慶應スポーツ新聞会

【ラグビー】伝統の一戦で屈辱の大敗 対抗戦・早大戦

ゲインする仲宗根主将

 2011年11月23日の伝統の一戦は厳しいものとなった。対抗戦でここまで3勝3敗と苦戦を強いられている慶大だが宿敵・早稲田は絶対に負けられない相手。鬱憤を晴らすべく気合い十分で臨んだ。しかし、その気持ちとは裏腹に慶大伝統の「魂のタックル」は不発。早大にフィールドを縦横無尽に使われ、24‐54の大敗に終わった。

関東大学対抗戦A

2011/11/23(水・祝)@秩父宮

得点
慶大 チーム 早大
前半 後半 VS 前半 後半
1 2 T 5 4
1 2 G 3 0
1 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
10 14 小計 34 20
24 合計 54
スコアプレー
時間 得点者 得点方法 スコア(慶大‐帝京大)
前半1分 原田(早大) PG 0-3
前半10分 仲宗根(慶大) PG 3-3
前半15分 山下(早大) T(G×原田) 3-8
前半20分 高橋浩(慶大) T(G○仲宗根) 10-8
前半23分 原田(早大) T(G○原田) 10-15
前半33分 中靍(早大) T(G○原田) 10-22
前半36分 金(早大) T(G○原田) 10-29
前半40分 上田(早大) T(G×原田) 10-34
後半7分 中靍(早大) T(G×原田) 10-39
後半13分 原田(早大) T(G×原田) 10-44
後半20分 古田(慶大) T(G○仲宗根) 17-44
後半31分 山下(早大) T(G×原田) 17-49
後半36分 中靍(早大) T(G×原田) 17-54
後半41分 児玉(慶大) T(G○仲宗根) 24-54
 
出場選手
ポジション 名前(学部学年) 交代選手
1.PR 三谷 俊介(総2) →後5分16.古田 哲也(環4)
2.HO 高橋 浩平(経4) →後5分17.渡辺 祐吉(経3)
3.PR 平野 裕馬(環3)  
4.LO 栗原 大介(総4)  
5.LO 藤本 慎二郎(環4)  
6.FL 石橋 拓也(環1) →後5分19.鹿児島 昌平(経3)
7.FL 伊藤 悠(商4) →後28分18.熊倉 悠太(政4)
8.NO8 明本 大樹(総4)  
9.SH 渡辺 諒介(経2) →後23分20.郡司 光太(法4)
10.SO 宮川 尚之(環2)  
11.WTB 服部 祐一郎(総1)  
12.CTB 仲宗根 健太(総4)  
13.CTB 岩淵 功太郎(法4) →後5分21.高田 英(経3)
14.WTB 浦野 龍基(政1) →後18分22.位田 陸(法2)
15.FB 新甫 拓(経3)  
 

高橋浩のトライで一時リードを奪ったが…

 試合は開始直後から動く。試合開始早々に自陣でペナルティを犯し、PGで早大に先制を許すが、10分に仲宗根主将(総4)が同点のPGを決めて振り出しに戻す。その後、15分に復帰した早大・井口の突破からトライを許したが、20分には敵陣深くのラインアウトからモールを形成し、高橋浩(経4)が飛び出してトライ。10-8とこの試合初めてのリードを奪った。しかし、ここから早大の猛攻が始まる。早大の井口や小倉による慶大ディフェンスの裏を突いたキックパスにより、自陣に侵入されると決定力の高いBksにトライを次々と決められていく。慶大オフェンス時もブレイクダウンで「2人目の寄りが遅い」(PR平野・環3)ため、プレッシャーを掛けられる場面が多く、アタックを継続できない。さらに、ディフェンス時には「相手のラインが広く、早大にミスマッチを多く作られてしまった」(CTB岩淵功・法4)ため、Bksにビッグゲインを切られるシーンが多く、自陣での攻防を強いられる。最後の粘るべきところでも、タックルの精度が甘く、早大オフェンスを止めることができなかった。結局、前半だけで5トライを奪われて10‐34で前半を折り返した。

