【ソッカー(男子)】5得点&完封の快勝!いざ2部自動昇格をかけた最終節へ/リーグ戦第21節VS共栄大学

ソッカー男子

試合前時点で「3部初代王者」への道は閉ざされたものの、一つでも上の順位でリーグ戦を終え、2部昇格を確実なものにしたい慶大は、共栄大との一戦に臨んだ。慶大は試合序盤から試合の主導権を握り続けチャンスを量産すると27分、FKから熊澤維吹(文4・國學院久我山)がダイビングヘッドで相手ゴールネットを揺らし先制に成功する。後半に入っても慶大の勢いは衰えることなくゴールラッシュ。塩貝健人(政1・國學院久我山)が2ゴール、塩貝亮太(商4・暁星)が1ゴールを決めると、永澤昂大(政2・國學院久我山)のリーグ戦初ゴールで共栄大を突き放した。2部自動昇格の命運がかかる最終節を前に、5-0の快勝。大きな勝ち点3を獲得した。

 

2023/11/11(土)14:00キックオフ @共栄大サッカーグラウンド

 

【スコア】

慶應義塾大学5―0共栄大学

 

【得点者】

27分 熊澤維吹(慶大)

54分 塩貝健人(慶大)

57分 塩貝亮太(慶大)

68分 塩貝健人(慶大)

71分 永澤昂大(慶大)

 

◇慶大出場選手

GK

1 竹内秀太(商4・桐蔭学園)

 

DF

3 山本献(商4・國學院久我山)

4 入江修平(政3・慶應)

5 山口絋生(商3・國學院久我山)

 

MF

20 永澤昂大(政2・國學院久我山)

14 田中雄大(商2・成城学園/三菱養和SCユース)→90+1分 29 茅野優希(政3・慶應)

17 荘司慈英(商3・慶應)

11 塩貝亮太(商4・暁星)→78分 15 清水皇貴(経2・三田学園)

 

FW

7 熊澤維吹(文4・國學院久我山)→83分 13 藤井漱介(商1・静岡学園)

10 塩貝健人(政1・國學院久我山)→71分 18 柳瀬文矢(法2・駒沢大高)

9 立石宗悟(法2・桐蔭学園)→78分 23 千代田和真(政4・慶應)

 

本節前時点で4位の慶大は、他会場の試合結果により今年度の目標であった「3部初代王者」への道は閉ざされてしまった。しかしながら、来季の2部昇格への可能性が残される4位以上を確定させている。3部2位以上が2部自動昇格となるため、必ず勝ち点3を獲得し、少しでも上位チームとの勝ち点差を縮めたい一戦となった。

絶対に負けられない一戦となった

共栄大ボールでキックオフ。慶大は序盤から試合の主導権を握り、相手陣内でのプレーが続く。すると5分、左サイドからの攻撃を起点に連続でCKを獲得。どちらのCKも塩貝健人をターゲットとしてボールが送られる。塩貝健人は高い打点からヘディングシュートで果敢に相手ゴールを狙うも、うまくミートせず得点を奪うことができない。さらにその後も慶大の攻撃の手は緩むことなく、慶大攻撃陣を指揮する荘司慈英(商3・慶應)、田中雄大(商2・成城学園/三菱養和SCユース)らの正確なパスからチャンスを作ると、熊澤維吹が低い弾道でのシュートを放つなど幾度となく、相手ゴールへ迫る。しかし、相手GKもそう簡単にはゴールネットを割らせず粘り強い守りを見せられる。

田中が慶大の指揮をとった

すると20分以降は、共栄大が徐々にボールを保持し始め、慶大はCKのピンチを招く。ただここは入江修平(政3・慶應)が競り合いの強さを見せ、共栄大の攻撃を完封。この守備陣の奮起が実ったか27分、慶大は相手陣内の好位置でFKを獲得する。キッカー荘司慈英のボールは綺麗な弧を描きながらペナルティエリア内へ。このボールがピンポイントで熊澤維吹の元に渡り、ダイビングヘッドでクロスを捉えると、ボールは相手ゴールネットに吸い込まれ慶大が待望の先制点を奪う。

