【早慶戦前 9部門横断対談②】女子主将の3人 バスケ×バレー×ソッカー

ソッカー女子

6月17日のスケート部ホッケー部門の早慶戦にはじまり、7月7日の早慶クラシコまで華の早慶戦が毎週行われる。早慶戦を控えた5部活9部門の選手たちに今の思いをインタビュー!かつてない規模での横断対談をお届けする。

第2弾は女子主将対談。バスケットボール部女子主将・阿部七奈子選手(商4・三田)、バレーボール部女子主将・榎本莉英選手(政4・都立青山)、ソッカー部女子主将・福岡愛実選手(環4・ 横須賀シーガルズJOY)の3人に対談していただいた。

 

第1弾はこちら→期待の下級生対談

 

♢早慶戦日程♢

6月17日(土) 第68回早慶アイスホッケー春季早慶定期戦 @KOSÉ新横浜スケートセンター

6月24日(土) 第81回早慶バスケットボール定期戦 @代々木第二体育館

7月1日(土) 第87回早慶バレーボール定期戦 @慶大日吉記念館

7月2日(日) 第95回早慶対抗水上競技大会 @東京アクアティクスセンター

7月7日(金) 2023早慶クラシコpresented byアミノバイタル®第74回早慶サッカー定期戦・第22回早慶女子サッカー定期戦 @味の素フィールド西が丘

 

主将として

――自己紹介

阿部:商学部4年の女子バスケ部主将を務めています阿部七奈子です。本日はよろしくお願いします!

榎本:法学部政治学科4年のバレーボール部女子の主将を務めています榎本莉英と申します。本日はよろしくお願い致します!

福岡:環境情報学部に所属していて、体育会の慶應女子ソッカー部の主将を務めさせていただいております福岡愛実と申します。本日はよろしくお願い致します!

 

――お互い面識はありますか?

阿部:バレーは隣でやっているので(面識はあります)!

榎本:でも喋る機会などは特になくて、いつも週に5日くらい無意識的に会っているんですけど、お話しするのは今日が初めてくらいです。

 

――主将として大事にしていること

阿部:まず一つは自分が一番見られているという意識を持って練習に取り組むことです。姿勢や熱量などは自分が一番見られていると思って意識しています。あとは、チームスポーツである以上、難しいことではありますが、誰一人気持ちの面で置いて行かないことを意識してやっています。

榎本:私も重なるところがあって、色々な主将の形があると思いますが、自分がただ背中で見せて突っ走っていくのではなく、常に後ろを振り返ることを意識してやっています。私たちのチームは初心者の子も大歓迎しているので、そういう子もついていけているかなと、後ろを振り返りながら練習を進めています。一人一人の気持ちを大事にしております。

福岡:私たちの部活でも初心者の子も結構いるので熱量だったり技量の部分だったり、色々なギャップが生まれてしまうこともあります。そんな時に、誰一人置き去りにすることなく一人一人に寄り添うところや、その中でも全体を見ながらチームを引っ張るっていうところを意識してやっています。チームの先頭に立って引っ張るというよりかは、チームの中心に立って周りを巻き込みながら一緒にチームを作っていくという意識でやっております。

 

――主将をしていて1番大変だと思うこと

阿部:私の部活もチームの中で実力差があって、向かっていく目標は一つだけどその中で個々に差があるところをどう埋めていくかです。まずはチームの底上げが大事だけど、下に合わせて練習をしてしまうのはチーム全体の成長にはつながらないので、そこのバランスをうまく取ることが練習メニューを組み立てる中で難しかったです。

榎本:私の代は自分たちの代が始まった時に、全員がついて来られているのかを最高学年で確認していこうという風に決めて、最初の方は後輩に寄り添って優しい言葉をかけることに注力しすぎていました。後輩から、時にはちゃんと厳しく言ってほしいという意見をもらって、後輩に寄り添うことと厳しく言うことのバランスをとることが今もすごく難しく感じています。

福岡:私は先ほども言ったようにやはりチームの中での経験の差がある分、当たり前の基準が人それぞれ異なることが難しく感じました。「ここまでやればいい」「当たり前にやる」というラインが人それぞれだからこそ、目線を下げて一人一人に寄り添うのも大事ですが、基準を上げてチームを引っ張っていかないといけない部分のバランスを主将という立ち位置で考えるのが難しかったなと感じます

主将としてチームをまとめる福岡

――1番やりがいを感じる瞬間は

阿部:まず自分の言葉や姿勢に鼓舞されて仲間が一緒に頑張ってくれることにやりがいを感じます。結構自分のチームは学生主体で練習を組んだりしているので、日々の練習が勝ちにつながった時の喜びは大きいかなと思います。