ロスタイムに“希望のトライ”を挙げた児玉

 大量ビハインドで迎えた後半、「離れた点差は取り戻せない。一つ一つ返していこう」(LO栗原副将・総4)と慶大フィフティーンは気持ちを切り替えて臨んだ。流れを変えたい慶大は5分にPR古田(環4)ら4選手を一挙に投入。CTB高田(経3)も入れてアタックにテンポを出そうと試みるが、ファンブルなどの安易なミスも重なってスコアすることはできない。逆に勢いに乗る早大には飛ばしパスやキックパスで振られて7分、13分に連続でトライを許して10‐44と引き離された。後半も半ばになると、徐々に慶大も継続したアタックを展開し始める。迎えた20分、早大のペナルティからLO藤本(環4)がクイックリスタートすると、フォローに走っていた古田へボールが渡って左中間にトライを決めた。ここからプライドに懸けて少しでも点差を縮めていきたい慶大だったが、タックルは依然として不発で早大のアタックを寸断することはできずに、さらに2トライを決められて17‐54で時間はロスタイムに突入。最後に意地を見せたい慶大はラストプレーでWTB児玉(環2)が相手をひきずりながらインゴールへ飛び込んでトライ。仲宗根のコンバージョンも決まり、24-54でノーサイドを迎えた。

 「慶應が勝つとすればタックルができた時。慶應が敗れるとすればタックルができなかった時」(田中監督)。この試合はその言葉通りにタックルが不発で相手のオフェンスを止めることができなかった。チームの浮沈を握る課題だけに、再整備は必須だろう。

 また、この試合で慶大は対抗戦の全日程を終了。3勝4敗は近年になく悪い成績だ。「言葉で取り返せないし、結果を出して初めて認められる」(児玉)。今の慶大にできることは、前を向いて、大学選手権に備えることのみ。もう一度タックル、アタック、フィットネスなど慶大らしいプレーを見つめ直し、大学選手権で躍動する姿を着たいしたい。

ランのコース取りもよく、ボールキャリアーとしての能力が高い

【ケイスポ的MOM】機動力抜群の大型FL・伊藤悠

 厳しい戦いを強いられた今季の早慶戦。その中で奮闘を見せたのがFL伊藤悠(商4)だ。185㌢の上背を持つ大型FLでありながら伊藤の特長は機動力。インターセプトや軽い身のこなしからビッグゲインをするなど、この日もその特長を生かして活躍を見せた。

 しかし、この日は後半28分に脳震盪のため、途中交代。最後までフィールドに立つことはできなかったが、大学選手権ではまた機動力を生かしたプレーで観客を披露してくれるだろう。

By Tomoki Kakizaki

 

