【テニス】盤石の強さで快勝。王座に向けて連勝発進!/関東大学テニスリーグ男子第2戦 VS亜大

庭球男子

王座(全日本大学対抗テニス王座決定試合)男女アベック優勝という歴史的快挙を狙う慶大庭球部。王座進出をかけた、関東リーグが始まった。男子は第1戦、中大と対戦し勝利。第2戦の亜大戦に臨んだ。

ダブルス、シングルスともに盤石の強さを見せた慶大。ダブルスでは3―0、シングルスでも9―0と、相手を寄せ付けず快勝した。

 

2022年度関東大学テニスリーグ 第2戦

8月31日(水) @慶大蝮谷テニスコート

 

◯慶大9―0亜大●

(複3―0、単6―0)

 

 

〈ダブルス〉

藤原智也(環3・東山)・下村亮太朗(法2・慶應)

2{6―0、6―0}0

小倉諭行・林穂高(亜細亜)

インカレベスト4ペアが、盤石の強さを見せた。亜大の小倉・林ペアに1ゲームも与えない完璧な試合展開。付け入る隙を与えず、2―0で勝利した。

盤石の強さを見せた

 

インカレベスト4の実力を見せた

白藤成(環4・西宮甲英)・高木翼(総2・関西)

2{6―2、6―0}0

谷颯太・髙山秀汰(亜細亜)

序盤は互いにキープし合い、一進一退の接戦となる。試合が動いたのは第5ゲーム、白藤がストロークを左右に振り分け相手を揺さぶるとブレークに成功。勢いに乗った白藤・高木ペア。2人で前に出て攻める相手に対し、後ろから力強いストロークを打ち込み5ゲームを連取し、第1セットをものにする。第2セットになっても2人は攻撃の手を緩めることなく積極的に攻め続ける。試合の流れをものにした白藤・高木ペアは、最後はサービスエースを決め6ー0で第2セットを取り、この試合に勝利した。

ガッツポーズの白藤

ストロークが光った高木

 

有本響(総1・慶應)・菅谷優作(法1・慶應)

2{6―0、6―1}0

橋本洸矢・佐々木康大(亜細亜)

慶應高時代、インターハイ優勝を果たした慶大期待の1年生ペアが見事な圧勝劇を見せた。第1セット、力強く多彩なストロークで相手を翻ろうし1ゲームも与えず6―0で奪うと、第2セットも勢いそのまま6―1で制した。

ガッツポーズを見せる有本

笑顔を見せる菅谷

 

〈シングルス〉

藤原智也(環3・東山)

2{6―1、6―2}0

谷颯太(亜細亜)

声援を背に快勝した

 

 

白藤成(環4・西宮甲英)

2{6―1、6―0}0

市野瀬楓(亜細亜)

ダブルスを良い形で終えた白藤は、シングルスでもそのリズムを崩すことなく試合に入る。ダブルスでもストローク冴え渡っていたが、この試合でも左右にストロークを打ち分け相手のミスを誘い出すと3ゲームを連取。第4ゲームではミスが増えブレークを許すも、すぐさま次のゲームで白藤がブレーク。流れを引き戻し6−1で第1セットを取る。第2セットではサーブもキレを増し、積極的な攻撃を続ける白藤。しかし、このセットの中盤に相手が攻めの姿勢を見せるも粘りを見せる。それでも粘りを見せた白藤が6−0で第2セットも制し、白星をあげた。

 

今鷹洸太(商3・慶應)

2{6―1、6―0}0

佐々木康大(亜細亜)

安定したサーブ、ストロークで序盤から試合の流れを握る。主導権を握った今鷹は、6―1で第1セットを先取。その後も相手に流れを渡さず、第2セットも安定した戦いぶりで快勝した。 

安定したストロークを見せた

気迫を見せる今鷹

下村亮太朗(法2・慶應)

2{6―3、6―2}0

小倉諭行(亜細亜)

ダブルスに続き勝利

林航平(理3・名古屋)

2{6―2、6―0}0

李光輝(亜細亜)

結果的に2―0というスコアで完勝したが、第1セット途中までは相手の力強いショットや多彩なストロークで左右に振られ、自身のミスも絡むなど苦しむ展開だった。そうした中でも光ったのは林の修正力。一進一退の攻防だった序盤に我慢強いストロークを見せ徐々にペースを握っていく。第1セット中盤からは流れをつかみ、6―2でこのセットを奪う。続く第2セットは完全に林のペースに。1ゲームも与えずにこのセットを奪い、勝利した。

苦しむ場面もあったが勝利をおさめた

粘り強いラリーを見せた

有本響(総1・慶應)

2{6―1、6―0}0

芳谷仁(亜細亜)

今後の慶大テニス部を引っ張る存在になるであろう期待の1年生・有本。前後左右に動かしてくる相手に食らいつき、第1ゲームを粘って勝ち取ると、力強いストロークからネットプレーで得点と積極的に攻撃を仕掛けていく。5−0と試合の主導権を握った有本はそのまま勢いに乗り6−1で第1セットを奪う。第2セットでは主審の判定に納得のいかない様子を見せ抗議するシーンもあったが、気持ちを切らすことなく試合を続行。ラリーが続く中でも粘って得点を積み重ねると、相手に取られたゲームはわずか1つという堂々たるプレーでこの試合を制した。

 

(取材:船田 萌恵、松田 英人)

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