【バレーボール】対応力を発揮し、無傷の開幕4連勝!/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 第4戦 vs中央学院大

2019年度 バレーボール

 

活躍を見せたLi永田(写真中央)

見事に開幕4連勝を飾った。慶大は第1、2セットを連取し、流れに乗る。しかし、第3セット序盤に相手の強烈なサーブに苦戦。このセットを落とし、嫌な流れが立ち込める。しかし、第4セットはLi永田将吾(総2・高松)が好レシーブを連発し、嫌な流れを払拭。流れを取り戻した慶大がこのセットを勝ち取り、セットカウント3-1で勝利を収めた。

 

 

2019年9月15日(日)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦

第4戦 慶大×中央学院大

@亜細亜大学体育館

 

得点

慶大

セット

中央学院大

25

22

25

16

21

25

25

20

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

26

谷舜介(環2・徳島城東)

WS

23

小出捺暉(環2・駿台学園)

MB

15

加藤靖丈(商2・慶應)

OP

マルキナシム(総4・川越東)

WS

吉田祝太郎(政3・慶應)

MB

12

清水柊吾(総3・広島城北)

Li

17

加藤真(商3・慶應)

永田将吾(総2・高松)

途中出場

宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)

29

高倉真古都(商1・慶應)

 

 

活躍を見せるLi永田(写真中央)

第1セット、序盤に3連続得点を許すなど、重苦しい展開で試合が始まった。この雰囲気を変えたのは吉田祝太郎(政3・慶應)だった。強烈なスパイクやノータッチサービスエースなどで得点を挙げ、慶大を盛り上げる。中盤、互いに点を取り合う展開が続く。マルキナシム主将(総4・川越東)のスパイクと相手のミスで慶大がブレイクに成功。すると即座に相手がタイムアウトを要求する。タイムアウト明け、逆に慶大が連続得点を許す。すると今度は慶大がタイムアウト。互いに流れを相手に渡したくないという思惑が垣間見える展開となった。セット終盤、吉田のインナーへの華麗なスパイクなどによって流れをつかんだ慶大は、このセットを25ー22で奪う。

 

 

スパイクを決めるOPマルキ主将

続く第2セットでは、吉田と小出捺暉(環2・駿台学園)が見事な活躍を見せる。マルキのスパイクで先制点を挙げると、勢いに乗る慶大。さらに、相手コートからネット際に返ったボールを見逃さず、小出がダイレクトアタックを決め、序盤から点差を広げることに成功する。試合中盤にはブロック、スパイクで得点を重ねるなど吉田の攻守にわたる活躍が光った。点差を守り、迎えた終盤。連続得点で流れをつかむと、最後は相手のスパイクミスでセット終了。25-16でこのセットを勝ち取った。

 

 

小出が安定した守備を見せる

第2セットの勢いそのままに第3セットも取りたい慶大。しかし、序盤に相手の強烈なジャンプサーブに苦しみ、ペースをつかめない。慶大はたまらずタイムアウトを取るも、その後も相手の勢いあるバレーを止められず。中盤以降に、清水柊吾(総3・広島城北)のクイックやマルキのサービスエースなどでブレイクを奪う場面も見られたが、序盤にできた差を埋められなかった。慶大は嫌な流れの中、このセットを21-25で落とす。

 

 

ピンチサーバーとして活躍した高倉

勝つためには落としたくない第4セット。慶大に立ち込める嫌な流れを断ち切ったのはLi永田だった。このセットも相手の強烈なサーブ、スパイクは衰えることはなかったが、Li永田の好レシーブが要所で光る。「心強いプレーでした」と宗雲監督も永田のプレーを評したように、まさに今日の活躍はチームをしっかりと支える縁の下の力持ち。永田のプレーで流れを取り戻した慶大は、マルキのスパイク、さらにはピンチサーバーとして出場した高倉真古都(商1・慶應)の活躍で終盤にブレイクを奪い、着実に差を広げる。最後も永田がしっかりとボールをレシーブし、吉田がスパイクで決めた。慶大はこのセットを25-20でものにし、セットカウント3-1で開幕から4連勝を果たした。

 

 

