10月15日に行われた第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会で、26位に終わり本選出場とはならなかった慶大。9月に箱根駅伝プロジェクトのインタビューにお答えいただいた選手4名のコメントを掲載します。
ブロック長・前原裕磨(政4・熊谷)選手
予選会を振り返って まずはこの場をお借りして、慶應義塾の応援をしてくださった全ての方にお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。 結果は11時間7分2秒、総合26位と目標としていた本戦出場とは程遠いものとなり、大きな悔しさの残る予選会となりました。 3年ぶりの市街地〜昭和記念公園のコースは想像以上にタフで、多くの選手が予選会の厳しさを痛感したと思います。 私たちのチームは出走選手12人中8人が2年生以下でした。 この状況をプラスに捉え、次期ブロック長の田島(公太郎=環2・九州学院)を中心に、さらなる飛躍をしてくれることを願います。 そして必ずチームで箱根駅伝出場を成し遂げてくれると思います。 皆様には今後も体育会競走部の応援をよろしくお願い申し上げます。
貝川裕亮(環4・美濃加茂)選手
チームで出場を決められなかったのは悔しいですが、全てを出し切り、自分史上最高の走りができたと思います。応援が非常に力になりました。 個人で学生連合に入ることができたので、来年度の100回大会出場を狙う後輩たちに何か残すためにも、出走メンバーに入って、箱根路で集大成をお見せしたいです。 引き続き応援のほどよろしくお願いします。
黒澤瑛紀(総3・新島学園)選手
皆様の声援が追い風となり、苦しい場面でも折れずに駆け抜けることができた、応援のパワーを感じるレースでした。 結果は総合26位と、皆様の期待を裏切ってしまう形となりました。来年は最上級生として、背中でチームを引っ張れる存在になり、次こそは箱根駅伝本戦の切符を掴み取ってみせます。 改めて、多大なるご声援、ご支援本当にありがとうございました。引き続き、温かいご声援よろしくお願いいたします。
田島公太郎(環2・九州学院)選手
昨年より良いタイムでチームトップを取ることができました。しかし、そのタイムも予選会を突破したチームのトップと比べればまだ劣ります。この悔しさを忘れず、慢心せず、ただひたすらに見据え続けて来年こそは必ず本戦に駒を進めます。
本選出場は叶わなかったが、慶大から貝川が関東学生連合のメンバーに選ばれた。また、新ブロック長の田島は2022年に行われた第98回大会で、関東学生連合の一員として7区を完走した経験を持つ。予選会チームチップの実力と経験を武器に「慶應長距離の夜明け」のため、来年の予選会に向けた戦いが始まろうとしてる。
(長沢美伸)
※写真は早稲田スポーツ新聞会様よりご提供いただきました。感謝申し上げます。