先制ゴールを決めた熊澤

その後は熊澤維吹の得点も相まってか、塩貝健人、立石宗悟(法2・桐蔭学園)の両FWが奮起し、何度も相手ゴールへ迫る動きを見せる。塩貝健人は素早いドリブルと強靭なフィジカルで自ら突破口を切り開き、ゴール前までボールを運びシュート放つも、不運にも相手GKの正面にシュートが飛び、ゴールネットは揺らせず。一方、立石宗悟は華麗な足技とボール捌きで前を向き、ゴール前へ迫るもここは相手守備陣に数的有利な状況を作られ、シュートまでボールを運ぶことができない。慶大は前半、大半の時間でボールを保持するも、あと一歩の場面で攻撃を阻まれ、なかなか追加点を奪うことができず、1-0で試合を折り返す。後半でも守備陣の安定した守り、攻撃陣のさらなる奮起に期待がかかる。

立石が追加点を狙う

1点をリードして迎えた後半。前半に引き続き、後半も慶大がしっかり主導権を握って試合を展開する。すると54分、前線の立石宗悟や熊澤維吹らのハイプレスが活き、相手のパスに入江修平が上手く反応。そのルーズボールをものにした塩貝健人が、相手DF4枚を華麗なボール捌きで圧倒し、ゴール左上に突き刺すシュートを放って2点目を奪う。

追加点を挙げた塩貝健

さらに57分には塩貝亮太。田中雄大から完璧なロングパスを左サイドで受けると、颯爽と相手DFを抜いてゴール右上に弧を描くシュートを放つ。僅か3分で追加点を叩き出し、大いに沸く慶大応援団。ただまだまだ慶大は畳み掛ける。熊澤維吹や永澤昂大のパスから立石宗悟にボールを集め、更なる得点を狙う。66分前後には、何度かゴール前にボールを運ばれるなど相手の時間帯が増えるも、山口絋生(商3・國學院久我山)や入江修平の落ち着いたクリアで決定的なシュートは許さない。

塩貝亮が追加点

68分にはまたも塩貝健人。本日2点目のゴールは右サイドから、田中雄大と立石宗悟を経て、一気にゴール前に抜け出しボールを叩き込む。するとその3分後の71分には、リーグ戦初出場のこの男が魅せた。左サイドから立石宗悟が駆け上がると、中央の熊澤維吹へ。すると熊澤からのスルーパスを受けた永澤昂大が、1度体勢を立て直して左足を振り抜き、左サイドネットを揺らす。初のリーグ戦でゴールを決めた永澤昂大に選手が駆け寄り笑顔を見せ、喜びを分かち合った。

リーグ戦初ゴールを決めた永澤

リーグ戦初ゴールに喜びを見せる永澤

5点のリードがありながら、最後のホイッスルまで前線の選手を入れ替えつつ追加点を狙い続けた慶大。確実に勝ち点3を手にし、残すは最終節のみとなった。「自動昇格」のためには、次節の最終戦の勝利は絶対条件である。2部昇格に向けたリーグ戦最終戦は、11月18日(土)に下田グラウンドにて行われる。山本献(商4・國學院久我山)率いる荒鷲イレブンの最後のホームゲーム。ホームで鳴り響く「若き血」の中で、勝利を手にして歓喜に沸く姿に期待したい。

試合後は喜びを分かち合った

 

次戦 11/18(土) 最終節 vs東京農業大学 14:00キックオフ @下田グラウンド

 

▽以下、監督・選手インタビュー

淺海友峰監督

――今節を振り返っていかがですか?

相手が勇気を持って激しく来るチームに、前期と比べて大きく変わっていたので、そこを逆にしっかり突いていこうということで、こっちはそれを利用してやろうという気持ちでした。

 

――前節からどのような調整をしてこの試合臨まれましたか?

