【バスケ(女子)】1年生も臆せずプレー/第23回(女子)慶関バスケットボール定期戦vs関大

昨年の秋、リーグ戦で勝ち星を重ね見事3部昇格を決めた慶大女子バスケットボール部。心強いスタート陣が引退・卒業してしまったものの、フレッシュな1年生も加わり新たなスタートを切っている。23回目となった関大との伝統の一戦で、格上の関大相手にどこまで自分たちのプレーをやりきる事ができたのだろうか。

2019/05/12(日) @関西大学千里山キャンパス東体育館

第23回(女子)慶関バスケットボール定期戦vs関大

 

Q

Q

Q

Q

合計

慶大

16

2858
関大15

24

23

23

85

慶大スターティングメンバ

 

#4 梅木理沙(経4・慶應女子)

 

#7 頃末沙樹(理4・慶應湘南藤沢)

 

#10 小福川莉奈(法3・慶應NY)

 

#14 武藤怜(商2・成蹊)

 

#15 眞尾瞳(商2・浦和第一女子)

1Q開始早々に関大に先制を許しそのまま連続得点を決められてしまう。なかなか自分たちの流れを作る事ができない中、武藤が3ポイントを決めあとに続くように眞尾が得点。中盤得点の入らない時間が続く中でもルーズボールに飛び込むなど意地を見せた慶大。試合終盤に再び武藤・眞尾が連続得点を決めると、それに続いてルーキー川俣乃英(商1・国立)が自らのリバウンドからセカンドチャンスを獲得。16―15と僅かなリードで第2Qへ。

ゲームを支えた頃末

1Qで得点を決めた川俣に触発されたのだろうか。2Q開始後慶大最初の得点を決めたのは林えみり(理1・慶應女子)だった。しかしこれが幸先の良い出だしとはならず慶大はここから得点の入らない時間が続く。タイムアウトで立て直しを図り梅木が3ポイントを決めるもののゴールまでが遠く16点ビハインドで後半へ。

 

3Q、これ以上点差を広げられない慶大は頃末の3ポイントで後半をスタート。直後眞尾がレイアップを決め流れに乗る。オフェンスのリズムが整った慶大は武藤がスティールを奪うなどディフェンスでも積極的なプレーを見せる。しかし関大にインサイドでの攻撃やファストブレイクを幾度となく許してしまい、30―62と点差を広げられ最終Qへ。

眞尾は攻撃力でチームに貢献

最終Qこのまま食い下がるわけにはいかない慶大。林がインサイドで得点を決める。その後は眞尾が3ポイントを決め、林のアシストを受けて再びインサイドで得点するなど奮闘。眞尾と林が軸となり攻撃を展開していく。コート上での連携も整い始め、梅木のスティールから小福川が速攻をものにし点差を縮めていく。最後はこの日大活躍の眞尾が3ポイントをブザービーターで決め58−85で試合を終えた。

存在感を示した武藤

格上の相手に実力を見せつけられながらも健闘した慶大。眞尾の活躍や頼れる1年生の登場でこれからの試合に期待が膨らむ。1ヶ月後に控えた早慶戦、そして昇格し新たな舞台でのスタートとなるリーグ戦とこの先も厳しい道のりが続く。明るさを忘れない主将のもと花開く日が楽しみだ。

(記事:船田千紗、写真:染谷優真)

梅木理沙(経4・慶應女子)

――試合をふりかえって

もちろん強い相手ではあったのですが、今年のリーグで4勝するという目標を掲げている以上は、もう少しいい試合をしたかったという思いがあります。ただ下級生は1対1を考えてくれたし、シュートも決めきってくれたので頼もしいと思いました。4年生として上級生としてプレーで貢献したかったという気持ちです。

――1年生ものびのびとプレーしていたが

今年の目標が「コートに立ったら学年は関係ない」というのをずっと言っているので、今はのびのびとやって欲しいのですが、コートに立つ以上学年関係なく責任を持って全員の思いを背負って貢献できるようにしたいと思います。

――足を痛めていたようだが

1週間前に怪我をしてしまったのですが、最後の慶関戦だったので出られて良かったです。

――早慶戦に向けて

早慶戦は今日よりも厳しい試合になると思うのですが自分たちがやらなければいけないことは変わらないので、そこをしっかりやりつつ最後の早慶戦楽しみます!

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