですけど、(中村副将は)日頃から常に自分に厳しくやっていて、チームを引っ張っていこうという意識をグラウンド内外で感じますね。

 

 

——お二人から見て、佐藤大樹主将はどういった人物ですか?

 

中村チームの中で誰よりも正しいプレーができる選手ですね。

 

堀越実績も残してる。

 

中村その上で発言力もあって、この代の中心って感じですね。大樹が言ったらそうみたいな。

 

 

——主将とはチーム作りに関してどういった話をしましたか

 

中村今年の代はグラウンドに立つ15人だけじゃなく、ベンチのメンバーだったり、スタンドで応援してくれるみんなだったり、全体で一体感をもったチームを目指そうというふうに進めています。

 

 

——一体感と言えば昨年は「One Team」というスローガンをチームで掲げていましたが、今年のスローガンは

 

中村今年はスローガンっていうスローガンが無いんです。

 

 

——それはどうしてでしょう

 

堀越ふさわしい言葉が無かったんですね。スローガンを決めようっていう話し合いはしていたんですけど、キャッチフレーズが出てこなかったというか。

 

——それでも自分たちの中でやりたいことが共有できれば問題ないんじゃないかと

 

中村堀越そうですね。

 

 

——幹部同士できっちり連携を取っていく上で大切にしている、したいことはありますか

 

中村よく話すことは意識していて、3人でお風呂に入ったり、3人で喋ったりというのは意識してやっていますね。

 

 

——4年生はどういったカラーの学年でしょうか

 

中村個性の強い選手が多いので、まとまるときはまとまって凄い力を発揮するんですけど、ばらばらのときは本当にばらばらって感じですね。

 

——個性が強い、というのはプレーの面で感じることなのか、それともそれ以外で感じることでしょうか

 

中村キャラ、って言うんですかね。キャラが強い選手が多いです。

 

堀越話し合いなんかしていても、結構意見がバラバラですね。

 

——普段から意見をぶつかわせて物事を決めていく感じだと

 

堀越そうですね。

 

 

 

——昨季はお二方にとってどういったシーズンになりましたか

 

中村僕は今までAチームの試合に出ることがなかったんですけど、昨季にやっと試合に出ることができて、上のグレードを知った、じゃないですけど、Aチームの戦いを感じることができたと思います。今までだとフィジカル面やスキル面で結構かけはなれていたところがあったんですけど、そういった強いチームと試合ができたことは凄く良い経験になっていると思います。

 

——自分の中でAチームの試合でも通用するという手応えは感じられましたか

 

中村そこはちょっとまだまだという感じなんですけど。通用する部分もある一方で通用しない部分もあって、ここからここを伸ばしていけばいいのかなという道は見えてきたのかなと思います。

 

——堀越選手は昨秋の公式戦、全試合でフル出場しました

 

堀越やっと、自分が入学していたときに思い描いていたシーズンを送ることができたというか。もちらん悔しい部分もありますけど、1、2年の時と比べればだいぶ満足のいくシーズンだったと思います。

 

——対抗戦4位、大学選手権準々決勝敗退っていう結果についてはどのように受け止めていますか

 

中村僕は出ていなかったので何とも言えないところがあるのですが、スタンドで見ていた感じだと、去年はスタンドも合わせて一つのチームなんだ、という意識が全体にあったように思います。一昨年や一昨々年はスタンドの中の一体感が今一つ欠けていたように感じたんですけれど。みんながすごく声を出して応援していて、負けたときは一緒になって悲しんでいました。

 

堀越自分の中ではもっと上を目指せたのかなという気持ちがあります。特に明大、早大との試合では試合の中で悪い部分を修正できなかったのですが、実力的には勝っていてもおかしくないポジションにはいたと思います。

 

 

 

——秋は善戦を演じながらも、あと一歩のところで勝てない試合が続きました。その要因はどういったところにあったとお考えですか

 

堀越要因は二つあって、一つは後半のフィットネスの部分で、結構慶大は最初からフル回転でファイトするっていうのをずっと繰り返しているのですが、どうしても最後の10分は判断力が低下してしまっていて。ディフェンスのセットがあと何歩の距離が届かなかったとか。前半までできていたことが、そのコンマ何秒の差でできなかったというのは、やはり詰めが甘かったかなと思いました。