コメント

田中監督

(試合の感想)学生たちにとってこの早稲田戦というのは本当に晴れ舞台であり、慶應でラグビーをやる意味は早稲田と戦い、早稲田に勝つためと言っても過言ではありません。残念ながらこの早稲田戦に至る過程の中で、筑波戦、帝京戦、明治戦と惜敗をしてしまいました。本来であれば全勝対決という形になれば、一番理想的な形になったのですけれども、早稲田大学さんは2敗、そして我々も3敗という状況の中での戦いでしたが、早慶戦だけは優勝を争う戦いではなくて、第88回の定期戦、我々は残念ながら20勝61敗6分という状況の中で、21勝目を目指した戦いでございましたけれども、残念ながら敗れてしまいました。ただ153人の部員全員がこの早稲田戦に向けて、出場する22人に思いを託し、そして心を一つにして、最高の準備をして臨んだこの早稲田戦でした。前半こそある程度健闘できたんですけど、悔やまれるのは自分たちの攻めているボールをターンオーバーされて一気にボールを大きく動かされ、ディフェンスが後手後手になってしまい、そこから相手にトライを取られてしまったことです。一つ一つのプレーの精度を高めていくことによって、修正を図りたいと思います。ただ最後に慶應らしい最後の最後まで諦めない気持ちで、ボールをつなぎ、11番の児玉が左隅に飛び込み、そしてキャプテンの仲宗根が難しい角度からショットを入れた。7点を取ったというのが、私は大学選手権に続く希望のトライだったと思います。こんなことでは慶應のラグビーは終われません。本当に悔しい結果ではありますが、ただこの結果を現実として受け止めて、反省し、立て直してさらにスケールアップしたチームを作りたいと思います。我々学生は成長できるチャンスをいただきました。あと1カ月死に物狂いで努力して、筑波、帝京、明治、そして早稲田大学に対して雪辱を晴らしたいと思います。(今日メンバーが変わったが、その意図は)ご存知の通り早稲田のラグビーというのは帝京さんや明治さんと比べて、非常に展開力の速いチームでございまして、ですから特にバックローの構成については今までNo8に鹿児島を起用しておりましたが、明本を8番に起用し、6番に1年生ながらタックル力のある石橋、そしてLO出身ではありましたが、ラインアウトの要であり走力もある伊藤。この3人をバックローに据えました。それから児玉も一時期チームの中で力を落としていましたが、先々週行われた早稲田大学とのジュニア選手権で素晴らしいフィジカルとパフォーマンスをしてくれたことで彼が復帰したということですね。それとあと早稲田とのこの一戦に対してはタックルが勝負になるので、13番にCTBの中でタックル力のある岩淵を起用しました。(最後に)実はこの試合というのは我々にとってもう一つ大事に捉えていたことがございます。それは今年3月11日に東日本大震災が起きて、そのあとおそらく初めての全国放送でのラグビー中継が今日の早稲田さんとの一戦だったと思います。なかなか我々学生、慶應義塾の学生も募金活動やその他ボランティア活動等にも意志を寄せ活動してきたが、本来我々がスポーツ界として、ラグビーに携わる者として示していくことは、我々はグラウンドで諦めない気持ちだったりとか、ひたむきにプレーする姿だったり、そういった姿を見せることによって被災者の方々に対して、少しでも勇気や希望を与えることにつながるのではないか、そういう絶好のチャンスというのが今日の早稲田大学との一戦だったと思います。ですから今年のチームのスローガンは〝for〟です。チームのために、仲間のために、自分のために。その〝for〟のもう一つ向こう側に東北でこれから寒い冬を迎えられる皆様方に対して、何か自分たちから伝えるものがありたいという思いもあって、今日を迎えました。その中で最後、慶應らしい諦めない気持ちでスコアを取れたというのは、学生たちを誇りに思いますし、何か東北の人たちに対し伝わるものがあればという風に思っています。(今日はブレイクダウンに重さがなかったが、それはブレイクダウンよりも外のディフェンスを重視する作戦だったのか)やっぱりブレイクダウンに入り負けたというのは結局我々の持ち込んだボールが前に持ち切れなかった、ブレイクダウンというのはある意味ただ単に重さの勝負ではなくて、我々の持ち込んだボールがゲインラインを越えられればそれだけ中に入れますし、やはりそういった接点の攻防になる前にボールを前に持ち込め切れなかった、また前に潰しきれなかったことによって、ブレイクダウンで制圧されてしまったと思っています。ただ今回はブレイクダウンでのポイントというよりも、早稲田の速いアタックに対して、どうディフェンスするのかという速さにポイントを置いた布陣を置いたという形です。ただブレイクダウンというのは相撲の立ち会いのように争うものではなくて、その前の段階でどうボールを持ち込むのかというところによって勝負は決まると思うので、それにはやっぱり慶應はゲインラインを越え切れなかった、また安易に早稲田にゲインラインを越えられてしまった。タックルの精度が非常に今回は低かったということです。実は今日の試合前も「慶應が勝つとすればタックルができた時。慶應が敗れるとすればタックルができなかった時」。そうシンプルに捉えていましたので、今日の敗戦は慶應がタックルできなかったということだと思いますので、タックルというのは我々の生命線だと思いますので、この1カ月でどこまでできるか挑戦したいと思う。

