【野球】愛媛県・中村時広知事 オールスターゲーム直前インタビュー

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2年の時を経て松山・坊っちゃんスタジアムで開催された東京六大学野球オールスターゲームin愛媛。試合開始前には、愛媛県知事の中村時広氏(昭57法卒)に東京六大学スポーツ新聞会の取材に応じて頂いた。今回はその取材の模様をお届けする。

東大新聞:学生野球である六大学野球のオールスターゲームを東京ではなく松山で開催する意義とは何だと思いますか?

中村知事:12年前にこの球場を盛り上げようって言って、オール早慶戦及び今回と同じ六大学オールスターゲームを一度誘致してるんです。その時に六大学出身の方々が愛媛に沢山いらっしゃって、昔を偲んで大いに盛り上がったので、次ももう一度ということで今回に繋がっていて、愛媛の野球関係者の皆様にもすごく刺激になると思います。

立教スポーツ:知事自身も六大学のOBということで、現役の学生にメッセージをお願いします!

中村知事:六大学はすごく歴史と伝統があるところばかりなので、社会に出て、活躍している人が沢山いるので、皆さん卒業したらここで学んでよかったと感じる時が必ず来ると思うので、いつまでも愛校心を持って頑張ってほしいと思います。

早稲田スポーツ:今日のオールスターゲームは何回かコロナの影響で流れてしまった中での開催だったが、その点についてはいかがですか?

中村知事:2回試合が流れているんで、もうダメかなと思ってたんですが、ここは実は正岡子規の出身地で、まさに野球が日本に伝わった創成期、正岡子規も新聞記者としてペンの力で野球の魅力を全国に広めた人、そういうことを汲み取って頂いて何とか開催するということが関係者の皆さんのところにあったのではと感謝しております。

--慶應スポーツ:知事自身も幼稚舎から慶應で、学生時代も体育会に所属されていましたが、学生時代の1番の思い出、早慶戦の思い出などあれば教えてください!

中村知事:陸上ばかりやってたので、その他の記憶がほとんどないっていう… 1年の頃は昔のことですから、何でこんなことやらなきゃいけないのかと、坊主頭になってまして、学生服以外は禁止とかそんな時代でしたから、入った時は後悔はしたんだけども、4年間やり通してすごくそれが財産になったなと思います。自分の競技の早慶戦なんて4連敗でしたし、早稲田が当時すごい強かったので、野球でも負けていて、体育会を上げてみんなで応援したその一体感というのが、今でも横のつながりになってるので、すごく印象に残ってます。特にあの当時は圧倒的に強かったのは法政大学、江川卓投手全盛期だったので、すごいピッチングを見た記憶が鮮明に刻まれています

--明大スポーツ:試合時間が近づいていますが、今の心境をお聞かせください。

中村知事:今年もまたNPBに注目される選手が多いと聞いていますから、今でこそ150キロを大学生が投げるのは当たり前になってますが、当時からすれば考えられないレベルになってるので、それを間近に見られるのを楽しみにしてます。

--スポーツ法政:村上選手(喬一朗、法4・東福岡)は愛媛県出身ですが、どのような活躍期待されてますか?

中村知事:地元でいいところを見せようとあまり力みすぎると良くないので、思う存分リラックスして見せてほしいですね。

--最後に東京六大学スポーツ新聞へメッセージをお願いします。

本当に今日ははるばる東京から六大学の関係者の皆さんようこそいらっしゃいました。僕はもう卒業して40年経つんですけど、母校とのつながりっていうのは今もすごい大きいですし、力になっています。東京六大学の横の結びつきっていうのは今のその瞬間だけのものではなくて、長い人生で一生の宝になると思いますので、是非大事にしていってください。皆さんがまた社会に出て活躍することを祈っています。

--お忙しい中、ありがとうございました

(取材:宮崎秀太、北村可奈、佐藤光)

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