本戦6日目となった関東学生新進テニス選手権大会。男子ダブルス決勝に挑んだ林航平(理3・名古屋)・有本響(総1・慶應)組はワセダ相手に0―2として準優勝で今大会を終えた。2人はすでに先の試合を見据えており、今後の活躍に期待が高まる。
2023年 関東学生新進テニス選手権大会
3月6日(月)@大宮けんぽグラウンド
- 男子ダブルス
林航平・有本響(慶應) | 0 {2―6, 2―6} 2 | 〇田中瑛大・吉野郁哉 (早大) |
テンポの速い試合展開の中、逆転の起点を作り出すことができなかった。第1セット、ボレー主体のプレーを得意とする相手に矢継ぎ早に5ゲームを連取される。つづく6ゲーム目、林の正確なサーブから最後は有本がボレーを決めてこのゲームをキープすると、直後の7ゲーム目も勝ち取る。しかし8ゲーム目は相手のリターンエースもあり、自分たちの形に引き込む前に第1セットを終えた。第2セットも序盤2ゲームはお互いがキープする展開となるもそこから攻撃の契機を作り出せず、相手に押される形で決勝戦は幕を閉じた。
(記事:五関優太)
以下、試合後インタビュー
林航平選手(理3・名古屋)・有本響選手(総1・慶應)
――今日の試合を振り返って
有本:あんまり自分たちの形にもっていくことができず、終止相手の形にのみこまれてしまったというイメージです。
林:まったく良い所なく終わってしまったという感じです。
――その原因は?
有本:最初の勢いが相手の方があって、1・2本のミスでこちらが引いてしまって、そこをしっかり相手につけこまれたという感じです。
林:相手がボレー主体の苦手なプレーだったというのもあります。
――惜しくもネットに掛かる場面が多かったですが、相手からの圧はありましたか?
有本:(相手が)2人とも前に来た時の圧はあったかもしれません。そこで打つコースとかを考えさせられた時、ネットにつながってしまいました。
林:プレッシャーがかかる場面は多かったです。今までのプレーよりも相手のレベルが上で、そういう意味ではプレッシャーがかかる所が多かったです。
――春関・インカレへの意気込み
有本:どちらも昨年はシングルスに出てなくてダブルスだけに出たので、まずは単複出場を目標にしています。さらにどちらも出場するだけではなくて上へ上へと狙えたらと思います。
林:もう一段、二段階レベルアップして迎えられるように練習に励みたいと思います。