CTB仲宗根主将

(振り返って)やっぱり早慶戦ということもあったので、僕たち4年生を含め、メンバー22人は最高の状態で、最高の準備をして試合に臨んだんですけど、結果は本当に完敗という形で僕たちの早慶戦は終わってしまって、もう次は大学選手権で負けられない戦いになるので、残り1カ月間今日から本当に後ろを向いている時間もないですし、また自分たちの今の立ち位置は対抗戦5位なので、本当に死に物狂いでやらなければいけないなと実感した試合だった。(会見で敗因を「早稲田のラグビーにつきあってしまった」とおっしゃっていたが具体的には)やっぱりディフェンス面でなかなかいいタックルができなかったというところですね。そこは早稲田が自陣でもボールを動かしてくるということだったので、しっかりラインディフェンスに人数をかけてディフェンスしようということだったが、それがブレイクダウンでなかなかプレッシャーがかけられず、早稲田のテンポでボールが出てしまい、そこで外に切られてしまったのが敗因なのかなと思う。(トライを狙いにいくのか、PGを蹴りにいくのかというプランはあったか)PGなどペナルティの判断は今まで通りということだったが、振り返ってみるとアタックよりもディフェンスを中心とした練習が多かったのがいけなかったのかなという風に思うが、アタックのプランは一応ありました。(キックは全て成功させたが)キックに関してはこの2週間本当に調子が良くて、練習でも外す方が珍しいくらい練習できていたので、自信はあった。(会見で「これがドラマの始まりだと信じたい」とおっしゃっていたが、今足りないものは)ドラマの始まりというのは児玉の言葉の受け売りだが、やっぱりこの敗戦、対抗戦5位という結果を部員153人が一人一人しっかり現実を受け止めて、それでまた自分が何をするべきなのか考え、行動することが重要なのかなと思う。(試合前にメンバーに声を掛けたことは)この早慶戦は大学選手権につなげる試合にしなくていい。またいい試合をする必要はなくて、勝ちに行こう。早稲田に勝ちに行く。次につながる戦いでなくていいから、それに勝つということにこだわって話をしていた。(大学選手権に向けて)僕たちはやるしかない立場なので、目標は変わらず大学日本一というのは見据えつつ、しっかり一日一日を後悔しないようにこの1カ月間送っていきたい。

LO栗原副将

(今の気持ちは)全員の代表として出ていて、申し訳なかったです。合わせる顔がありません。(自身のプレーに課題が残った)そうですね。タックルが決まりませんでしたし、自分のミスから取られたトライもありました。色んな事をしようとしてしまったと今思います。根幹であるタックルの鋭さを突きつめてやっていれば、という気持ちはあります。(早大の印象は)井口の復活もあってBks全体に余裕が出ていて、判断が良かったと思います。あれだけキックを使ってマイボールをキープできるのは相当な精度があるからで、自分たちのやるべきラグビーの精度の高さは早稲田から学ぶことはありました。(自分たちのラグビーはできなかった)最後の方に徐々にですが、気持ちを前に出していくプレーはできたと思います。毎回次とは言っていますが、本当に次につなげるしかありません。他のチームはまだ試合がある中、僕たちは一ヶ月間の猶予があるので、しっかり自分たちのラグビーを見直してやっていきたいと思います。精度もしっかり上げて、次に臨みたいと思います。(前半から後半に入る時はどんなことを話し合ったか)離れた点差は取り戻せないので、自分たちのやってきたことをしっかりやって、一つ一つ返していこうと臨みました。(対抗戦を振り返って)良くないですね。勝たなければいけないところで負けてしまって、青学にも負けそうになって。結果を残せていないですが、ここまできたらすがるものも無いので、やってきたものの中からどれが使えるのか吟味して、精度高くやっていきたいです。