榎本:私は、最近始まった春季リーグ戦でOB・OGの方々に観戦に来ていただけることが多いのですが、「良いチームだね」と多くの方に言っていただけたことに喜びを感じました。チーム力を第三者の方から評価していただけた時は、主将としても目指しているチームづくりができているんだなと実感することができて、やりがいを感じています。

福岡:私は何かで測ることは難しいですが、チーム一丸となって戦えているなと感じた時にやりがいを感じています。特にホーム戦ではいろいろな方が応援に来てくださる分、応援の力を借りながらチーム一体となって、全員で戦うことを体現できていると感じた時にやりがいを感じます。現在はなかなか勝てていなくて結果がついてきていないですが、それが結果につながった時にさらにやりがいを感じるのかなと個人的には思っております。

 

チームについて

――お互いの部への印象 

阿部:バレー部さんは、隣で練習していることが多いので結構感じるものがあるというか笑 、いつも元気にやっていて、すごく声も出ていて、結構圧倒されることが多いんですけど笑、とても楽しそうだなという印象です。サッカーは練習しているところを見たことがないのでチームの雰囲気は分からないのですけど、純粋にかっこいいだろうなと思っています。自分自身サッカーは全然できないので、憧れみたいなのもありますね。あとは、熱量が大きくてみんなで志高くやっていそうだなという勝手なイメージがあります。

榎本:私もバスケ部の方々とはよく隣で練習していて、印象としては、この代ならではかもしれませんが、後輩のみんなからの熱量も引き出せるような引っ張り方をしているのかなと側から見ていて思います。上級生だけでなく後輩もよく自主練習をしていて、後輩の子も頑張りたいと思うようなチームづくりができている点では、本当に尊敬するところかなと思います。私はバスケもサッカーもやったことがあって、小学生の時にこの3つのスポーツを両立して習い事をしてバレーボールに決めたのですが、サッカーは本当に大好きで、1点までの道のりが長い分その大きな1点を勝ち取った時の喜びが大きい印象です。ソッカー部入ればよかったなと思う時があるほど、本当に楽しそうなスポーツだなと思っています。

福岡:ソッカー部はバスケ部さんやバレー部さんとの交流はないので印象でしかないですが、今日話していて感じたこととしては、それぞれ慶應でスポーツ推薦が無いからこそ似たような境遇にはあるのかなと感じていて、だからこそ主将のお二方がそれぞれチームのために考えながら行動していると言うことが、言葉選びなどからも読み取れて、尊敬する点がたくさんあります。こういう頑張っている部活が他にもあるということで、自分たちも影響を受けて一緒に頑張って慶應を盛り上げていきたいなという風に改めて思いました!

 

――チームの1番の魅力

阿部:先ほど(榎本選手に)言っていただいたのですが、後輩からどんどん来てくれて、縦のつながりが良い感じにできているかなと思っています。自分が入った時は(上下関係が)堅く感じてしまう部分もありましたが、今は学年問わず話し合えるし、チーム全体として仲が良いところが強みだと思います。

榎本:私たちバレー部の強みとして思うのは、一人一人の当事者意識だと思っていて、今までの代だと最高学年の方の意思決定がチームに全面的に出ていた形だったのですが、やり方を変えて、コートに立っているスターティングメンバーじゃない子たちもチームに貢献できるようにミーティングで話し合いました。一人一人が学年関係なくチームをどういう風に変えられるかに対して意見をたくさん言ってくれるので、部員15人の集大成を出せているところが強いところだと思います。

福岡:私も同じようなことになってしまいますが、学年関わらず仲が良くて、全員でチームを作っているところが魅力の一つかなと考えています。ソッカー部にしては他の大学に比べて人数が少ない分、一人一人が当事者意識を持ってやらないといけないという中で、1年生だろうが2年生だろうが、全員がチームをつくっていく意識を持って行動していることが魅力の一つだと思っています。けが人で試合に出られていない人もチームのために動いてくれたり、ベンチメンバーも一緒に戦うという気持ちでチームを作っているからこそ一体感が生まれるのかなと思っております。

 

――現在のチーム状況・目標

阿部:春シーズンの目標は、やっぱり早慶戦で優勝することで、今年1年を通した目標は、2部に昇格すること(現在関東3部に所属)です。この間のトーナメントで2部の相手に勝てたことはチームとしてすごく大きな勝利だったなと思います。でも新人戦では格上の相手に対しておよばず負けてしまい、まだ力が足りない部分がありました。早慶戦は1部の格上の相手ですが、叶わない相手ではないと自分は思っているので、チーム一丸となってもっともっと強くなって、必ず目標を達成したいなと思っています。