 もう一つは、一回試合の流れを向こうに持っていかれたときに、どうやって流れを取り戻すのかというところですね。明大戦は後半流れを持っていかれたのですが、早大戦はどちらかというと前半からずるずる80分間ずっと早大のペースでいってしまいました。天理大戦は最初の10分間に2トライ取られてしまって。悪くなった流れを自分たちの流れに持ち返すにはどうしたらいいかを、もうちょっと考えていかないといけないと思いました。

 

 

——昨季プレーの中で得られた収穫、または今季課題として修正していきたい部分はどういったところにありますか

 

堀越アタックの判断やパスの部分は十分チームを流れに乗せることができたかなと思っています。課題はBKで流れを変えるタックルですね。ただ一応止めているというだけのタックルが昨季は多かったので。

 

——それはチーム全体として、それとも個人としてですか

 

堀越チームとしても個人としてもです。やっぱりBKに相手が回してきたときに、スペースがあっても、しっかり前に出るディフェンスをもう少ししていかないと、さっきも言ったように流れを変えることはできないと思っています。ただ止めていても相手に継続されてしまうので。去年はFWのところでそういった前に出て流れを変えるディフェンスがよくできていたので、今年はBKでもそれができるようにしていきたいです。

 

中村僕はシーズンを通して、プレーの数はチームの中でも多かったのですが、バックローというポジションなので、ボールを取りきるところまで持っていかないといけないと思いました。シーズンの後半はたまに取れる試合もあったのですが、それをずっと各試合同じようにボールを取るというところを意識して今季はやっていきたいです。

 

 

 

——最終学年を迎えて、これまでの3年間と比べて意識の変化はありますか

 

中村悪い言い方をすると、昨年までは自分だけが頑張っていれば良かったのですが、この立場になって周りのことも気を配るようになって、私生活も人一倍気をつけた生活をしなきゃいけない、というのを意識してやっていますね。

 

——具体的に変えた、変わったという部分は

 

中村特に大きく変わった部分はないのですが、遅刻だったり落ちているごみを拾うのだったり、自分の行動が下級生に与える影響の大きい立場になったので、下級生に見られて恥ずかしくない行動を常に取らないと、とは常に思っています。

 

堀越僕はあんまり逆になくて。今それを変えろとコーチとか大樹や京介に言われているんですけど(笑)。なので取り組んでいる途中です。

 

中村(笑)。

 

——(笑)。そう言われたことに関して自分の中でどのように受け止めましたか

 

堀越うーん……。まあ僕も基本結構自分中心な性格なんですけれど。ラスト1年間、もう1年も無いくらいなので、それぐらいは意識してやろうと思います。

 

BKの要としての活躍が期待される堀越

 

——オフシーズン中のトレーニングについて伺います。2月から3月にかけて3週間、4つのグループに分けてウエイトトレーニングに集中的に取り組んだということで、2人はそのリーダーを務められたということですが、チームのフィジカル面での向上は実感できていますか

 

中村そうですね。各グループでフィジカルリーダーを決めて、そのリーダーが中心となって、テーマを持ちながらウェイトを進めていました。僕らのチームだと、「1セット1セットのクオリティーを上げよう」をテーマに設定していて、補助の選手がトレーニング中の選手の限界を引き出すように、4年生から声を掛けながら行っていました。結果MAXの値が向上してきた選手も多く出ました。

 

——グループ分けはポジションで決めたのでしょうか

 

中村ポジション・学年を考慮しながら、僕ら3人と学生コーチで相談して決めました。

 

——ご自身の中での変化はありましたか

 

中村はい。ただフィジカル面の強化という側面ももちろんあったのですが、下級生の多いチームでグループを縦割りで組んだことによって、4年生になった、という意識を4年生全体に広げる良い機会になったと思います。今までは自分で頑張っていれば良かったけど、最上級生になってこれからは周りを見なきゃいけない立場にあるんだぞと。

 

堀越単純な伸び率だと昨季の方が、元が低かった分高かったですね。昨季は時間が有り余っていたので、自主ウェイトの時間も長く取れていましたし。ただ今季も体重は意識して増やしていて、今度はその増やした体重分動けるようにするというのが、今の課題かなと思います。

 

——新チーム発足からここまで、練習での手ごたえはいかがですか

 

中村最近になってやっとコンタクトのレベルがどんどん上がってきて、試合に向けたトレーニングに入ってきたという感じです。それまでは基礎の練習が多かったのですが、いよいよだな、と。