HO高橋浩

(今の気持ちは)結構な大差で負けてしまって、次に繋げるしかないな、と思っています。(試合を振り返って)やっぱり相手の速いテンポにやられてしまいました。慶大はどんどんバテてしまい、相手のいいようにやられた、という感じです。(セットプレーの安定に関しては)ラインアウト、スクラムに関しては何の問題もなかったと思います。(自身がチーム1本目となるトライを挙げたが)あれはモールが崩れそうだった、というのもあって外に出ました。ちょうど対面がSHの選手だったので、そこを狙いにいって、フィジカルで勝った、という感じでした。早慶戦でトライできて嬉しかったです。(対抗戦を3勝4敗で終えたが)強豪校に全然勝ててないというのが悔しいです。今日は大敗してしまいましたが、他の試合は競り合っていたので粘り強さが大切になってくる、と思いました。(強化していきたいのは)タックルです。今日はみんなタックルが甘かったです。慶大はタックルができないと、今日みたいな試合になってしまうと思います。タックルはスキルとかではなく気持ちだと思っているので、もっと気持ちいれてみんなにもタックルを頑張ってほしいですし、自分自身ももっと頑張らなくてはいけないな、と思っています。次から負けられない戦いが始まるので、そこで本当に体を張ってタックルしていきたいです。(大学選手権まで1ヶ月近く時間があるが、どんな修正をしていきたいか)個人的にはモールをもっと強くしていきたいです。野澤HCがモールを教えるのもとても上手なので、そこをひとつの武器にして、選手権に臨めたらいいな、と思っています。(大学選手権への抱負)負けたら終わりなので、必死になってやるだけだと思います。

PR平野

(試合を振り返って)慶應である以上、タックルが甘かったことと点数を取られすぎてしまったことはいけませんね。(タックルが甘くなった原因は)早稲田さんが速いテンポでボールを出してくるのに対して、僕らのセットが遅くなってしまったのが原因だと思います。(ブレイクダウンについて)ハーフタイムでも言われたんですが、2人目の寄りが遅いのでボールに絡まれてしまっていると。サポートを速くしていくように言われました。(スクラムについて)早稲田さんのスクラムが鋭くて、始めは受けてしまっていました。後半から立て直せて、良いスクラムが組めたと思います。(アタックについて)自分たちがしてきたことができませんでした。サポートの遅さが一番の原因だと思うので、そこを直していきたいと思います。(最後にトライで終われたが)次の試合に向けて良い形で終わりたいとは思っていました。トライで終われて良かったと思います。(対抗戦を振り返って)慶應である以上、満足する成績ではないです。切り替えてやっていくしかないですね。振り返っている暇はないと思います。(大学選手権に向けて)もっと自分たちのアタックをできるようにしていきたいです。個人的には、今日も回されてしまう場面もあったので、スクラムを突きつめていきたいと思います。

LO藤本

(試合を振り返って)前半途中に、相手のペースに飲まれてテンパってしまいました。早稲田の良い部分が出すぎた試合だったかなと思います(早慶戦ということで意識したことは)前日の練習から、出られない部員たちが練習を見守っていい形で送り出してくれました。いつもの試合にはない空気があったんですけど、結果が出なくて残念です。(自身のプレーは)ディフェンスの部分で、もっと早く戻るとか切り替えをもっと意識すれば良かったなと思います。もっとボールを持ってゲインすることが必要だったと思います。(2つ目のトライをお膳立てした)相手があんまり揃っていなかったですし、横に穴があったので、いけるかなと思いました。(伊藤選手から熊倉選手へ交代したあとの動きは)僕と栗原のどちらかがNO8をやるってことだったんですが、僕が自分からNO8やりますって言いました。そこは上手く順応してできたと思います。(Fwd戦を振り返って)ブレイクダウンで、ターンオーバーされることが多かったです。ラックができたときの寄りっていうのは、早稲田より遅かったですし、細かいところですが2人目の早さだとかそういう部分で負けてたと思います。(タックルについて)相手は動かしてくるっていうのは分かってたんで、ウィングを少し走らせてもいいから絶対に止めて、戻ってタックルしようということだったんですけど、そこが止め切れなかったです。下がりながら下がりながらタックルすることで、ゲインをきられてしまいました。タックルの意識もそうですけど、セットの早さだとかを今後改善していかないといけないと思います。(対抗戦3勝4敗となったが)現時点で、その結果は絶対に変わらないので、ここから僕たち大学選手権で、日本一には一番遠いかもしれませんけど、まだまだここから修正していって、個人個人が意識を変えていきたいです。3勝4敗だからって、日本一になれないわけじゃないので、切り替えてやっていきたいです。(選手権に向けて)日本一って口で言うのは簡単なんですけど、そこを目指すのは当然として、目の前の相手にしっかり勝ちたいです。負けたら僕たち引退なので、4年生一人一人がそれを意識して全員で勝っていきたいです。

