6月16日専大生田プールにて水球の関東学生リーグ戦対国武大戦が行われた。ここまでリーグ戦で勝利のない慶大だが、この日は序盤こそ接戦となるも、中盤以降は相手を圧倒。21-10と大きな差をつけてこのリーグ戦初勝利を挙げた。
6/16(土)@専大生田プール
得点 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
慶大 | 4 | 5 | 6 | 6 | 21 |
国武大 | 3 | 2 | 4 | 1 | 10 |
得点者【慶大のみ】
相澤2、阿部4、竹内4、藤田3、加藤2、永田1、津守4、星川1
第1Qは国武大ボールでスタートする。最初の相手の攻撃をしのいだ慶大は直後の攻撃で相手ゴールに迫ると、藤田(環4)がゴールを決め幸先よく先制点を挙げる。しかし喜びもつかのますぐに国武大に追い付かれると、その後点を取れない間に逆転のゴールを決められてしまう。しかし慶大はここから力を見せる。すぐに津守(商2)が同点ゴールを決めると、続けて竹内(経4)がゴール。一時同点となるも、加藤(環3)が勝ち越しゴールを決め、1Qは4-3とリードを奪う。いい流れで迎えた第2Q。慶大はさらに流れをつかみ攻勢に出る。このクォーターで5得点を奪うと、守りではGK佐藤(経3)を中心に2失点に抑え9-5とリードして前半を折り返す。
後半も勢いは止まらず慶大のペース。第3Qは阿部(経4)、竹内が2ゴール挙げるなどさらに国武大を突き放していく。第3Q終了時点で15-9とリードを奪った慶大は最後の第4Qでも焦って前がかりになった相手に対して着実に得点を重ねていく。結局試合は21-10で終了。このリーグ戦での初勝利を大勝という形で飾った。
内容も伴い圧勝となったこの試合。しかし相手は慶大と同様今年から1部に上がった相手であり、決して強豪とは言えない。これでリーグ戦の総当たり戦は終了。慶大は1勝6敗で下位トーナメントに回ることとなった。ここからは残留に向けて厳しい戦いが待ち受けるが、「何年もかけて1部に上がって、1年で落ちていたら話にならない」(相澤主将・理4)というように負けるわけにはいかない。今日のような試合を展開して勝利をつかんでもらいたい。
(記事 中島裕幾)
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相澤主将
(試合を振り返って)やっと勝ったなという感じで、良かったです。(今季のリーグ戦初勝利ですが)今週は照準を日曜日に合わせていたので、勝った余韻に浸るという感じではないです。やはり明日勝たなければという感じです。(今日の試合のポイントとなった点は)チームでシュート数を増やそうというコンセプトでやっていました。目標は63本で、3割決めて20点取るということでした。結構無茶な数字なんですけど、結果20点入ったのでシュートの本数が今日のポイントだったと思います。(これでリーグの総当たり戦を終えましたが、どんな感想を持ったか)1部の中でも差がすごくあるなと思いました。上位と下位とまたその下がいて、僕らが下位と最下位の間位なので上にもっと食いついていきたいと思いました。(これからは残留をかけての戦いともなるが)今日みたいにシュート数を増やして、一度負けた相手に対して僕らが変われて戦えるかということが大事になると思います。(明日の試合への意気込みは)なんとしても勝ちたいです。何年もかけて1部に上がって、1年で落ちていたら話にならないですし、後輩に何か残せるとしたら結果しかないので頑張ります。
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