【ソッカー(男子)】早慶クラシコ直前特集第6弾!角田惠風×田中雄大×齋藤真之介×立石宗悟〜国立「支配」3年ぶり定期戦勝利へ〜

ソッカー男子

8月25日(日)、国立競技場にて第75回早慶サッカー定期戦(早慶クラシコ)が行われる。早慶クラシコ開催にあたり、ソッカー部の選手たちを取材した。第6弾は角田惠風×田中雄大×齋藤真之介×立石宗悟の3年生4人だ。「慶應の選手である以上絶対負けてはいけない」と称する早慶戦の舞台まであと3日、3年生ながらチームの中枢を担う彼らの思いを伺った。

 

ーー他己紹介をお願いします

角田惠風

齋藤:嫌われ役ができる。

角田:いいこと?それ(笑)。

田中:嫌われられる?

立石:嫌われにいける?っていう。

 

ーーみんなのために…?

立石:そうそう!みんなのために。練習を締めてくれる。

田中齋藤:厳しい。

齋藤:優しい。

田中:でも怖い(笑)。

立石:でも、それが俺の活力になっているから(笑)。

田中:気を遣わずに意見言えるからね。先輩に対しても、同期にも。

 

田中雄大

齋藤:嫌われ役ができますね。

田中:あれ(笑)。

角田:まあ似たようなもんですね。

齋藤:やっぱゴルフうまいとかでいいんじゃないんですか!

角田:ゴルフ上手ですね。

齋藤:田中プロ。アイデンティティ。

立石:あとやっぱ熱い一面があるみたいな。

齋藤:2人(角田・田中)ともサッカーに対する熱量が。

田中:あ〜いいねえ。

立石:プレーはクール系なんだけど、内に秘めているものが。

齋藤:プレー面は、2人(角田・田中)ともプレービジョンがある。チームを動かせる。

立石:やっぱ今試合に出ているのは3年生が多い中で、その中でも引っ張ってくれている存在かな。2人(角田・田中)が。

 

齋藤真之介

田中:良い意味でイキってるよね。

齋藤:あざす(笑)。

田中:いろんなものをちょっとずつかじって。ゴルフかじって、サーフィンかじって、カフェ巡りかじって…

立石:ミーハーってこと?

田中:まあ銭湯巡りかじって…

立石:好奇心旺盛みたいな!

齋藤:あ、それだわ!

立石:いろんなことに挑戦できる。

角田:プレーに関しては攻撃のスイッチみたいな、慶應の。

田中:良い意味でね。

角田:良い意味しかないだろ。(笑)

齋藤:起爆剤ね。

角田:だいたい真之介から展開が始まるみたいな。ゴールへ。

 

立石宗悟

田中:生まれ変わりたい部員No.1。

齋藤:深く物事をあんま考えないから幸せ。

立石:ポジティブ。良い意味でね。

 

ーーサッカー面では

角田:流れを変えるプレーができる。

齋藤:体張れる。

立石:ブレイカーってこと?

角田:そう。ここ一個マイボにしたいなって時に。

齋藤:流れを作るっていうよりかは、相手の流れを壊せる。

田中:ゲームチェンジャーだね。

体を張って果敢にゴールへ迫る

 

ーー3年生はどんな学年ですか

立石:仲良くね?みんな。

角田:仲は良い。

齋藤:サッカーを一番真剣にやっている。

角田:ピッチ内ファーストを掲げているので。一番サッカーに向き合えてる学年ですかね。上のトップで出ている人にどんどん引っ張られていって、良い方向に行ってる感じがします。ピッチ内が。

齋藤:チームの中核って感じです。(笑)

田中:3年だけどやっぱ4年をプレーで引っ張れたりとか。

齋藤立石:カテゴリとか関係なく結構交流がある。

 

ーー今年のチームの強み・特徴

田中:超攻撃ですね。

齋藤:観ていて楽しいとかじゃないですか。観ていてもやっていても楽しいサッカーをやっている。

角田:言い方は悪いけど、点を取られても取り返す自信があるから今は。その超攻撃ってところが特徴だし、強みなんじゃないでしょうか。

田中:横断幕にもある超攻撃ね。

 

ーーここまで2部で戦ってきましたが、チームの戦いぶりを振り返って

齋藤:もっとできた。もったいない引き分けとか勝ちきれない試合が多かったので、後期は勝ち切る。もっと得点をとって圧倒する試合を増やしたい。

田中:ほぼ一緒だけど。もっと点を取りたかった。

立石:もっと取れたね。

セットプレーでのキックも担う田中

 

ーー個人としては

立石:途中から出て流れを変えられない試合とかもあったから、それを無くしていきたいなっていう。しっかり役割を発揮していきたいなと思います。

角田:どんな役割?

立石:やっぱ、得点に関与するとか。ゴールを決めたり、アシストしたり、PKとったり、いろんな貢献の仕方があると思うから、そういうことをしていきたいなと思います。

齋藤:得点力が足りないので、後期は相手が慶應のやり方を対策してくると思うんですけど、そこを質で上回れるように、後期は得点に直接関与していきたいと思います。

角田:全チームと1試合やって、慶應がボールを握って相手を支配するというスタイルに対策がされると思うので、それを打開できる選手になって。今4ゴール5アシスト(関東リーグ)なので、どっちも10超えられるようにやっていきたいと思います。

田中:ちょっと退場とかしちゃって、アクシデントもあり欠場しちゃった試合があったので、後期は心を落ち着かせて冷静にチームを勝たせたいというのと、(MFだが)アシストがCBである西野純太くん(総3・駒澤大学)と同じなので(笑)。ゴールもアシストももうちょっと増やせれば良いかなと思いました。

 