FL石橋

(試合を振り返って)伝統の一戦だったので緊張はしたんですけど、後の方は立て直すことができて良く刺されたのではないかなと思います。(早大の印象は)やっぱり展開が速くて間ができてしまって、そこを突かれてトライを取られたかなと思います。(ディフェンスについて)今日はタックル自体は悪くなかったんですけど、間を突かれていたのでそこに追い付けるようにもっとやっていきます。(オフェンスについて)ブレイクダウンで圧倒されていたので、攻めれてないと思いました。(次に向けて修正したい点は)ブレイクダウンのところと、相手のSHの球出しが速かったのでそこを遅らせると言うことだと思います。(大学選手権に向けて)対抗戦ではあまり良い結果を残せなかったので、そこを修正して優勝を目指せるように頑張りたいと思います。

NO8明本

(早慶戦を終えて今の率直な気持ちは)すごいショックです。これだけ準備してきて負けてしまったので、正直なところを言うとすごいショックです。(今日はNO8での出場だったが)ずっとやっていたところなのでFLよりやりやすいし、自分の求めるポジションで出来たんですけど、自分が前に出なければならないところで出られなかったので、僕に責任があると思います。(ディフェンスについて)慶應のタックルって言えるタックルじゃないので、一人目は外されてましたし、今日の敗因は絶対タックルミスから全部始まっているので、今日のタックルの出来ではどこにも勝てないと思います。(大学選手権に向けて修正していきたい課題点は)今日本当にやられたタックル、ディフェンスですね。ディフェンスと、一人一人の個人の力も絶対必要だと思うので、個人の力を伸ばしていかないとここから先絶対に勝てないので、個々とディフェンスを修正していかないと大学選手権でも一回戦で負けてしまいますし、そこはしっかり変えていかないといけないと思います。

SO宮川

(今日の試合を振り返って)僕が今日の試合をうまくコントロール出来なかったなという印象です。(今日のゲームプラン)相手のバック3を走らせたくなかったのでハーフからハイパントっていうことだったんですけどあまりうまく徹底できなかったです。正直あまりよくなかったです。(今日実際に戦ってみて早稲田の印象はどうか)すごく走れるし、ブレイクダウンも強いなあっていう印象でした。(相手によく抜かれていたが出来としては)個人の出来としては最悪ですね。(全体のBksの動きはどうか)Fwdがブレイクダウンに人数かけすぎてしまって、Fwdを絡めたアタックができなかったし、Bksも外から航路も無かったのでダメでしたね。(今後の課題)いちから作り直していくことが重要になるんじゃないかなと思います。(大学選手権に向けて)もう負けられない戦いだと思うのでもう一回一からやり直してチームを立て直したいと思います。

WTB児玉

(今日の試合を振り返って)チーム的には酷すぎた試合だと思います。慶應が早稲田に勝つには、みんながタックルして、ロースコアでやらなくては去年みたいに勝てないと思うんですけど、前半にあんな風に取られてしまう展開になると、慶應はもう勝てないので、そこは凄く情けない試合だったと思います。自分的にも、凄く走れて場所にはいたんですけど、止められなかったシーンもたくさんありました。でもキックとランとか、自分の中でも評価できるプレーはいくつかあったので、去年よりは成長が感じられる試合でした。(早慶戦ということで意識したことは)早稲田は振ってくるので、トライ取られるかなと思うところでも、僕が顔を出して止めるっていうところは意識していました。(自身のプレーを振り返って)WTBだから、ボールをもらって縦にどれだけ走れるかっていうのが凄く大事だと思うんですけど、今日は縦の動きはあんまりできなかったです。ディフェンスのときの横のカバーリングの走りは、一生懸命できたかと思います。(最後のトライを振り返って)最後だからってあのときだけ気持ちが入ってたわけじゃないんですけど、ずっとトライを取りたいっていう気持ちはありました。(タックルについて)タックルできる場所に行くっていうことが大事だと思います。走って身体が張れるポジショニングに行くっていうのを意識しました。(対抗戦3勝4敗となったが)やっぱり、慶應が対抗戦で負け越すとか、有り得ないと思うので、情けないチームと思われても仕方ないと思いますし、実際そうだと思います。言葉で言っても取り返せないし、結果を出して初めて認められると思うので、結果を出せるようにみんなが考えて頑張っていければと思います。(選手権に向けて)慶應は弱いんですけど、諦めない気持ちは凄くあるので、そういうところで勝利をつかみたいです。

