帝京大相手にどのような試合運びをするのかが注目された一戦だった。慶大は一時帝京大をリードするも、後半は自陣に釘付けにされる展開となり、15-26で王者の前に屈した。
慶應 15-26 帝京
T=服部2
G=仲宗根
PG=高田
慶大は前半開始早々にラインアウトのミスから帝京大に先制トライを決められ、更にペナルティーゴールで追加点を許す。しかしその後慶大の反撃が始まる。前半17分、24分と順目にパスを回す慶大らしいアタックで、WTB服部が連続トライに成功。12-10となり、逆転に成功する。30分にはCTB高田がペナルティーゴールを決め帝京大を突き放し、15-10で前半を折り返した。
後半も勢いに乗りたい慶大だが、風下となったこともあり流れは帝京大ペース。帝京大の重いディフェンスの前に、慶大は思うようなプレーができない。後半13分にLO栗原がモールを抜け出しアタックを図るなど、チャンスは作るものの反則が多く、決定機とすることはできなかった。帝京大にモールを押され計2トライを許し再び逆転を許してしまう。慶大は無得点で後半を終え、15-26でノーサイドとなった。
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