慶應スポーツ新聞会

【水球】1部7位で入れ替え戦に臨むも、まさかの敗退を喫す 国武大・新産大戦

チーム一丸となり試合に臨んだ

関東リーグ戦最終週を迎えた6月23日、24日。慶大は23日に順位決定戦の国武大戦、24日に入れ替え戦の新産大戦を行った。国武大戦では延長の末、劇的なVゴールを決め勝利を収めた慶大だったが、入れ替え戦ではパワーのある新産大に苦戦。結局入れ替え戦で敗退し、2部降格となってしまった。

 

6/23(土)14:30 @専大生田プール

得点 1Q 2Q 3Q 4Q EX 合計
慶大 1 5 3 4 1 14
国武大 3 4 2 4 0 13
 

得点者【慶大のみ】

相澤2、阿部6、竹内1、藤田2、永田1、津守2

 

後ろから攻撃を組み立てた藤田 

1部リーグ戦の下位トーナメントの7位、8位決定戦となった国武大戦。前の週に21-10と勝利している相手だけに楽な試合になると思われたが、試合は際どい接戦となる。1Qから先行していきたい慶大だったが、序盤でいきなり退水者を出してしまい先制を許す。追いつきたい慶大だがこの日はなかなかシュートが決まらない。その後1度はなんとか追いつくも国武大に2点を追加され、1-3で1Qを終える。2Qも先に得点したのは国武大。しかし慶大はここから相澤主将(理4)がミドルシュートを2本続けて決め差を詰めていく。さらに津守(商2)、阿部(経4)のゴールなどで加点し6-7と1点差として前半を終える。

 

 

阿部は6得点の大活躍だった(新産大戦より)

3Qでも先に点を失い2点差を付けられるものの、徐々にペースを取り戻し、このクォーターの終盤に竹内(経4)が同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻す。勝負を決める第4Qは壮絶なシーソーゲームとなる。またしても先に点を決められる苦しい展開となるも、藤田(環4)が同点ゴールを決め、さらに阿部が勝ち越しとなる逆転ゴールを決め、この試合で初めてリードを奪う。このまま一気に突き放すかと思われたが、直後に相手に立て続けにゴールを決められてしまう。慶大はここで藤田が同点ゴールを決め追いつくも、残り45秒の時点で相手に勝ち越し点を与えてしまう。厳しい状況となった慶大だったが、この日好調の阿部が魅せる。この日自身5本目となるゴールを決めギリギリで同点に追いつき、試合をVゴール方式の延長戦に持ち込む。緊張感の漂う延長戦。慶大は国武大ゴールに何度も迫るが、なかなか得点を奪えない。逆に攻められる場面もあったが、そこはGK佐藤(経3)を中心になんとかしのぎきる。そして迎えた延長3分過ぎ、慶大は国武大ゴールに迫るとボールを持った相澤がゴール正面にいた阿部にパス。そこから阿部が強烈なシュートをゴールに突き刺し勝負あり。阿部のこの日6本目となるゴールで劇的な勝利を飾った。

 

コメント

相澤主将

(厳しい試合になりましたが)4年生が決めきれなかったのがもつれた原因となったと思います(ビハインドで試合が進んだが)攻め手はこちらのほうが多かったのでミスを減らせばなくせば追い付けるだろうと思って仕掛け続けました。体力的には苦しかったですけど試合展開が読みやすかったので、体だけ苦しかったです。(延長戦にいく際に意識したことは)とりあえず相手の得点パターンは読めていたので、そこをどう防ぐかを考えていました。結果相手のシュートパターンを封じたので、こちらも苦しい得点だったんですけどそこはチーム力の差で勝てたと思います。Vゴールの時の感想は)パスを出したので僕は見てなかったんですけど、最後は4年生が決められたのでよかったです。

 