CTB岩淵功

(4年目にして初の早慶戦の舞台だったが)試合に出られない部員もたくさんいる中で、栄誉ある舞台に立たせてもらったのですが、部員のみんなに申し訳なかったです。責任あるプレーをしようと心がけたのですが、大敗してしまいました。(試合を振り返って)ブレイクダウンにプレッシャーをかけられる一方でした。そこが勝敗の差かな、と思います。Bksももっと前半外に回していたらチャンスだったんですが、無理して当たりにいってしまいました。勿体なかったかな、と思います。(タックルに関しては)相手のラインが広く、早大にミスマッチを多く作られてしまいました。慶大の3番と早大の15番とか、そういうマッチアップを多く作られてしまい、そこでうまくタックルに入れなかったのかな、と思います。そしてテンポを握られてしまったように感じます。どうすれば良かったのか今後考えていきます。慶大はあわててしまいました。早大の井口選手、中鶴選手はすごくいいランナーで、慶大はしっかりタックルしないといけなかったんですが、甘かったです。Bksももっと助けられるタックルがあったと思いますが、早大のラインが広くて苦戦しました。(自身のタックルの出来は)100%決められた訳ではないです。もっと流れを変えるタックルができれば良かったのですがあまりできず、出来は良くなかったと思います。(早大の12番の選手をひっくり返すようなシーンもあったが)ああいうタックルをもっと、あと2、3本していれば、前半もあと2トライは防げて試合の流れも変えられたと思います。試合の中で常にああいったタックルをできるようにしないといけないと感じました。(今日出た課題は)アタックで外が空いているのに呼べなかったり、ラインが浅くなったりしていました。そこをしっかり修正したいです。僕自身でなくチームに関してでは、あれだけ早大にミスマッチを多く作られているのだから立ち方を変えるとか、ブレイクダウンでプレッシャーをかけるとか、そういう修正能力が欠けていたと思います。もっとチーム全体で修正能力をつけるべきだな、と思います。(大学選手権までの約1ヶ月で修正したい点は)ブレイクダウンです。ディフェンスの時のブレイクダウンでプレッシャーをかけられるようになるとだいぶ変わると思います。そこが一番の課題です。タックルについてはブレイクダウンでしっかりプレッシャーがかけられて、ディフェンスがそろえれば問題ないです。(選手権への意気込み)対抗戦では負けてはいますが、そんなに実力差があるとは思っていません。でも修正すべき点がたくさんあるので、そこをしっかり修正していきたいです。大学日本一が狙えないという訳ではないと思っているので、大学日本一になる準備をしっかりしていきます。

