【ソッカー(女子)】宿敵相手に最高のパフォーマンスで終幕 第19回早慶女子サッカー定期戦

ソッカー女子

第19回早慶サッカー定期戦 vs 早稲田大学

2021/1/9(土)13:00KO  @AGFフィールド

歴史を刻むことはできなかった

 

 TEAM2020の集大成となる一戦は例年は夏に開催される早慶定期戦。試合は積極的な攻勢でゴールを狙う早大と、最終ラインからのビルドアップを中心に好機をうかがう慶大の一進一退の攻防となる。しかし終盤の83分に隙を突かれる形で失点を許し、0対1の敗戦。悲願の早慶定期戦勝利は来季以降に託される形となった。

 

【スコア】

慶應義塾大学0―1早稲田大学

 

【得点者】

 0-1 83分  笠原綺乃(早稲田大学)

 

◇慶大出場選手

GK 野田明日香(総1・十文字)

DF 佐藤幸恵(総4・十文字)

DF 熊谷明奈(総4・十文字)

DF 福岡愛実(環1・横須賀シーガルズ)

DF 足立智佳(環4・大阪桐蔭)©

MF 秦野くるみ(総2・藤枝順心)→ 51分 及川莉子(総1・常盤木学園)

MF 山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)

MF 中井里衣子(総3・作陽)

MF高月彩香(環3・村田女子)→ 67分 内藤孝穂(総4・常盤木学園)

MF小川愛(総4・神村学園)

FW ブラフ フェイ(文2・スフィーダ世田谷FC) 

 

今シーズンのラストゲーム

1ヶ月の中断期間を経て遂に迎えたTEAM2020のラストゲーム。4年生の引退試合であると同時に、今シーズン限りで勇退が発表された伊藤監督が指揮を執るのもこの試合で見納めになる。そして迎える相手はラストマッチに相応しいライバル・ワセダ。これまでワセダの壁に阻まれ続けてきたこと18度。慶大は歴史を塗り替えることができるのか。運命のホイッスルが1月の寒空に鳴り響いた。

 

相手DFと競り合うブラフ

序盤から慶大は裏へのボールを多用しながら、セカンドボールを拾い好機を窺う展開に。7分、中盤でボールを奪った山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)のスルーパスに抜け出した秦野くるみ(総2・藤枝順心)が1対1でシュートを放つも、相手GK正面。その後は早大がボールをキープし試合を支配する時間帯が続く。12分、カウンターから中盤まで運ばれるとゴール前へスルーパスを供給される。1対1を野田明日香(総1・十文字)がセーブし難を逃れる。早大は左サイドからの攻撃が目立ちクロスを上げられるものの最終ラインを中心に身体を張った守備で守り抜く。慶大はビルドアップのところを狙われ 何度かピンチを迎えるものの早大のシュートは枠外に外れ失点を免れる。反撃したい慶大は38分、相手のトラップミスからボールを奪った佐藤幸恵(総4・十文字)がクロスを上げるも合わせられず。前半をスコアレスで折り返した。

FKを蹴る小川

前半は早稲田のプレスとサイドからの波状攻撃に苦しめられた慶應だが、後半は修正に成功した。最初に変わったのは自陣からのビルドアップ。前半は後ろから繋ごうとして早稲田のプレスにかかることが多かったが、後半に入ってからは無理に繋がず、前線にロングボールを放り込みセカンドボール回収からチャンスを伺った。ターゲットになったのは高身長の山本。多くの空中戦を制し、チャンスに繋げた。後半途中からは陣形もマイナーチェンジした。1トップから2トップに変更したことによって早稲田の両CBにプレスをかけることが出来るようになり、高い位置でのプレスに躊躇が無くなった。これにより前半と比較して高い位置でのインターセプトやショートカウンターも増えた。後半から持ち直し互角以上の戦いぶりを見せていた慶大。しかし、83分ゴール前の混戦から先制点を許してしまう。試合終盤はGKからのロングキックなどパワープレーに出た慶應だったが、ゴールまで後一歩及ばず0-1のまま試合は終了、悔しい敗戦となった。