 

堀越メンバーが昨季から変わったところは、阿吽の呼吸というか、そういった連携のレベルになるにはもう少し時間が必要かなと思うのですが、昨季からトップで何試合も出ていた人もBKは特に多いので、そういった選手とはやはり経験値もあってコミュニケーションも取りやすいですね。結局のところ試合してみないとわからないですけど、早く試合してみたいという思いです。

 

——なるほど。現在のチームの雰囲気はどうでしょうか

 

中村:悪くないと思います。

 

堀越雰囲気が悪いとかって、意外と上に立つと見えないというか。

 

——そういうものなんですか

 

堀越下の選手の中には、少し違うなと思っている選手もいるかもしれないですね。まあでも、ミスの多い日は雰囲気は悪いかな。

 

——それはある程度致し方ないですよね

 

中村まあでも、みんなコミュニケーションは結構取っていると思います。ここまで縦割りでやってきた分、接する機会が増えて、コミュニケーションのしやすい環境だと思うので、そういう部分では良くなってきていると思います。

 

 

——チーム全体として今季はどういったラグビーをテーマとしてやっていきたいと考えていますか

 

中村チームは昨季と同じくディフェンスが根幹にあって、「ラブ・ディフェンディング」といって、ディフェンスをもっとポジティブに考えよう、というのとアタックに関しては、「判断」をテーマに掲げてやっています。

 

——ディフェンスをポジティブに考えよう、というのは具体的にプレーとしてどういったことを行うのでしょうか

 

中村「ディフェンスを好きになる」ではないのですが、ディフェンスに対しては「ディフェンス嫌だな」という気持ちではなくて、「ディフェンスで相手のボールを取り返そう」といったような、どちらかというと前向きな気持ちを持って、ディフェンスに取り組むようにしようということですね。去年もずっとディフェンスをテーマにやってきて、その2年前、1年前より結果としてディフェンス力は向上したので、それを絶対落とさないようにと。それにプラスして、アタックでは「判断」を大事にしていこうということで、判断を多く迫られるような練習が上手く組み込まれていますね。

 

堀越アタックについて補足すると、昨季FWはゲインラインを前に出て、横に回すのはBKというように役割が区別されていたのですが、今季は相手スペースを見て、FWでもパスを出すし、BKもパスだけではなくどんどん前進するというのを意識してやっています。

 

 

——理想的なゲーム展開として、どういった勝ち方をしたい、というのはありますか

 

中村僕らは大量に点が取れるチームではないので、守って守って少ないチャンスの中でそれを確実に得点に結びつけていく、という勝ち方を目指しています。

 

堀越僕個人的にはキックパスとか、観客が沸くプレーをして勝ちたいですね。

 

中村できる選手だからね、それが。

 

——グッと流れを持って行けますもんね

 

中村チームとしては、そういう感じですね。

 

最終学年でのスタメン入りを誓った中村

 

——現段階での戦術面の理解度についてはいかがですか

 

堀越昨年と大きく変わるところは少し時間をかけてやっています。逆に昨季と変わらない部分に関してはそんなに時間をかけていません。

 

——今季新たに戦術的に取り入れているものはありますか

 

堀越相手にキック蹴られたとき、それと自分たちがボールを取り返したときのアタックの動きですね。

 

中村はっきりと決めていなかったので、こういう規律をもってアタックする、というのを決めました。

 

堀越これまではキックを蹴られたときやターンオーバーしたとき、みんな結構バラバラの位置にいて、その後のプレーは各自の判断に委ねられていた部分が大きかったのですが、基本的にこういうプレーを心がけましょう、というようなセオリーというかガイドラインを定めて、それを元にしながら判断するようになりました。例えば今までであればFWの選手がボールを取り返したとき、チャンスが外にあるにも関わらず、とりあえずボールを持ったから前に突っ込むというパターンが多かったところを、周囲を見てパスを選択するようになって。よりチャンスも広げやすくなったという感じです。

 

中村決まりの中で判断するという感じですね。

 

 

——今季も引き続き慶大は「打倒帝京・大学日本一」という目標を掲げています。それを達成するために今後克服していかなければならない課題はどういったところにあるとお考えですか

 