WTB浦野

(試合を振り返って)ディフェンスも悪かったんですけど、オフェンスで全然攻められなかったです。前半はオフェンスが悪くて相手にボールを簡単に渡してしまって、相手のやりたいように攻められてしまいました。前半で相手の勢いを殺せなかったことが敗因だと思います。(早大の印象は)やっぱり一人一人の能力が高かったというのが印象ですね。でも別に今日くらいの点差がついて負けるような相手ではないという印象もあります。(点差がついた要因は)前半でどんどん相手が回して来ると分かっていたにもかかわらず、接点で相手の球出しを遅らせられなかったことと、マイボールになったときにキープできなかったことで相手に勢いづかれてしまいました。そこで無駄に体力を使ってしまったことで後半に巻き返せなかったと思います。(次までに強化したい点は)今日の試合はBK3にとって本当に難しい試合なんですけど、そんな中でももっとFWとBKを外から声だしてコントロールできればもっと楽な試合になったのかなと思います。あとは相手のキックパスで同じようにやられてしまったので、今まではラインディフェンスだけ頑張っていれば良かったんですけど、上のレベルになると相手の色々な選択肢を潰せるポジショニング をしないといけないなと思いました。(大学選手権に向けて)出れるか分からないですけど、今日みたいな思いはしたくないし、1年生で入って未熟者だったんですけど暖かく向かい入れてくれて、色々なことを教えてもらった4年生たちに全然いい思いをさせてあげられていないので、恩返しという意味でも自分が勝利に貢献して日本一にしてあげられればと思います。

FB新甫拓

(試合を振り返って)全然実力差は感じなかったんですが、点数が開いてしまう結果になりました。(その要因は)うちがボールを持って攻めてリズムを作ってテンポも出せてやれるなと感じた。ただターンオーバーからトライという形が多かった。自分たちで継続出来ていれば良かったボールをミスで相手に渡してしまって流れを持っていかれた。(具体的なミスは)ブレイクダウンで早稲田の球出しが早いので、球出しを遅らせようとしていた。ただ、うちが人数を多くかけていたにも球出しが遅くならないという最悪なパターンになってしまった。見直す点は多いと思う。(マイボールの時のブレイクダウンについて)Fwdがいっぱい入ってしまって、攻撃の途中にFwdがいなくなってしまうことが多々あった。早稲田に走り勝てなかったのも敗因だと思います。(フォーカスしていた点は)相手のバックスリーに良い選手がいるので、それを自由に走らせないために組織で守っていこうと。例えば、相手にいいようにカウンターされてしまうミスキックは命取りになるだろうと。僕からのミスキックでいいように取られてしまった場面もあった。きちんとストラクチャーで守っていくことを意識して臨んだ。ラインブレイクされるのはSOの周りなど内側が多かった。練習でやったことが何一つ上手くいかなかったです。(自身の出来は)向こうのバックスリーがすごい分、こっちも積極的に行きたかった。うちのバックスリーは児玉だけで僕は何もすることが出来なかった。ディフェンス一辺倒になってしまったので。状況を打開できるFBだったら違った結果になっていたのかなと思いますね。ただ相手がワイドなキックパスを使ってきた時に、ペンデュラムの意識を持って守ることが出来たのは良かったです。(大学選手権に向けて)下向いている時間は無いので、直せるところは直して前向いてやっていくしかないと思いますね。

PR古田

(試合を振り返って)悔しいの一言ですね。今はそれしか言えないです。(フォーカスしていた点)ディフェンスで早い展開が予想されていた。それに対処出来るようなシステムを考えていたんですが、相手がそれ以上に早かったり色々な要因が重なってタックルミスが続いてしまったことが敗因だと思います。(相手のトライが続いた中盤からタックルミスが目立つようになった)流れを変えるプレーが無いとどんどんスパイラルに陥ってしまって、受けてしまう。そこで流れを変えられなかったのが今の実力なのかなと。(自身の出来は)フィールドでは気持ちを出せたかなと思います。ただ自分が前半から出ていれば流れを変えられていたのではないかと思うと悔しいので、まずはレギュラーを取ってチームに貢献したいです。(スクラムに関して)良く組めていたかなと思いますが、それ以上にフィールドの方が相手が上回っていたかなと。(相手に簡単にやられてしまっていた印象があったが)相手の攻め方に対処出来なかったことも敗因だったと思います。(課題は)タックルが一番ですね。まだ魂のタックルが出来ていない。基礎が出来ていないと慶應ではない。(大学選手権に向けて)まずはタックルを決められるようになって、もう一回りも二周りもチームがまとまる必要がある。もっと練習してチームがまとまっていけばいいと思う。

Leave a Response

Please note: comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.