5月29日の昼休みに日吉キャンパス中庭で開催されたのは、早慶合同デモンストレーション。野球早慶戦に向けて、早稲田大学応援部を招き盛大に行われた。
早慶戦前の合同デモンストレーション(日吉キャンパス開催)には、昼休みということもあり多くの塾生が足を止めた。ご飯を食べながら演奏を楽しむ塾生もいれば、應援指導部ファンと思われる年配の方もいた。まずは、各校が代表曲である慶應の「若き血」、早稲田の「紺碧の空」を演奏した。
続いて演奏された曲は、「Blue Sky KEIO」。この応援歌は、早慶戦90周年を記念して早稲田大学と共同で作成された曲で、歌詞の「KEIO」「WASEDA」以外の部分は、全て「Blue Sky WASEDA」と同じ歌詞となっている。この曲も両校のチアが入り交じって演奏され、早慶戦デモンストレーションならではの光景となった。
最後に、両校がそれぞれチャンスメドレーを演奏。應援指導部のIさんは「慶應の優勝はなくなったが、チケットは完売した。早稲田は優勝がかかっており、応援に来る人が多いだろう。だから1人でも多くの塾生の力が欲しい。早稲田に勝ちたい奴は、声を出してくれ」と声を張り上げた。
前日・前々日に予定されていたSFC・三田でのデモンストレーションは、天候不良によりそれぞれ中止に。しかし日吉では無事に開催することができた。明日は敵地・早稲田大学に乗り込み、早慶合同デモンストレーションが行われる。「紺碧の空」の下での、應援指導部のパフォーマンスに期待したい。
(取材:岩切太志、塩田隆貴、竹腰環、小林由奈、雨ノ宮乙葉、大塚隆平、酒井里彩)