中村やはりフィジカルでは帝京大に劣っている部分があります。でも昨季の試合を見る限り通用している部分も結構あるので、勝ち切れなかった部分を、今季新しく加わったメンバーがどれだけ昨年を上回れるか。もちろん今までやってきたメンバーもどれだけ伸びていけるかといったところが重要になってくると思います。

 

堀越フィジカルは永遠についてまわる課題で、他は一人一人の判断力とか、みんなが戦術をいかに理解していくかが重要になってきます。多くの選手が試合をどんどんこなしていくなかで、1試合1試合勝ちを目指すだけじゃなくて、経験や自分のプレーの判断がどうだったのかの振り返りなど、そういった次に繋げられるものが必要だと思います。

 

中村昨季はどちらかというと、けが人が出たことで戦力が下がってしまいました。今年は色んなチームの選手が上のチームの試合に出ることで、みんなが経験値を得て、層を厚くしていこうという感じです。

 

——逆に昨季良くて今季継続的に取り組んでいきたいことはありますか

 

中村ディフェンスの部分ですね。昨季はディフェンスのセットやタックルの成功率で、凄く良い数値が出ている試合もあったので、その数値を全部の試合で出せるようにしよう、と言っていますね。この試合ではできたけど、あの試合ではできなかったというのを無くそうという感じです。

 

 

——今季からトップチームに絡んできそうな、お2人一押しの選手はいますか

 

堀越南翔大(総3・常翔学園)や豊田康平(総3・國學院久我山)ですね。

 

中村出てはいたんですけど、山中侃(商3・慶應義塾)、川合秀和(総2・國學院久我山)はやっぱり凄いなと思いますね。

 

——川合選手はレギュラー争いの相手になりますが

 

中村そうですね。大変ですね(笑)。

 

 

 

——春季大会の目標を教えてください

 

中村僕個人的にはAチームで出ることが確約されているわけではないので、個人でその分良いプレーをしないといけません。各個人目標があって、僕の目標だとABタックルを90%、ターンオーバーを1試合に2回をヘッドコーチから設定されていて、それを確実に達成していきたいなと思っています。

 

堀越慶大は対抗戦4位でグループBに入るので、確実に全勝して終わるのと、昨季は春も秋も試合に出ることで精一杯だったので、誰が見てもあいつが中心選手だなとマークされるぐらいのプレーの質を見せていきたいと思います。

 

 

——ラストイヤーとなる今年一年、個人的にテーマとして掲げたいことは

 

中村試合に出ないと何も言えないじゃないですけど、この立場として出ないといけないとは思うので。競争率は高いのですが、まず自分が試合に出て、その中で日本一という目標に向けて、どれだけ良いパフォーマンスができるかに対して、全力で取り組んでいきたいと思います。

 

堀越高いレベルを楽しむって感じですね。ずっと小学校からラグビーをやってきて、中学・高校は関東や全国を戦って、全力でやるのは多分最後になるのかなと思うので、ラグビー人生の集大成を見せられれば良いなと思っています。日々こうしたいっていうのはないんですけど、一試合一試合、本当に試合数も数えられるくらいだと思うので、そこを意識してやりたいと思います。

 

——最後に、応援してくださっているファンの方々へのメッセージをお願いします

 

中村昨季は良い試合ができても、勝ち切るってことができなくて、ファンの皆様に喜んでいただくってことができなかったので、今季はしっかり勝ち切るということを意識して、日頃応援してくださるファンのみなさまに喜んでいただけるよう、日本一という目標を達成したいと思うので、今年1年、応援よろしくお願いします。

 

堀越ディフェンスでは今まで通り、慶大らしく低く前に出て圧力をかけていきたいと思います。アタックに関しては今までの慶大以上にクレバーに頭を使いながら、これまで見せてこなかったスキル面での華やかさ、みたいなものを見せていければ良いなと思っているので、そこにぜひ注目して、応援よろしくお願いします。

 

——ありがとうございました!

 

(取材・編集:江島健生 写真:内田貴啓)

 

 

 

◆中村京介(なかむら・きょうすけ)

 

1995年12月26日生まれ、21歳。愛知県・明和高出身。文学部4年。ポジションはフランカーとナンバーエイト。身長173センチメートル。85キログラム。

 

◆堀越貴晴(ほりこし・きはる)

 

1996年2月22日生まれ、21歳。茨城・茗渓学園高出身。総合政策学部4年。ポジションはセンターとフルバック。身長176センチメートル。体重84キログラム。

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