失点シーン

新型コロナウイルス感染症という未曾有の危機が世界を襲った2020年。当然その余波は日本にも及びスポーツ界では自粛や無観客試合を余儀なくされた。何時になったら元通りの日常に戻ることができるのか。サッカーを再びすることはできるのか。先が見えない中で、不安に襲われないメンバーはいなかっただろう。緊急事態宣言が解除され、ようやくスポーツ界にも光が差し込んだと思いきや彼女たちを待っていたのは想像を超える苦難の連続だった。TEAM2020の初公式戦となった皇后杯予選・インカレ出場を目指して戦った大学リーグ・気持ちを入れ替えて臨んだ関東リーグと結果が出ない日々が続いた。試合後、彼女から笑みがこぼれることはなくいつからか悔しさから涙を流してしまう選手の光景が当たり前になっていた。普通だったら心が折れてしまってもおかしくないだろう。それでもTEAM2020は「想力」で常にチームを鼓舞し、歩みを止めることなく最後まで走り切った。時には互いに厳しい言葉を投げかけながら、チームの為に何ができるのかを模索し続けた。迎えた今日のラストゲーム。念願の若き血を歌うことはできなかったが、全てを出し切った選手たちの顔はどこか晴れ晴れとしていた。今シーズンの目標である「インカレ出場・早慶戦勝利」の夢は来年以降に持ち越しとなったものの、彼女たちの姿は間違いなく多くの人の目に焼き付き、エネルギーとなっていた。生涯記憶に残るであろう1年を最高の仲間と駆け抜けた荒鷲軍団に敬意を表したい。

 

        (記事;室留裕介、小林由和 、飯野広太郎 写真:松田英人、小林由和)

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以下、試合後の監督・選手7名のコメント

 

伊藤洋平監督

ーーこの1ヶ月間どのように過ごしてきましたか

3、4週間くらいあったので本当に色々なことを準備できて、何をしたか一言で言い表せないほど悔いがない準備ができました。

ーー選手の成長が感じられる試合でした

早慶戦の歴史を見ても、一番良いゲームをしたのではないでしょうかね。自分たちから攻撃を仕掛けたという面を含めて、選手たちは良く闘ったなと思います。

ーー4年間の監督生活が終わります

勝てれば一番良かったのですが、監督生活を締めくくるという意味でも本当に悔いのない試合が出来たので、本当に選手たちに感謝したいなと思います。

ーー選手たちから何か学んだことはありますか

学んだことばかりですね。僕なんて20代後半の本当に未熟な人間なのですが、立場は人を成長させるではないですけどやはりしっかりしなきゃいけないというのがあって。学生の真面目さとか真剣さなどに感化されて自分も成長できたのかなと思います。

ーー4年生に向けて

本当に難しい1年間で想像も出来なかったようなことが起こったと思うのですが、ただこの1年間は一生記憶に残ると思いますし、何が起きても大丈夫なような自立した社会人生活を送って欲しいなと思います。

ーーファンに向けてメッセージを

スタッフ・学生も入れ替わりますが、やはり学生の主体性であったり慶應の良さはこれからも続いていくと思いますし、これからもっと発展させていかなければいけないと思うので、引き続きまた違った慶應を是非応援して頂けたらなと思います。

 

足立智佳主将(環4・大阪桐蔭)

ーー試合を振り返って

これまで結構長い時間をかけて早稲田に対する準備をしてきて、練習でやってきたことはこの試合で出せていたと思うので。そういう意味では凄くチームの力になっていたのを感じました。

ーー主将としてチームを牽引してきました

本当に全然勝てなくて苦しいシーズンだったのですが、今年のチームは負けたあとも「次は絶対勝とう」とか「次だよ」というすごい前向きな姿勢はずっと持っていたので、そういう意味では凄く良いチームだったなという印象があります。

