令和8年度全日本学生レスリンググレコローマンレスリング選手権大会は1日目。慶大からは63㌔級の髙橋慧大(商4・慶應)、82㌔級の近藤大朗(総3・名古屋)、87㌔級の中島怜央斗(文1・S高)、97㌔級の佐藤秀一郎(環4・八千代松陰)の4選手が出場したが、全選手が初戦敗退に終わった。翌日の敗者復活戦に残ることもできなかった。
文部科学大臣杯 令和8年度 全日本大学レスリンググレコローマンレスリング選手権大会 1日目
2026年10月23日 @東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
グレコローマンレスリング63㌔級
2回戦
髙橋慧大●[VSU 2:31=0-10]○小島怜恩(同大)
グレコローマンレスリング82㌔級
2回戦
近藤大朗●[VFA 3:58=2-4]○全政忠(天理大)
グレコローマンレスリング87㌔級
1回戦
中島怜央斗●[VSU 0:40=0-8]○遠藤慶伍(天理大)
グレコローマンレスリング97㌔級
2回戦
佐藤秀一郎●[VPO 6:00=2-3]○松嶋攻(日体大)
※スコアはすべて慶大選手を左、相手選手を右に表記。
髙橋慧大(商4・慶應)はグレコローマン63㌔級に出場。試合開始直後から互いに慎重な組み手争いが続くも、相手に低姿勢から圧力をかけられ、攻め手を見出せない展開となる。パッシブをとられ、相手に1点を奪われる。パーテレポジションで再開すると、相手の力強いリフトから投げ技を受け失点を重ねる。この際に場外へ出され、膝を強打したものの試合は続行。しかし、その後も相手の勢いを止められず、スタンド状態からのダイナミックな投げ技で4点を失うなど苦しい展開が続く。判定に対してチャレンジを要求するも覆らず、0-10のテクニカルスペリオリティ負けとなった。

髙橋(赤のシングレット)
グレコローマン87㌔級に出場したのは中島怜央斗(文1・S高)。序盤から積極的に腰を掴みにいくも相手の強力な圧力を受け、テイクダウンを奪われる。そこからローリングを決められ、4点を失う。その後も相手に頭を低く抑え込まれ背後を取られると、再びローリングで失点を重ね、0-8のテクニカルスペリオリティ負けとなった。

中島(赤のシングレット)
グレコローマン82㌔級の近藤大朗(総3・名古屋)。第1ピリオド中盤、ステップアウトで1点を先制。さらに相手のパッシブで1点を加え、近藤はパーテレポジションでの再開を選択する。

近藤(青のシングレット)
がぶり返しを試みたが、うまく逃げられ大量得点ならず。その後場外際の攻防で押し出され、1点を失い2-1で第1ピリオドを終える。
第2ピリオド開始早々、パッシブで1点を失い、ラストポイントで逆転される。さらにパーテレポジションから攻め込まれ、最後はフォール負けを喫した。
次の準決勝で対戦する可能性が高かった優勝候補の秋保大地(早大)が敗退していたこともあり、メダル獲得の可能性も大いにあった。悔やまれる結果に近藤はなかなか立ち直ることができなかった。試合後、近藤はグラウンド技の精度を課題として話していた。

グレコローマン97㌔級の佐藤秀一郎(環4・八千代松陰)。ラスベガスで現地17日に世界選手権U23に出場し、初戦敗退に終わっていた。
序盤は両者積極的にぶつかり合い攻める姿勢を見せるも、なかなか糸口が見つからず攻めあぐねる展開となる。しかし徐々に相手ペースの攻撃に変わってくると開始約1分30秒でパッシブの反則をとられ、先制を許してしまう。そのままパーテレポジションから体を返されてしまいさらに2点を追加されてしまう。後半に入ると佐藤は相手と組合い、積極的な接近戦を仕掛ける。これが功を奏し相手のパッシブの反則を取ることに成功。ようやく1点を返す。さらに試合時間残り41秒で相手を場外に出し、1点差に迫る。その後は積極的に仕掛ける佐藤を相手がうまくかわし続け、得点動かず試合終了。反撃むなしく、無念の初戦敗退に終わった。
慶大は全4選手が初戦敗退に終わり、翌日の敗者復活戦に残ることもできなかった。
(取材・記事:柄澤晃希、檜森海希、山内悠暉)