榎本:バレー部の目標は3部に昇格すること(現在関東4部に所属)です。昇格のチャンスは春季のリーグ戦と秋季のリーグ戦の2回あります。現在(取材日5月30日)春季のリーグ戦が終盤に差し掛かっていますが、なかなか勝てていないので今回の昇格は難しいかなと思っています。1年生の時からチームを引っ張ってきてくれた子が大けがをしてしまってチームとして苦しい状況にありますが、一戦一戦重ねていくうちに成長しているなと感じるところがあるので、今が正念場です。いつかチームが報われることを信じて頑張っていきたいと思います。

福岡:ソッカー部は関東の大学の2部リーグに所属していますが、1部昇格を目標にしています。現在5試合が終わって0勝3分2敗という状況なので、1部昇格には少し出遅れてしまっているというところはありますが、まだまだリーグ戦は始まったばかりですし、けが人の思いも背負いながらチーム全員の頭がそろってきたところだと感じているので、これから目標に向けて勝ち点を積み重ねて行ければいいなと思っています。

 

――今年のチームを一言で表すと

阿部:まだまだもっともっと拘(こだわ)っていきたいところではあるんですけど、一言で表すと「勝ちに拘るチーム」だと思っています。今までも勝ちに拘ってきましたが、それをもっと本気で目指したいと思っています。厳しさや苦しい部分もありますが、立てた目標を本当に達成したいんだったら、厳しさが足りていないと思うので、本当の勝ちにこだわることを追求できるチームを目指したいと思っています。

榎本:私は「戦友」という言葉が出てきました。家族や友達とは少し違って、15人の部員がいて、全員1列に並んで勝利のために一人一人が頑張るぞという思いが色濃く出ているチームかなと思っています。

「戦友」と共に勝利を目指す

福岡:私たちは一言で表すと「原動力」という言葉が合うかなと思っています。ビジョンにも掲げていて、まだそういうチームに完全になれているとは言えませんが、自分たちの頑張る姿や結果で、誰かが頑張ろうと思えるような原動力になりたいと思っています。一人一人がチームの中で頑張る姿勢や戦う姿勢をそれぞれの原動力に変えて、チームのために頑張っていくという意味で、原動力というビジョンを掲げています。

 

早慶戦について

――早慶戦の個人的な目標

豊富な経験を生かす

阿部:自分自身1年生の頃から早慶戦でコートに立って体験させていただいてきたので、その恩返しという意味も込めて、得点はもちろん、チームとして良いプレーを引き出せるようなコントロールであったり、声掛けであったり、良い姿勢をチーム全体に伝播したいし、会場の皆さんの心にも響くようなプレーができたらなと思っています。

榎本:私も似ている部分がありますが、まずは選手として得点面でチームを引っ張っていきたいです。また、主将として、会場の皆様に感動を届けられるように、いつも通りのチームの良さを引き出せる安心感のあるプレーで早慶戦を引っ張って、勝利をつかみ取れるように頑張りたいと思っています。

福岡:私も1年生の頃からピッチに立たせて頂いている中で、歴史を見ても(女子)ソッカー部は(早慶戦で)1勝もできていないので、なんとか勝利をつかみたいです。私のプレーは上手い、魅せるプレーではないですが、体を張ったプレーであったり、仲間を鼓舞する声かけであったり、自分のプレーで誰かの心を動かすことができたらなと思うので、そこを個人的な目標としてやっていきたいと思います。

 

――早慶戦の応援に来て下さる皆様へ

阿部:早慶戦の目標は、優勝です!代々木競技場というバスケの聖地のような場所で開催されるので、たくさんの人に見に来ていただきたいですし、自分たちも観客の方々の心を動かせるようなプレーをチーム一丸となってしたいと思うので、応援よろしくお願い致します!

榎本:私たちも目標は優勝です!会場の皆様に、バレーボールのチームプレーはすごく幸せで楽しいものなんだなと思っていただけるようなプレーを全力でしていきたいと思います。7月1日、日吉の記念館で行われるので、ソッカー部の皆さんにも、バスケ部の皆さんにも、たくさんの方に足を運んでいただけたらなと思います。応援の程よろしくお願い致します!

福岡:私たちの目標も優勝です!今年は男女合同の開催で男子部も試合をするので、女子部は初勝利を目指して男女ともに勝利することができればいいなと思います。チーム一丸となって全員で戦って行きたいと思っております。7月7日の平日開催ですが、是非皆様に来ていただいて、応援を力に変えながら戦う姿で、見てくださった方の心を動かすことができればなと思っているので、応援どうぞよろしくお願い致します!

 

(取材:島田怜佳)

タイトルとURLをコピーしました