ーー伊藤監督が今シーズンで退任されます

いとぺーさんは私たち4年生と一緒の年に入って、4年間同じ時間を過ごしてきたので。まずは4年間お世話になりました、ありがとうございましたということを伝えたいです。いとぺーさんが教えてくださるサッカーは大学に入って新しい視点でしたし、サッカーの見方もすごく広がり私自身を成長させてくれたので感謝しています。

ーー3年生以下に向けて

今年は下級生の力を本当に感じていて助けてもらっていました。4年生の人数が多いので人数的なところでは不安を抱えているかなと思うのですが、今年ピッチに立ってチームを引っ張ってくれていましたし技術的に力のある子たちもいるので大丈夫です。私たちは応援しています。

ーーソッカー部の4年間が終わりますが

このチームでやってこれて凄く良かったなというのが一番にあって。なかなか勝てていない中でも、このチームで過ごしている時間は本当に楽しかったのでそういう意味では幸せな場所でやってこれたのだなということを感じています。

ーーファンの方へメッセージを

慶應をいつも応援してくださる方たちは本当にどういう結果であっても応援してくれていて、そういったところで本当に感謝しています。これからも後輩たちが頑張ってくれると思うので引き継ぎ応援して頂けたら嬉しいです。

小川愛副将(総4・神村学園)

ーー前の公式戦から時間が空いた中での一戦でしたがどのように調整しましたか

全体で守備を組織で行う練習をすごくしていて。その中でカウンターで1点取って、格上の相手に対して慶應が組織で勝つための準備をして試合に臨みました。

ーー試合を振り返って

前半をまず0対0で折り返したのはプラン通りだと思うのですけど、後半アンラッキーな形で失点してしまい最後まで中々点を取ることができず試合が終わって。これまで練習してきたものをみんなで出せたとは思うのですけどワセダが強かったです。

ーーコロナ禍の影響で活動に制限もあった今シーズンを振り返って

こういう状況で試合ができたことにものすごく感謝をしていますし、そのような期間があったからこそサッカーが出来ることの楽しさや嬉しさをものすごく感じることができた一年でした。

ーーこの1年でチームはどのように成長しましたか

元々から仲が良かったチームだと思うのですが、ピッチ内外でお互いの思っていることを伝え合うことができるようにしたと思いますし、人数が少ない中で組織でチーム力を上げて戦うかについてうまく取り組めたかなと思います。

ーー4年の大学サッカー生活で感じたご自身の変化は

チームで周りをうまく動かしながら、自分だけではなく周りの良さを引き出す力が身についたと思います。みんなのおかげでサッカーがすごく好きで楽しいと感じることができて充実した4年間でした。

ーー退任される伊藤監督に対する思いは

どのような状況でも常に真剣に向き合ってくれて、時には厳しく指導くださったので感謝していますし、伊藤さんからはチャレンジすることの大切さだったりポジティブに考えることを教わることができて自分にとっていとぺいさんとの出会いがいい経験になっています。

ーーこれからも戦い続ける後輩たちにかける言葉は

なかなか勝てない時、結果が出ない時も絶対あると思うのですけど、その中で自分たちが大事にしていることや目標を見失わなずにチーム一丸となって慶應の良さを出して頑張って欲しいなと思います。

ーー最後に応援されている方にメッセージをお願いします

勝てなくても、負けていてもこのチームを応援してくださってありがとうございました。この試合で4年生は引退となってしまうのですけど、これからも応援してくださるとものすごく嬉しいですし、後輩たちが早慶戦でリベンジしてくれると思うので私自身も楽しみにしたいなと思います。

熊谷明菜(総4・十文字)

ーーこの一戦をどのように臨みましたか

4年目なのですが、2年と3年の時に怪我をしてピッチすら立てなかったので4年生だけど2回目の早慶戦で4年の最後の集大成ということだったので、悔いのないように全部出し切ろうと臨みました。

