慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】リーグ開幕 スタートは幸先良し! 順大戦

初戦を勝利で飾った 

 

各大学が夏を乗り越え、その成果をいよいよ発揮する舞台である秋季関東大学男子1部バレーボールリーグが開幕。今季はいったいどのようなドラマが待っているのだろうか。

9月15日(土)秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ 第1戦 慶大×順大 @早稲田大学戸山キャンパス記念体育館

ついに開幕した秋季リーグ、その慶大の初戦の相手は圧倒的高さを武器とする順大。春季リーグでは敗北を喫し、慶大が優勝争いから脱落することとなってしまった因縁の相手である。いきなりの難敵を目の前にして、慶大はこの夏の成果を出し切れるか。

第1セット。いきなり3連続失点を喫するも、慶大の今秋季リーグ初得点は星谷(理3)のクイックから。リーグ初戦の第1セットという難しい場面で、いきなりの嫌な流れをコンビで断ち切った。その後は互いに拾い合う展開に。慶大は野口(環2)の連続サービスエースなどで相手を突き放しかけるが、順大も高いブロックと猛烈な粘りをみせるディグで対抗。そして一進一退の攻防が続き、迎えた18-19と1点ビハインドの場面。山本(環4)が完璧なクイックを決めて追いつくと、ここで山本に代えてリーグ戦初出場となる吉田(環1)をピンチサーバーとして投入。「彼は何か持っている」(宗雲監督)とチームの信頼も厚いルーキーだ。するとその言葉通りここから重苦しい流れが一変する。吉田のサーブ時に星谷のブロックや柳田(環2)のスパイクが次々と決まり4連続得点。このまま逃げ切り、このセットを25-21で取る。

 

流れを変えた吉田 

良い流れは第2セットも続く。柳田のスパイクは強烈さを増し、順大のブロック陣をもってしてもその勢いを止めることができない。さらにリベロ野瀬(環1)の安定したレセプションから主将・間宮(政4)や岡田(商3)のスパイクなど、決めるべき人がしっかりと決め、このセット25-16と相手を圧倒する。

スパイクを打つ間宮 

迎えた第3セットは互いに連続得点を取り合う展開。勝利まであと1セットとしながら、なかなか抜け出せない。しかし、リバウンドを取り、「丁寧に丁寧に打っていた」(宗雲監督)という間宮を中心にサイド陣が粘り強く攻撃を続けたことが相手にボディーブローのごとくダメージを与える。また随所に山本のクイック・ブロックが光り、勝負どころの22点以降で相手を突き放した。この第3セットを25-23できっちりと取り、ストレート勝ち。見事に春の雪辱を果たした。

 

念願のタイトル獲得に向け、上々の滑り出しを見せた慶大バレー部。しかしまだリーグ戦はあと8試合あり、優勝のためにはどの一戦も落とせない戦いになっていく。まずは続く日体大、明大との連戦を制し、その勢いを加速させていってほしい。

(文・古尾谷拓真)

 

 

 

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)やはり初戦ということで、硬かったですね。でもそれはお互い様で、向こうも硬かったと思います。(春に敗れた相手であったが)それはみんな口には出さなくてもその想いはあったと感じます。だから2セット取ってもまだちょっと硬かったのはそういうところだと思います。(相手の高さに対する対策は)相手のブロックは高いので、一発で仕留めようとするとスパイクミスが当然出てくるので、それはやめようと。夏にVリーグのチームとやらせてもらった時も、自分たちが一発で仕留めようとするとどうしてもプレーが粗くなるので、しつこくリバウンドを取って、サイド選手はみんなバックアタックを打てるので、それを絡めて立体的にやろうという話をしていたので。ただ今日はちょっと警戒されてパイプが少なかったですけどね。でも、しつこいスパイクを打ってましたね、リバウンドを取って。良かったです。何と言っても間宮主将が振り回さないで、丁寧に丁寧に打っていたので、それがすごく良かったですね。間宮主将が意気込んでいる時は振り回してアウトが多くなるので。今日はすごく良かったですね。(第1セット途中の吉田選手の投入で流れが変わった)そうですね。彼は何か持っていますね。修羅場をくぐっているので、やはり落ち着いてます。すごく頼もしいです。サーブが良いし、全く舞い上がらないし、レシーブもしっかりこなしてくれるので、ちゃんと計算できる選手です。(日体大戦にむけて)前向きに、しっかり拾って連続攻撃していくということだけですね。

 

間宮秀太 主将

(今日の試合を振り返って)いつも順大とやるときはミスが出てしまってやりづらいのですけど、今日はそこに気をつけて、自分たちからのミスが出なくて、崩れなかったので良かったかなと思います。(春に敗れた相手でしたが)前回負けた時にミスが出たということについて、どうするかみんなで話し合ってやりました。(相手の高さへの対策は)とにかく3枚に囲まれたりとかしたら、とりあえずつなごう、という話をサイド全員でしていて。スパイクが強くて取れないという訳ではなく、今日は上がっていたので、とりあえずこっちからのミスを出さないようにっていう形でやりました。(第1セットで吉田選手がピンチサーバーで初出場しました)彼はすごいので信頼しています。吉田は良いと思います。(日体大戦にむけて)向こうも粘ってくるチームなので、こっちも粘り負けないようにしたいです。

 

吉田純

(今日の試合を振り返って)リーグの初戦ということもあって、自分自身緊張していたのですけど、先輩方がすごいプレーしていたので、やっぱり先輩たちはすごいなと思いました。(第1セットの終盤にピンチサーバーで入って、そこから連続得点でした)まあ、僕がどうこうしたっていうのはあまりなくて。相手が勝手にミスってくれたので、運が良かったです。(監督からは冷静さが評価されていました)そんなに興奮してやるタイプではないので、そこが評価されたのなら嬉しいです。(明日にむけて)とりあえずあまり気負うことなくしっかりやりたいと思います。

 

得点
慶大 セット 順大
25 21
25 16
25 23
サイド 柳田将洋(環2・東洋高)
セッター 野口剛志郎(環2・東福岡高)
センター 星谷健太朗(理3・渋谷幕張高)
サイド 岡田拓巳(商3・熊谷高)
サイド 間宮秀太(政4・慶應高)
センター 山本悠登(環4・東亜学園高)
リベロ 野瀬将平(環1・東福岡高)
途中出場 
川村昌平(環4・春日部共栄高)
村上拓也(法4・慶應高)
丸谷将大(環2・東筑高)
吉田純(環1・東亜学園高)
 

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