【水球】関東学生リーグ開幕、6季ぶりの1部での挑戦 早大戦・日体大戦

ゴールを狙う相澤主将。6季ぶりの1部での戦いが始まった。

5月26日より水球の関東学生リーグ戦が開幕した。6季ぶりに1部でのプレーとなった慶大は26日に早大、27日に日体大と対戦。学生トップクラスの相手に対してどのようなプレーをするか注目されたが、やはり1部上位の壁は厚く両試合とも敗戦となってしまった。

 

 

5/26(土)@専大生田プール

得点

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

1

3

0

×

4

早大

9

8

2

×

19

得点者【慶大のみ】

藤田2、相澤1、加藤1

 

早大戦で2得点を決めた藤田。(日体大戦より)

慶大にとっての開幕戦は早大との早慶戦となった。開始直後からペースを握るのは自力に勝る早大。体の強さを生かして次々と慶大のゴールに襲い掛かる。一方の慶大は早大の厳しいディフェンスをなかなか崩すことができない。慶大は第1Q藤田(環4)の1得点のみに抑えられ、逆に早大に9点を奪われ一気に大きなリードをとられてしまう。第2Qでも早大の勢いは止まらず得点を重ねられる。慶大は相澤主将(理4)のゴールなどで追いすがるが、なかなか得点差は詰まらない。結局第2Qでも点差を4-17と広げられ、さらに第3Qで2点を追加され4-19と15点差となったところで規定によりコールドゲームが成立し敗戦。1部での船出は厳しいものとなった。

 

 

早大戦コメント

相澤主将

(試合を振り返って)もうちょっとできると思っていました。そこそこのチャンスはあったけど、得点まで至らなかったということは何かが足りないんだと思います。小さいプールで泳力の差とかは分かりにくかったので、スペックで完敗することはなかったけど、得点を取れなかったのというのは足りない何かが精神的な部分であったのかなと思います。(初めての1部でのプレーでしたが)最初は緊張しました。ただ最近は週末に1部の色々なチームに遠征に行っていたので気負いはなかったです。(相手の早大の印象は)高校からバリバリやっていた人が多くて、どこにいてもそこそこのプレーヤーが当たってきたので、やはり強豪と言われるだけあるなという印象です。(次はさらなる強豪日体大戦ですが)プレーは変わらないですが、足りない何かを探して臨んでいきたいと思います。

 

 

5/27(日)@日体大建志台プール
得点 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 0 1 × × 1
日体大 14 5 × × 19
得点者【慶大のみ】

阿部1

 

一矢を報いるゴールを決めた阿部

前日に続いて強豪との対戦となった日体大戦。試合は昨日に続き慶大にとって苦しい展開。早大同様体格に勝る相手から厳しい当たりを受け、序盤からパスをカットされるなどなかなかチャンスを作ることができず、数少ないチャンスも相手GKのファインセーブに合い得点をきめることができない。逆に日体大には巧みなパス回しでゴール前でフリーの状態を作られ、そこで着実に得点を重ねられてしまう。結局第1Qは得点を奪えずに終了する。第2Qも流れは変わらず日体大がペースを握り続ける。慶大は第2Q終了間際に阿部(経4)が意地のゴールで一矢を報いるが反撃はここまで。1-19と前日に続き完敗となった。

 

6季ぶりの1部での戦いは、相手は昨年の1部リーグの上位であったこともあり、力の差を見せつけられる結果となってしまった。「個人の力がまだまだ足りない」(相澤)というように個々のプレーで相手が上回っていたため、なかなかペースを握って試合を進められない場面が目立った。だがリーグ戦はまだ始まったばかり。来週からも強いチームとの対戦が続くが、今後の試合での勝利に期待したい。

(記事 中島裕幾)

 

日体大戦コメント
相澤主将

(試合を振り返って)厳しかったです。今から帰って練習です。2試合を通じて通用すると思った部分はありましたか)昨日はまだ動きがあったりしてけど、今日は全くだめでした。(相手に)飲まれてしまったかもしれません。(最後に阿部選手が1点を返したという点で、0点で終わるのとは違うと思うが)そうですね。彼なら決めてくれるだろうと思っていました。(来週も強いチームと当たるが)個人の力がまだまだ足りないのでそこを強化していきたいです。1週間しかないので微々たるものですが、一人一人が試合に出ている責任みたいなものを感じてもらえるように意識改革をできればいいなと思います。

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