ーースコアレスで折り返した前半は

失点しないということが一番にあったので、しっかり前半を0点で抑えられたので良かったかなと思います。

ーー試合は終盤の失点で敗れてしまいましたが、試合全体を振り返って

リーグ戦以上にチームが一体になって戦うことができたと思います。

ーーコロナによる影響を受けた今シーズンを振り返って

応援してくれる人の存在が自分たちがプレーする中で原動力になるのだなということをコロナを通して再認識しました。

ーーこの4年間で感じたことは

このような試合やリーグ戦をする中で、必ず見えないところで頑張っている人がいるということを4年間で実感しました。

ーー後輩に向けてかける言葉は

このチームはすごく仲がいいけど、監督からは仲がいいだけという風に言われていて自分もそうだなと思うところがあって。褒めるとか励ますだけではなくて、時には喧嘩になってもいいから強く言ったり正面から本気でぶつかり合うことが大事だし、それがあるからこそ4年経った時に本当のかけがえのない仲間ができると思うので、うわべだけでなく本気でぶつかり合うことがチームで出来たらな思います。

ーー応援してくださっている方にメッセージをお願いします

今日会場に来れない人もライブ配信で応援しているよとか頑張ってと言われていたので、1年間全く勝てず結果を出せなかったのですけど、ずっと応援して影で支えてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

佐藤幸恵(総4・十文字)

ーーどのような思いで今日の試合に臨んだか

コロナ禍っていう中で試合ができるってことにすごく感謝していたし、今シーズンは公式戦で勝てていないっていうところで、早慶戦が自分たちにとって引退試合になる、良い機会だし、絶対勝ちたいなと思って、立場とか関係なく本当に勝ちにいこうとみんなで意気込んで臨んだ試合でした。

――試合を振り返って

最初から早稲田相手ということで我慢する時間帯が多くなるだろうなとは思っていたのですが、前半も後半も自分たちでチャンスを作れるところもあったりして、やられっぱなしにならずに、これまで自分たちが積み重ねてきたものを出せたのは良かったなと思いました。

――4年間を振り返って

自分たちが下級生の時に見ていた4年生っていうのは、改めてすごかったのだなって自分たちが4年生になって気づけたし、後輩たちに勝ちを残せなかったのは悔いもあるんですけど、何よりこのチームで最後楽しんで試合ができたっていうのはすごく良かったし、このソッカー部女子っていうのは自分にとって財産になったので、慶應に入ってみんなとサッカーできて良かったなと思いました。

――退任される伊藤監督との思い出は

練習でもそうなのですが自分たちは常に感情が足りないっていうことがあり、試合になると誰よりも熱くて、そういう姿勢や熱く闘う姿はイトペイさん(伊藤監督)から教わった部分も多かったし、サッカーだけじゃなくピッチ外でも自分たちの学年はイトペイさんと結構仲が良かったので、イトペイさんとのサッカーができて楽しかったです。

――後輩たちに向けてメッセージをお願いします

今年一年間自分たちも助けてもらったし、後輩の存在が頼もしい存在で自分たちも後輩たちには感謝しているので、来年こそは早慶戦にも勝ってほしいしインカレにもいってほしいです。今シーズン全然勝てなかったっていう悔しい思いを是非来シーズンぶつけて、もっともっと慶應を背負って輝いて欲しいなと思います。

山本華乃(理4・横須賀シーガルズ)

ーー試合前早慶戦への意気込みは

まだ一度も勝てていない相手に対して私たちの代で何としても勝ちたい、このチームで勝ちたいという思いでチーム一丸となって臨みました。

ーー今日の試合を振り返って

前半0-0で折り返せたことは良かったのですが最後ゴールまで行くという事ができませんでした。ただ、一年間積み重ねてきたことはできたのではないかなとは思うので、悔いが残らないといえばわからないですけど、出せる力は出し切れた試合なんじゃないかなと思います。

ーーご自身のプレーを振り返って

自分の良さはあまり出せなかったかもしれませんが、今までやってきたこと、教えてもらってきたことを全部出そうという気持ちでみんなと戦えたので、良かったかなと思います。

ーー4年間を振り返って

いろんなことがあったのですが、一番同期には感謝しています。ここまで4年間、特に今シーズンは負けることばかりだったですけど、このチームで楽しくサッカーができました。負けていても楽しかったというのはすごく大きくてみんなにはすごく感謝しています。

