5月11日、早慶アイスホッケー定期戦がKOSE新横浜スケートセンターで開催された。現役戦のピリオド間で早慶両校のフィギュア部員によるエキシビションが行われた。慶大からは佐々木花音(文4・相模原中等教育)が登場。エキシビションナンバーを披露し
第1ピリオドと第2ピリオドの間のインターバルに慶應のフィギュア部員によるエキシビショ時間が設けられた。佐々木が披露したのは、このエキシビションのために用意したプログラム、映画ララランドだ。多くのスケーターが使用している曲を彼女も滑ってみたかったと話してくれた。映画をイメージさせるイエローの衣装は佐々木の母がこの日のために作ったという。
立ち見が出る程の満員のスケートセンターの中、いつものように部員に送り出され、スタート位置についた。ピアノの音色から演技が始まる。足を上げるスパイラルでは、客席から歓声が起こり、徐々に佐々木の演技に皆が見入りはじめた。アップテンポのおなじみの曲調に切り替わると、会場はより盛り上がりを見せる。スピンやステップ、そして3続ジャンプも決めた。満員の客席の中、終始笑顔で滑りきった。
(記事・写真:高井真衣)
以下、手コメント
佐々木花音(文4・相模原中等教育)
ーー今日の演技を振り返って
あんまり曲かけの練習もできずにやったので、結構アドリブなところもあったんですけど、大勢の観客の前で滑れて、楽しく滑れたなと思います。
ーー初めて早慶戦エキシビションでしたが雰囲気はいかかでしたか
いつもの試合とはやはり全然違っていて、こんなに客席が埋まっていることもそうそうないなので、ちょっと不安に思うことはあるんですけど、何も気にせずに自分の思うように楽しく滑れたのが良かったなと思います。
ーーこのプログラムは新プログラムですか
今回のために編曲して、衣装も母親が作ってくれてという感じです。
ーー選曲理由
ずっとちょっと滑ってみたいなと思っていたのと、盛り上がる曲がいいかなと考えたら、一致してるなって思って、ララランドで滑ろうって考えました。
ーー誰が振り付けしたのですか
自分でやりました。
ーー次試合に向けて
大学生では大きな大会で、大学生としては今年度初戦なので、自分の今できるベストを尽くせるようにしたいなと思います。