ーー去年と比べて成長したな、変わったなというところは

立石:去年からポジションが少し変わって難しい部分があるけど、そこでしっかり結果を出し続ける事を今年は意識して取り組んでます!その上でWG(サイドを担うFW)は個人で突破する力が求められていてチームに勢いをつけるプレーが去年より出来ていると感じています。

田中:今年のシステム的にも、ポジション的にも、去年からは考えられないぐらい守備のことを意識するようになりました。チームとしてどうやって相手のボールを奪うかはもちろん、個人の読みやフィジカルで奪い切る能力は少しずつ成長できてるかなと思います。

齋藤:去年から変化したことは、慶應ソッカー部を代表して試合に出るという責任感を持つようになったことです。

角田:個人として、ゴールやアシストという目に見える結果を出せていることが変化したところだと思います。その要因は、ポジション取り、動き出しにあると思っています。今まではボールを受けて何かしようとするプレイヤーでしたが、今年はゴール前に入っていくスプリントやポジション取りでゴールに関わるという役割を全うできてるかなと思います。気持ちの面でも、今までは自分のプレーが良ければ納得感がありましたが、今年はプレーの完成度だけでなく、ゴールやアシストが取れていないと満足できなくなっていて、良い変化が生まれてると実感してます。去年までとは違い、上級生になってチームを引っ張らなければいけない存在だと自覚してます。また自分のゴールやアシストがなければ勝てないとも感じています。攻守にハードワークし、ゴールに関わるプレーで後輩たちに背中で示したいと思います。

国立を沸かすゴールに期待したい

 

ーーこれからのチームの中核を担っていく4人だと思いますが、今後チームの中でどんな役割を果たしていきたいですか

角田:やっぱ周りに結構いうことが多いから、「あれやれよ、これやれよ」って。それを言うにふさわしい立場になれるような振る舞いをちゃんと自分もして、練習に取り組みたいなっていうのが一番。自分のサッカーに対する姿勢で、周りを引き上げたいなっていう思いです。

田中:惠風くんと一緒で1年の時から試合に出させてもらってるから、みんなより経験も出ている時間も長い中で、チームに良い影響を与えて、引っ張れるような、基準を示せるような存在になっていきたいです。

齋藤:自分はチームに足りないところをしっかり埋められるように、良い意味で空気を読まないような振る舞いも必要かなと思います。

立石:俺はみんなみたいに口で言うタイプとかではないから、やっぱり強度とか出してプレー面でリードするというのと、プレー中は声でもしっかり引っ張っていくっていうところですかね。

 

ーー今年の早慶戦は国立開催ですが

齋藤:(ソッカー部の中で)一番家に近いので、活躍できればと思います(笑)。

角田:自分はスタジアムとかでも経験があるので、チームの中では。周りを引っ張っていけるように頑張っていきたいなと思います。だけど11年ぶりに良い環境でやらせてもらう良い機会だから、自分たちのスタイルを存分に見せたいなと思います。

齋藤田中:同じく。

立石:去年とかは6千人とか、一昨年も1万人達していなかったけど、いつもより収容人数も多いので、観に来てくれるお客さんの期待に応えられるように頑張りたいなと思います。

 

ーーみなさんにとって早慶戦とは

角田:ソッカー部に入部している人みんなの憧れの舞台だと思うから、そこに立つ権利があるならばそれにふさわしい振る舞いをしたいなと思います。正直にいえば普通の1試合だけど、みんなの憧れの舞台だからそれにふさわしい振る舞いをしたい。

立石:惠風と一緒でみんなの憧れの舞台だから、出られる権利が今はあると思うからしっかり準備して、出られたらしっかり活躍できるプレーができたらと思います。

齋藤:特別な舞台というのは分かった上で、でもいつも通りの自分たちのプレーを出せたら早稲田には絶対勝てると思うので、それが本番で出せるようにしっかり準備して臨みたいと思います。

田中:そんな気負うことなく、リーグ戦でも1試合やっているし。いつもと違うことをやるんじゃなくて、いつも通りやって、慶應の選手である以上絶対負けちゃいけない相手だと思うので。自分たちのサッカーをして勝ちたいと思います。

 

ーーどのような戦い方・試合を想定していますか

齋藤:いっぱい点が入る試合にしたいなって。で、勝つ。それが今年のスタイルなので。

角田:敵がどう守ってこようが、自分たちの「支配する」というスタイルは変えずに観客を沸かせながら勝ちたいと思います。

立石:一緒で、流れとか悪くてもスタイルを崩さないでずっと貫いて、いっぱい得点を入れられたらなと思います。

超攻撃の慶大スタイルを体現してくれるだろう

 

ーー早慶戦で注目して欲しいところは

田中:攻撃です!

立石:応援とかも、他の出られない選手とかも本当は悔しい気持ちもあるけどそれを応援の力に変えて、みんな応援してくれて、すごい声を出してくれているので。そこにも注目して欲しいなと思います。

 

ーー最後に、早慶戦への意気込みをお願いします

齋藤:絶対勝ちます!!今まで2年間応援してきて、その気持ちとかは誰よりも分かるので、その思いを背負って戦いたいと思います。

田中:自分たちが出てきた今までの1、2年の早慶戦、定期戦は1勝もできていないので、3年ぶりの勝利をつかむ気持ちでいきたいです。

立石:まだ勝てていないので、定期戦は。3年ぶりに勝てるように頑張っていきたいです。

角田:得点に関与するプレーをして、MVPを取ります!

 

ーーお忙しい中、ありがとうございました!

(取材:長掛真依)

【試合情報】

第75回早慶サッカー定期戦−早慶クラシコ− presented by アミノバイタル®

2024年8月25日(日)18:00KO @国立競技場

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