慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】2試合連続ストレート勝ち!強さ見せつけた 日体大戦

ナイスレシーブを見せる野瀬

 

秋季リーグ2戦目の相手は日体大。毎年必ず上位進出を果たす強豪を相手に、慶大は見事な戦いを見せ、ストレート勝ち。今春にはなかなかなかったストレート勝利を2試合続けて奪うなど、夏を越えて慶大バレー部は確実な成長を遂げている。

 9月16日(日)秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ 第2戦 慶大×日体大 @早稲田大学戸山キャンパス記念体育館

 

第1セットは、主将・間宮(政4)のいきなりのサービスエースで幕を開けた。このセット、輝きを見せたのは岡田(商3)。競り合う中で迎えた13-11の場面から、岡田は何度も難しい2段トスに腕を振りぬき、3連続得点。皆で必死につないだボールを、最後は豪快に決めきる姿はまさに「エース」だ。「今日は(野口)剛志郎のトスとも合ってきて、満足のいくスパイクも何本か打てた」という本人の言葉通り、調子の良さが伝わってくるようなプレー。たまらず相手ベンチはタイムアウトを要求するも、慶大に傾いた流れは変わらない。前日も活躍したピンチサーバー吉田(環1)のサーブは相手レセプションをことごとく乱し、Aパスを上げさせない。皆がしっかり自らの役割を果たしたことで歯車ががっちりと噛み合い、25-18で第1セットを先取する。

ダイレクトスパイクを決めた野口 

 

しかし第2セットは自分たちのミスからなかなかリズムに乗れない。すると流石の日体大は、その隙を見逃さずに効果的なクイックを絡めた攻撃を展開。慶大は連続失点を喫し、一時は最大5点差をつけられてしまう。このセットは失ってしまうのか。だが漂ってきた暗雲は厚みを増した慶大攻撃陣によって晴らされた。柳田(環2)の切れ味鋭いジャンプサーブは相手の攻撃を寸断。チャンスボールが返ってくれば、前衛の岡田・星谷(理3)に加え、後衛の間宮・柳田のバックアタック、さらにはセッター野口(環2)がダイレクトスパイクを打つなど、いくつものオプションを有する慶大が完全に日体大ブロッカー陣を翻弄。結局、柳田のサーブ時に5連続得点を奪い一気に逆転。このセットを25-20でもぎ取った。

 

クイックを決める山本(中央) 

第3セットは盤石の戦い。「守備が成長した」(宗雲監督)という慶大のなかで、この試合も終始崩れることのなかった野瀬(環1)のレセプションでしっかりとサイドアウトを奪い、相手のミスにつけ込んで点差を離していく。山本(環4)のクイックもこのセットだけで3本決まり、危なげなくこのセットは25-19。春季では1試合のみであったストレート勝ちを、秋季は見事に2試合連続で収めた。

 

今春の上位陣がスタートダッシュに苦しむ中、慶大が1セットも落とさずに2連勝できた意味は大きい。次戦は3連戦の最後、明大戦。間違いなく手強い相手であるだけに、激戦が予想されるが、「選手がケガしないで無事に終われば良い」(宗雲監督)という言葉にある通り、疲れを癒して3連勝を達成してほしい。

(文・古尾谷拓真 写真・並松康弘)

 

 

 