ーー後輩へメッセージを

早稲田は強いですけど、何回も何回も挑戦して、いつか勝ってほしいです。私も応援に行きます。

ーー監督へメッセージを

4年間ありがとうございました。慶應でしかできない経験というのもたくさんさせてもらったので、いい思い出も、苦しい思い出もたくさん監督も一緒に過ごしてこれたのはいい思い出でしたし、これからもサッカー以外にも生かせることだったので感謝しています。

 

内藤孝穂(総4・常盤木学園)

――早慶戦への意気込み

コロナの影響でできるかどうか分からないところから始まって、どうしてもやりたいという思いから学生が主体となって場所から決めていたので、直前で緊急事態宣言が出されたにも関わらず開催してくださったことには感謝の思いでいっぱいです。なかなか早稲田に勝てていなかった分今年は勝ちたいという思いも強かったし、1年間の思いを込めて臨みました。

――途中だったが試合への入り方、監督からの指示は

(監督からは)後半いつでもいけるように準備しておいてと言われていて、これまでの早稲田対策の中での起用法についてはチームとして擦り合わせていたので、ピッチに出る時は自分が何をすべきかはわかっていました。カウンターなどのチャンスがあった中で決めきれなかったのは悔しいです。

――オン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボールそれぞれの意識

早稲田のセンターバックに対して、私とフェイで静的な体の強さで勝つことをオフ・ザ・ボールで意識しつつ、オン・ザ・ボールで勝つための体の当て方やポジショニングは意識していました。

――4年間ふりかえって

私自身4年間ケガが多くてなかなか1年を通してサッカーができなかったのですが、4年生の時に怪我なく1年を終えられたことは何より良かったですし、4年生としてチーム作りの面でも形を作れたのは良かったと思います。1、2年の頃はケガでベンチにも入れなかったので、最後ピッチに立てただけでも悔いない4年間だったと思います。

――最後に、応援したくれた人にメッセージ

応援しに行くこと自体躊躇われるような状況の中応援に来てくださったり、ライブ配信でもたくさんの方が応援してくださったと思います。開催に携わってくださった方にも感謝の思いでいっぱいです。私たちはコンセプトとして『希望』というのを掲げているので、誰か一人でも「頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいです

清水奈緒(環4・文京学院大学女子)

ーー試合を振り返って

やはり今まで1ヶ月間早稲田に対して対策をして来たので、そこはちゃんと組織的にサッカーをして試合をすることが出来たのかなと思います。

ーー今年は本当に苦しいシーズンでした

本当になかなか勝てなくて結果が出ず苦しかったのですが、その中でも全員が前を向いて頑張ろうというふうに取り組めたところがこのチームの強みでしたし良いところでしたし、今までにない前向きなところというのはこのチームの特徴だったのかなと思います。

ーーソッカー部での4年間が終わります

実感はもちろんないですし、きっと今は感じなくても10年後くらいにソッカー部での4年間が自分にとっての凄く大きな財産だったというのを感じるような気がしているのでそんなことが感じられたら良いなと感じています。

ーー伊藤監督が今シーズンで退任されます

けがも多く選手としては全然貢献出来ず悔しかったのですが、主務としての部分を含めて本当にいとぺーさんには手厚く指導して頂いて。それが無かったら気付けなかった部分も多くあるので、本当に有難く感じています。

ーー3年生に向けてメッセージを

本当に熱いパッションを持っている子たちなので、それを全開にしてチームを引っ張っていって欲しいなと思います。

 

昨季のラストゲームはこちら!

 

※どんな時でも快く取材に応じてくださった慶應義塾体育会ソッカー部女子の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。また、この試合をもって引退される4年生の皆様並びに退任されます伊藤監督4年間本当にお疲れさまでした。皆様の今後のご活躍を慶應スポーツ新聞会一同、心より願っております。2021シーズンも引き続きよろしくお願いいたします。

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