24日、侍ジャパン大学代表のメンバーが発表され、慶大のエース外丸東眞(環3・前橋育英)が選出された。背番号「22」を背負い、7月に開催される「プラハ、及び、ハーレム・ベースボールウィーク」に日本代表として出場する。
22日から平塚市内で行われていた侍ジャパン大学代表候補合宿。全3日間の日程で、全国から集結した46名の精鋭たちが24枠の日本代表へ生き残りをかけ、それぞれアピールをした。慶大からは外丸が合宿に参加。22日の紅白戦では、2回無失点、被安打1、四死球1、奪三振1の安定した投球を披露し、首脳陣に自身の強みを披露した。
23日、24日は実戦の機会はなかったものの、シートノックや国際大会を見据えたタイブレーク練習が行われた。そして24日の練習後、記者会見にて日本代表最終メンバーが発表された。慶大の監督も務める堀井哲也日本代表監督から「外丸東眞」の名前が呼ばれ、見事代表入りを果たした。
24名の日本代表に選ばれた選手たちは、29日から7月3日までバッティングパレス相石スタジアムひらつかにて行われる直前合宿に臨む。そして海を渡り7月6日からはチェコ・プラハで「第43回プラハベースボールウィーク」、12日からはオランダ・ハーレムで「第31回ハーレムベースボールウィーク」に参加。日本代表として、ヨーロッパの国々に加えチャイニーズ・タイペイなどの世界を相手に戦う。
「チームの勝利に貢献できるような活躍をしたいと思います。素晴らしい選手の方々と一緒にプレーできることに感謝して、自分の持ち味を生かして全力を尽くしたいと思います」と意気込んだ外丸。慶大のエースが日の丸を背負い、世界にその実力を見せつける時がきた。
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(記事:大泉洋渡、写真:加藤由衣)
▼侍ジャパン大学代表メンバー(所属大学)
【投手】
1 寺西成騎 (日本体育大)
16篠木健太郎(法政大)
17藤井優矢 (東日本国際大)
18中村優斗 (愛知工業大)
11伊藤樹 (早稲田大)
12高木快大 (中京大)
14渡邉一生 (仙台大)
15高須大雅 (明治大)
19市川祐 (日本大)
21野口練 (近畿大)
22外丸東眞 (慶應義塾大)
【捕手】
10印出太一(早稲田大)
27神里陸 (國學院大)
23小島大河(明治大)
【内野手】
2 山縣秀 (早稲田大)
6 柳舘憲吾(國學院大)
8 繁永晟 (中央大)
9 勝田成 (近畿大)
25立石正広(創価大)
29松下歩叶(法政大)
【外野手】
3西川史焦(青山学院大)
4飯山志夢(立正大)
5渡部聖弥(大阪商業大)
7吉納翼 (早稲田大)