1番はやっぱりメンタルですね。僕の責任なのですが、去年の入れ替え戦や、実際に入れ替え戦や昇格が迫ってきた時に、なかなか勇気を出せないプレーに見える部分があったので、そこを皆で乗り越えようというところを1番に考えていました。

 

――今節は前線は1、2年生の若い力の活躍が目立ったかと思います。選手を大きく入れ替えて今回臨んだ要因はどこにありますか?

明日も練習試合があってそれを評価するという話をしていた中で、調子が良い選手と、相手にハマりそうな選手を使うというところですね。ジュニアリーグというリーグが明日(11月12日に)あるので、同じように明日も評価しますし、その前にもトレーニングマッチがあったりして、そこで評価した調子の良い選手を上げている形ですね。

 

――次節への意気込みをお願いします。

最終節でホームでできるので、うちはホームの方が苦戦しているというところもあるので、汗水垂らしているグラウンドなので、そこだからこそ力を発揮してほしいなというふうに思っています。

 

 

永澤昂大(政2・國學院久我山)

リーグ戦初ゴールの永澤

――リーグ戦初スタメンでフル出場、初ゴールですが、今のお気持ちは

前節苦しい戦いをしてしまった中で、自分が今節デビューということで、チームを救うではないですけれど、そういう活躍ができたというのは本当に嬉しいです。

 

――ゴールの瞬間を振り返って

前半からずっと狙ってはいたのですが、なかなかチャンスが来なくて、やっぱりチャンスが来た時はもう思い切って足振ろうと思っていたので、そこは思いっきり振って入ったので良かったです。

 

――試合全体を通しては

やっぱり普段の試合とは、強度というか緊張感が全然違うなというのは感じたのと、応援が近くにいて、あれだけ多くの人が応援してくれるというのは力になりました。

 

――リーグ戦初スタメン、どのような気持ちや準備で

普段とあまり変わらないように準備はしていたつもりでしたけれど、いろんな人に「緊張するなよー」だったりとか言われていたので、ちょっと緊張はしましたけれど、そうやって声を掛けてもらったのもあって、そこまで変に力が入らずにプレーができたかなと思います。

 

――残りのシーズン、最終節やプレーオフへ向けて

まだ自動昇格も残っているし、まだまだ可能性はあると思うので、まずは最終節、全力で向かっていくというのと、もし入れ替え戦になってしまってもやっぱり勝つだけなので、そこはしっかり準備をして全員で昇格に向かっていきたいと思います。

 

 

田中雄大(商2・成城学園/三菱養和SCユース)

試合を通じて攻守の要となった田中

――前節の敗戦からどう気持ちを切り替えて臨みましたか?

前節は負け方としては最悪の負け方で、あと2試合勝つしかない状況で他力本願ではあるんですけど、目の前に試合に勝つことだけに集中して、チームとしては切り替えて臨みました。

 

――試合を通して攻撃陣へのラストパスなどかなり精度が高かったと思いますが、自身のプレーを振り返っていかがですか?

自分たちがボールを持てるような展開になることはイメージできていたんですけど、思ったよりも前半から自分のところで前向きになれるようにボールを収められて、アシストはできなかったんですけど、シュートまで持っていけるようなパスを出せたので、そこは自分としては評価できるかなと思います。

 

――随所で攻守の要となっていますが、残りのリーグ戦で、どんな役割を果たしていきたいと思いますか?

ポジション的にも攻撃と守備をつなぐポジションなので、攻守において色々な場面で顔を出して、アシストやゴールという結果にこだわりたいです。

 

――次節が最終節になります。意気込みをお願いします!

4年生最後の試合になるかもしれないので、石川さんや勝又さんといった4年生のためにも、いい形で昇格を決めたいと思います。

 

 

塩貝健人(政1・國學院久我山)

2ゴールの活躍を見せた塩貝健

――今日の試合にどのような気持ちで臨みましたか

前回休んでいた分、今回は沢山点を取れるように頑張りたいなと思っていました。

 

――2つのゴールシーンを振り返って

脚を思い切って振ったら結構いいところに入ったので良かったです。

 

――スペイン遠征に向けた準備と意気込み

スペイン、頑張ります。

(取材:長掛真依、愛宕百華、金子拓登、佐藤光)

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