清水のクイック

開幕から4戦を終えて、チームは徐々にまとまりつつある。もちろん、けが人も多く、チームは万全の状態とは決して言えない。しかし、そんな中でも選手はしっかりと相手に、そして慣れないポジションにも対応し、ここまで4つの勝ち星を積み重ねた。良くない状況ながらも、その中で最大限のパフォーマンスができている。下位から対戦する今リーグ戦、次第に相手チームの実力も上がっていく。慶大が勝利を収める続けていくためには、何が必要か。宗雲監督が試合後、「のびのびやったらもっと強い」と語ったように、今求められているのは、「のびのび」バレーをやることなのかもしれない。1部へ復帰するためには負けられない試合しかない。それでも、そんな中で「のびのび」とやることができればチームはさらにレベルアップするに違いない。のしかかった重圧から解放された選手が、さらに大きく躍動する姿を次の試合では期待したい。

 

 

(記事:隅田一・宮崎柚子・菊池輝 写真:澤田夏美・小林歩・持丸嘉昭・藤澤薫)

 

 

以下、コメント

 

 

宗雲健司監督

 

――今日の試合を振り返って

ポイントは4セット目。3セット目にスタートをジャンプサーブで崩されて大量リードをされてしまった。相手も代わったメンバーが生き生きしていたのであのまま行くと嫌な感じだと思っていましたが、4セット目にジャンプサーブのところは永田を入れたことが功を奏して、(中央学院大の)38番の選手のスパイクもブロックでワンタッチを取れ始めた。そこじゃないですかね。みんながちゃんと相手にアジャストしたというのが大きかったと思います。

 

――永田選手の好レシーブが要所で光りました

仰る通り。ネット際の落ちそうなボールをつないだりとか、彼は咄嗟のときに足が動くので、見ていて彼の周りにはボールが落ちない。心強いプレーでしたね。

 

――これで開幕から4連勝となりました

勝っていることは嬉しいですが、選手は目標があって負けられないと思ってやっているので、勝つことは良い薬であるのだけど、のびのびやったらもっと強い。みんながスカッとした気持ちでプレーができるようにしたいと思っています。

 

――次週以降に向けて

気の抜けない相手が続くので、取りこぼししないように。今日みたいなことがあってもすぐに立て直せるように準備をさせます。

 

 

 

マルキナシム主将(総4・川越東)

 

――今日の試合を振り返って

1セット取られてしまったのですが、まず勝つことができてよかったです。相手のセンターに対応しようとしていたのですが、そこが対応しきれなかったので、そこがまた課題なのかなと思います。試合中に、コート内のメンバー、アナリストで対応しないとだめだなと思います。

 

――第1、2セットと第3セット目何か違いがあったのでしょうか

3セット目に序盤で点取られてしまって、崩された中で自分たちがミスしてしまって、相手がサーブを攻めやすい状況を作ってしまったというのが(セットを)取られてしまった要因かなと思っています。1、2セット目はうちのブロックが良くて、相手がブロックを避けてきてミスになるという形になっていたので、そこが良かったと思います。

 

――けが人が相次ぐ中この2日間戦ってみて

やっぱりポジションが変わって苦しい部分もあるんですけど、みんなポジティブに考えて部分もあって、それが逆に今チームに良い流れを持ってきているとも思うので、このままネガティブに捉えずにやっていきたいと思います。

 

――次週に向けて

立教大は、上手いチームでミスもあまりしてこないので、苦しい展開になることもあると思うんですけど、こっちのバレーをしっかりやって、相手に対応するということやっていきたいです。立正大は、練習試合は何回かやったことがあって、そのイメージをもって戦えたらなと思います。

 

 

 

加藤真(商3・慶應)

 

――今日の試合を振り返って

1セット目は、最初、僕と(小出)捺暉が相手の3番のジャンプサーブにやられちゃったんですけど、それ以降は結構みんな集中して、サーブカットもそこまで崩れなくて、パスも返せていたので、こっちも楽に攻撃できて。ある程度こっちのサーブで攻めて(相手が)崩れて、そこで点を取ることができたんですけど、3セット目は、序盤に結構こっちがやられちゃったので点差が離れて、そのままずっとサーブで攻めてこられて、なかなか差が詰まらなかった、っていう感じで取られてしまって。4セット目はそこを修正して、しっかりパス返して、っていうことをやっていたので勝てたのかなと思います。

 

――第3セット先行されてしまったのは

単純に多分、1・2セット取った安心かどうかはわからないですけど、気が抜けたっていうのは、ミーティングでも言っていた人がいるんですけど。まあ多分サーブカットが返らないとちょっときつい面もあるので、そこですかね。

 