藤田

(試合を振り返って)個人的には1Qの始めに2度退水してしまって、早めにリーチがかかってしまいました。そこから個人的にはいい形でプレー出来ませんでした。全体的にはカウンターで後ろから抜けたときにボールの回りが悪くて、フィニッシュまで行かないシーンがあったので、そこが取れてれば楽な展開になったと思います。(前回の対戦と相手が変わった点はあったか)相手が変わったとは思わなかったんですけど、こちらに波があるのですが、そこは分かっているんですけど悪いときに修正することがうまくできていないのでそこは今後やっていきたいと思います。(延長戦で勝利したときの感想は)とりあえず阿部のナイスシュートだったと思います。本当はVゴールにならないような試合展開にしないといけないと思います。

 

 

6/24(日)12:45@日体大建志台プール

得点 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 0 2 4 2 8
新産大 2 3 4 3 12
 

得点者【慶大のみ】

阿部2、竹内2、藤田1、加藤3

 

3得点を奪った加藤

前日の劇的な勝利の勢いそのままに1部残留を決めたい慶大の入れ替え戦の相手は2部2位の新潟産業大となった。第1Q、まずペースを握ったのは新産大。慶大はゴール前で相手にディフェンスが振り切られ、先に得点を許してしまう。前日のように追いついていきたい慶大であったが、この日はゴール前でフリーな選手を作れず、シュートチャンスを得ることができない。逆に守りでは「パワーで勝負する選手が多かった」(相澤主将)というように体の当たりの部分で劣勢となり、なかなか流れを取り戻すことができない。結局第1Q慶大は得点できず、逆に新産大に1点を追加され0-2で終える。流れを取り戻したい第2Q。まず慶大は加藤(環3)がループシュートを決め、この日最初の得点を奪う。その後も少しずつチャンスを作り出せるようになる。しかし相手GKのファインセーブに合うなどそれを生かしきれずその後は1点を追加するに止まる。逆に守りでは相手の攻撃を止められない場面が多くこのクォーターも3失点。2-5と3点差で前半を折り返す。

 

ボールを前線に運ぶ相澤主将

逆転を目指して臨んだ後半第3Q。慶大は点差を詰めるため積極的な攻撃を見せる。藤田のゴールを皮切りに加藤、竹内、阿部がこのクォーターに得点を決め4点を挙げる。しかし守備の改善が上手くいかない。ゴール前中央での相手のポイントゲッターを止められず、逆にこのクォーターは失点も4と点差が詰まらない。結局3点差という逆境の中で最終4Qを迎えることとなった。試合をひっくり返すためにもこれ以上の失点は避けたい慶大。だが、試合序盤からの流れを変えることは容易ではなかった。このクォーターでも立て続けに3点を失い、6点差とされてしまう。終盤に加藤と竹内がゴールを決め追いすがるも、反撃はここまで。8-12で敗れ2部降格となってしまった。

 

結果としては1部残留を果たせず、悔しい結果となったこの関東学生リーグ戦。やはり1部リーグの壁は高く、自分達のプレーを徹底できない場面も多かったであろう。しかし立ち止まってばかりもいられない。この後には早慶戦、インカレとまだ試合が残されている。この悔しさを胸に次なる戦いに臨んでもらいたい。

 

(記事 中島 裕幾 写真 古尾谷 拓真) 

コメント

相澤主将

(試合を振り返って)立ち上がりがいつも悪いんですけど今日も悪くて、それでも試合の流れが来そうな場面はあったんですけど決めきれなかったです。決めきれなかったのは上級生だったので結局上級生がいい仕事ができなかったと思います。(相手の印象は)たぶんですけど、泳ぎ回る水球ではなくて腰を落としてパワーで勝負する選手が多かったです。その中で僕らは泳ぎ回らないといけなかったんですけど、僕らの疲労と相手のパワーでできなかったので、パワーのあるチームだったと思います。(次の目標は)やはり早慶戦という一発勝負の場でもう一回やることを固めていきたいです。立て直せる部分を探して短いスパンでもう一度チームを作ろうと思います。そのあとのインカレに向けては長いスパンでチームを作ろうと思います。

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