【野球】廣瀬が圧巻の２打席連発！全国優勝に王手をかける明治神宮大会準決勝日体大戦

１１月１９日（日）　明治神宮野球大会準決勝　環太平洋大学戦　@明治神宮野球場

決勝進出をかけた今試合は、6回表に１点先制を許すもその裏、主将・廣瀬隆太（商4・慶應）が３点本塁打を放ち逆転。その後も慶大は、廣瀬の２打席連続となるソロ本塁打が飛び出すなど２点を追加し、５－１で勝利。明日の決勝へ駒を進めた。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日体大	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
慶大	0	0	0	0	0	3	1	1	X	5

◆慶大出場選手

打順	選手名
［３］	吉川海斗（法４・慶應）
［５］	本間颯太朗（総３・慶應）
［４］	廣瀬隆太（商４・慶應）
［９］	栗林泰三（環４・桐蔭学園）
［２］	宮崎恭輔（環４・國學院久我山）
［６］	水鳥遥貴（商３・慶應）
［７］	齋藤來音（環４・静岡）
［８］	佐藤駿（商３・慶應）
8	村岡龍（商１・慶應）
［１］	竹内丈（環１・桐蔭学園）
1	木暮瞬哉（法２・小山台）
H	横地広太（政１・慶應）
1	谷村然（環４・桐光学園）

日体大バッテリー：●寺西、篠原ー高橋

慶大バッテリー：竹内、○木暮、谷村ー宮崎

日体大本塁打：なし

慶大本塁打：廣瀬１号３ラン、廣瀬２号ソロ

昨日の準々決勝ではコールド勝ちし、波に乗りたい慶大。今日の試合は、１年生ながら秋の六大学野球リーグ戦で数々の好投を見せた慶大・竹内丈（環１・桐蔭学園）と、日体大の注目右腕・寺西成騎（３年・星稜）の先発で始まった。

１年生ながら全国の舞台で堂々の投球を見せた

５回までは両先発の好投と守備陣の好守により両者とも無得点だったものの、６回表に均衡が破れる。竹内は１死二塁のピンチを招くと、４番本間巧真（４年・東海大相模）に中適時二塁打を許し、先制される。

しかしその裏、ある男が見せ場を作る。慶大は四球と安打で２死一、二塁のチャンスを作ると、３番廣瀬が打席を迎える。期待を一身に背負いながら２ボールからの３球目を振り抜くと、打球はレフトスタンドへ。廣瀬は確信歩きで打球を見送り、慶大の観客席は今日一番の盛り上がりを見せた。この本塁打で、慶大は２点の勝ち越しに成功する。

廣瀬の一発が流れを変えた

慶大は７回裏、２死二塁から佐藤駿（商３・慶應）の左中間を破る適時三塁打により１点を追加すると、さらに８回裏、廣瀬が２打席連発となる本塁打を記録。プロでの活躍を期待されている男が「格の違い」を見せつけた。その後は、７回からマウンドを任された谷村然（環４・桐光学園）が、３回を無失点に抑えゲームセット。慶大は５－１で勝利を収め、決勝への切符を手に入れた。