【ホッケー(男子)】今シーズン初勝利狙うも惜敗 試合終盤に勝ち越しゴール許す/関東学生ホッケー春季リーグ vs駿河台大

男子ホッケー

春季リーグ0勝2敗といまだ勝利のない慶大。しかしこの第3戦に大量得点で勝利すれば準決勝進出への可能性もあるため、慶大にとって非常に大事な一戦となった。しかし駿河台大が2点を先取する。なんとか得点が欲しい慶大は第3Q、新井渓太(経4・慶應志木)が今季チーム初ゴールを決めると、さらに小川隼弥(経4・慶應)のPCで同点に追いつく。このまま勝ち越したかった慶大だが、試合終了間際に失点を喫し万事休す。2ー3の惜敗、春季リーググループリーグ戦は0勝3敗の結果に終わった。

 

令和5年関東学生ホッケー春季リーグ

 

 

5/5(金) 15:30試合開始 @大井ホッケー場メイン

 

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

駿河台大

 

 

スタメン

 

GK 澁谷友輝(経4・慶應)

 

DF 小川隼弥(経4・慶應)、福島諒太(政3・慶應)、竹之内慧(経4・慶應志木)、坂上開道(経3・慶應)

 

MF 新井渓太(経4・慶應志木)、小林翼(経4・慶應志木)、南龍之介(法3・慶應志木)

 

FW 齋木壮之介(経4・慶應)、前田海(経3・慶應)、中川諒(経1・慶應)

 

春季リーグ0勝2敗といまだ勝利のない慶大。また、ここまで春季リーグ2試合連続無得点と今季初ゴールもまだ生まれていない。準決勝進出へ望みをつなげるためにも、強力攻撃陣のゴールラッシュに期待したいところだ。

今季初勝利を狙う

第1Q序盤、慶大は駿河台大の猛攻に合い守備の時間が長くなる。しかしGK澁谷友輝(経4・慶應)をはじめ、慶大DF陣が粘り強い守備を見せ得点を許さない。慶大はロングパスをきっかけに反撃の糸口を探すも駿河台大DF陣にことごとく処理されサークル内へ入ることができず。すると終盤以降は再び駿河台大の猛攻に合う。11分、12分と立て続けにPCを許すも小川らの好守でしのぎきる。しかし同12分、駿河台大にカウンターを展開され、GK澁谷が一度はセーブするものの、こぼれ球を詰められ先制ゴールを許す。慶大はこのQチャンスらしいチャンスを作ることができず。今季初勝利のためにも第2Q以降、攻撃陣が奮起するか期待がかかる。

駿河台大が先制

なんとか得点を奪いたい慶大だったが、第2Qも駿河台大が多くボールを保持し、好きなようにプレーをすることができず。しかし中盤以降、慶大が反撃に出る。8分、岡部匠汰(経3・慶應志木)が左サイドからチャンスメイク。さらに10分、福島諒太(政3・慶應)からサークル内の齋木壮之介(経4・慶應)へとボールが渡り、ゴール前へ迫るものの相手DFに阻まれ決定機を逃した。その後は駿河台大がPCからチャンスを作るも、慶大DF陣が守りきり得点を許さない。慶大は前半を0ー1で終える。

齋木が決定機を作る

慶大は1点ビハインドで迎えた第3Q序盤、安部優志(経4・慶應)と南龍之介(法3・慶應志木)が息の合ったコンビネーションを見せサークル付近へ侵入。しかし駿河台大に人数をかけられボールを失い、シュートで終わることができない。時間は進み12分、駿河台大にPCを献上すると、このPCを決められ2点目を失う。慶大にとって痛い失点となった。このまま駿河台大ペースで試合が進むかと思われたが、失点直後の13分、慶大は新井のフィールドゴールで1点差に詰め寄り、主導権を渡さない。第3Q終了時点で1ー2と緊迫した試合展開に。

駿河台大がPCから追加点

慶大にとって痛い失点に

新井(7番)が今季チーム初ゴール

第4Qは、両者の勝利への強い思いが表れ、攻守が激しく入れ替わるオープンな試合展開となる。中盤まで両者決定機は生まれなかったものの8分、慶大はこの試合初のPCを獲得。このPCを小川が冷静に決めきり、慶大は同点に追いつく。このまま流れに乗りたい慶大だったが試合終了間際の14分、駿河台大に勝ち越しのフィールドゴールを奪われ万事休す。慶大は最後に驚異の追い上げを見せたものの、2ー3で惜敗し、春季リーグのグループ戦を0勝3敗で終えることとなった。

小川のPCから同点に追いつく

駿河台大が試合終了間際に勝ち越し

今季初勝利、準決勝進出をかけた大事な一戦となったが結果は2ー3の惜敗。試合序盤は駿河台大に攻め込まれたものの、エンドが変わった後半からは慶大が徐々にペースをつかみ始めると、第3Qには新井が今季チーム初ゴールを決めた。さらに小川がPCから得点を決めるなど”得点力不足”は解消されたものの、3失点と勝ち切ることができなかった。次戦は法政大との5ー8位順位決定予選となる。ひとつでも上の順位を目指すべく慶大イレブンは戦い続ける。

あと一歩及ばなかった

5ー8位順位決定予選に進む

(取材:金子拓登)

 

 

次戦 春季リーグ5―8位決定予選 5/20(土) 11:20~ vs法政大 @日吉グラウンド

 

以下、コメント

 

DF 小川隼弥(経4・慶應)選手

同点ゴールを決めた小川

——どんな気持ちで試合に臨んだか

今年に入ってから対外試合で中々勝ててなかったので、勝利という結果を得てチームとして自信を持てるように臨みました。

 

——試合を振り返っていかがですか

序盤からペースが掴めなかったですが、その中で我慢することはできたかなと思ってまいす。個々の引き出しを増やせればより強い相手に対応できるようになるのかなと思います。

 

——試合を通して見つかった課題はありますか

今回の試合に限ったことではないですが、個々の技術の部分とビルドアップは課題に感じています。

 

——次戦へ向けて意気込みをお願いします

とりあえず勝利という結果を残すこと。個々人が自信持って試合に臨めるよう練習に取り組みます。

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