宗雲監督

(2試合連続のストレート勝ちですね)そうですね。まあ、結果ですね、それは。フルセットになっていたかもしれないし、負けていたかもしれないし。結果ストレートで勝てたということは嬉しいことは嬉しいです。(春にはなかなかストレート勝ちがありませんでした)そうですね。たぶん守備が成長したのだと思うんですよ。守備の考え方をみんなが変えて、本当に落とさなくなったので、ちょっと自信持ったんじゃないですか。(今日の試合を振り返って)うちの学生スタッフが考えた作戦がしっかり当てはまったというか。前からデータをずっと起こしているので、スタッフもしっかり仕事をしてくれたということですね。(今日は多くの選手が出場しました)点差的に余裕があったというのもあるし、リーグ序盤にたくさん選手を使えるというのは後半戦にむけて良い状態になると思うので、そういう意味では収穫となりましたね。(野瀬選手は2日間通じて安定していましたね)そうですね、それはやっぱり夏に中出選手をコーチからリベロに戻した時に、中出は練習試合でも活躍していたので、それがすごい刺激になったのだと思います。油断するとすぐ(レギュラーから)外されるというのもあるので。それが良い形になっていると思います。(明大戦にむけて)3連戦で疲労もたまっているので、選手がケガしないで無事に終われば良いと思っています。結果はまあ、後で。明治さんも強いので、どうなるかはまた、明日のこの時間で。

 

岡田拓巳

(攻撃の出来は)昨日自分はケガ明けで初めてまともに動いたので、自分で納得のいかないプレーが多かったんですけど、今日は(野口)剛志郎のトスとも合ってきて、満足のいくスパイクも何本か打てたので、あとは自分の判断ミスとかでふかしちゃったところがあるので、そこをまずは止めて、明日のゲームに繋げていきたいと思います。(守備の意識も高いように見えたが)そうですね。守備は僕の課題というか、他の人に劣っているところなので、このチームが拾って切り返せないと勝てないので、僕もちゃんとレシーブに参加しようという意識を持って臨みました。(夏に意識して強化してきたことは)ブロックが僕たちは弱点だったので、リードブロックを覚えて集中して練習した結果、昨日、今日と機能して武器である攻撃力が発揮できたというゲームをどちらもできたので、そこに力を入れて練習して良かったなと思います。(個人的に強化したのもブロックか)僕はエースとマッチアップすることが多いので、ブロックがしっかりしていないと後ろも繋げないので、個人的にもブロックを集中して強化しました。(順天大、日体大にストレート勝ちで連勝だが)僕たちが夏に集中してやって来たことを出せてこういう結果になったので、このあとも試合をしながらももっと詰めていって、いいチームになってタイトルを取れればなと思います。(明日への意気込みは)昨日、今日といいゲームができたので、これに満足しないで明日まず勝って今週のゲームを終わればなと思います。

 

野瀬 将平

(今日の試合を振り返って)こちらの得意のサーブとレセプションからの攻撃がしっかり決まっていたのと、夏に強化してきたブロックが有効的に決まっていたのが良かったかなと思います。(ご自身のサーブレシーブの精度も高かったが)それはあまり意識してなかったです。日によって自分は差が出るので、それをなくしていきたいです。(夏に力を入れて練習したことは)社会人とやった時に、ジャンプサーブに何本も崩されたので、間宮先輩とかに取り方を一生懸命教えていただいて、それでジャンプサーブに対して慣れたかなと思います。(順大、日体大にストレート勝ちで手応えは)自分個人は何も考えないようにしてるんですけど、秋リーグ終わってからですね。チーム的には素晴らしいと思います。(明日への意気込みは)明治も上位に食い込んでくるチームなので、できれば3-0で下して、来週に繋げていきたいです。

 

得点
慶大 セット 日体大
25 18
25 20
25 19
 
サイド 柳田将洋(環2・東洋高)
セッター 野口剛志郎(環2・東福岡高)
センター 星谷健太朗(理3・渋谷幕張高)
サイド 岡田拓巳(商3・熊谷高)
サイド 間宮秀太(政4・慶應高)
センター 山本悠登(環4・東亜学園高)
リベロ 野瀬将平(環1・東福岡高)
途中出場 前田優介(環4・日向学院高)
川村昌平(環4・春日部共栄高)
村上拓也(法4・慶應高)
稲田聡典(環2・日向学院高)
丸谷将大(環2・東筑高)
吉田純(環1・東亜学園高)
 

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