――ご自身のプレーに関しては

フローターサーブに関しては自信があるんですけど、ジャンプサーブになるとちょっと…そこを修正して、来週以降やっていきたいと思います。

 

――チーム全体で良かった点、悪かった点をひとつずつ挙げると

前の週と比べると、コンビの精度が上がってきているので、そこはすごく良い点かなと思います。悪かった点は、結構試合中に相手が変えてきた部分に対応していくことが今日は遅かったなと思うので、試合中に相手がどういうことをしてきているのかというのを自分たちで気付いて、対応していくっていうのが、来週できればなと思います。

 

――次週以降に向けて

失セット0を目標にしていたんですけど、1週、2週で1セットずつ落としてしまっているので、もうちょっと自分たちの精度を上げないと、簡単には勝てる相手ではないと思うので、集中してやっていきたいと思います。

 

 

 

永田将吾 (総2・高松)

 

――今日の試合を振り返って

1、2セット目は自分のプレーも良かったと思うんですけど、3セット目、チームの流れが悪くなったときに、プレーでも雰囲気を上げるっていう面であんまり活躍できなかったので、それに関しては反省しないといけないなと思います。

 

――4セット目、素晴らしいレシーブが多かったですね

3セット目がチームとしても流れが良くないですし、セットの取られ方もあまり良くなかったので、もう一回締め直そうという気持ちでやれたと思います。

 

――今日はサーブレシーブのときにリベロとして入っていましたね

サイドアウトのとき、自分はジャンプサーブで入るのでAパスを狙うというよりはBパスくらいに抑えてサイドで勝負できるようなパスを出すことを心がけてやりました。

 

――前の3試合から今日の試合にかけて意識して練習したことはありますか

個人としてはディグリベロで入ることが多いので、ディグ(スパイクレシーブ)の練習をより意識して練習しました。サーブカットで入ることはあまりないんですが、もしものときに備えてレシーブのところは意識してやってきたと思います。

 

――次週以降に向けて

今日の3セット目のような取られ方をしてしまうと、そういう甘さが上位チームと当たったときはセットだけでなく試合ごと取られてしまうということにつながると思うので、練習の中から甘いプレーをなくして、意識高くやっていければと思います。

 

 

 

小出捺暉(環2・駿台学園)

 

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

今日は1セット取られてしまったんですけど、全体的に声掛けもしっかりできていて、辛いときに諦めないで最後までできたので良かったです。

 

――ご自身のプレーはいかがでしたか

出だしは調子が悪くて、すぐに切り替えられたのは良かったんですけど、出だしから調子を上げて、そこで集中できるようにしたいです。

 

――スパイクやブロックはそれぞれいかがでしたか

スパイクは、段トスという後ろから上がってくるトスが全体的に良くなかったので、そこを修正したいです。ブロックに関しては、クイックに対してのブロックが良くなかったので練習していきたいです。

 

――チームとしてのサーブやレシーブはどうでしたか

サーブは途中から攻めれたので良かったんですけど、レシーブはもう少しブロックとの関係性とか細かいところを決めていきたいと思います。

 

――けが人が相次いだなかでこの2日間戦ってみて

サイドの選手が他のポジションになったりして、なんとかつないでいる状況ではあるんですけど、何も文句を言わずにしっかりやってくれているので良かったです。

 

――次週以降に向けて

全体的に終盤にかけて強くなってくると思うので、出だしを集中するということを今みんなでやっているのでそこを継続していきたいと思います。

 

 

 

谷舜介(環2・徳島城東)

 

――今日の試合を振り返って

今日は1、2セット目は自分たちのペースで来て、けれども3セット目は取られてしまったので、まだまだ甘いと思いました。

 

――第3セットを落としてしまった要因は

最後まで集中をしてバレーをし続けるということがもう少しできるんじゃないかなと思いました。

 

――今日のチームの雰囲気はいかがでしたか

取られたセットだけ雰囲気は悪くて、それ以外はコートの中でみんな喋っていて良かったと思います。

 

――ご自身のプレーを振り返って

点数をつけるなら50点くらいで、アタッカーの人に伸ばしてもらったなと思います。

 

――今日のスパイカー陣の動きはいかがでしたか

結構ブロックが多かったのですけど、そんな中でも決めきってくれてありがたいと思いました。

 

――次週以降に向けて

慶應の司令塔としてやっているんだから、もっと気持ちよくアタッカーに(スパイクを)打たせてあげたいと思います。

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