慶應スポーツ新聞会

【野球】開幕直前!連覇への道~秋季リーグ戦展望、江藤監督・湯本主将の抱負~

歓喜の春季リーグ制覇から3カ月。連覇を目指す秋季リーグ戦の戦いがまもなく始まる。慶大が連覇を達成すれば平成3年春・秋シーズン以来、実に19年ぶりの快挙となる。しかし、ライバル・早大をはじめとする他の5大学も打倒・慶大を掲げてくるのは必至。マークが昨季よりも厳しくなることは避けられない。そんな慶大包囲網を突破することができるか、慶大の真価の問われるリーグ戦となりそうだ。

苦手・立大から勝ち点奪取なるか

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昨季優勝の立役者・竹内大

昨季の優勝により久々に開幕戦を戦うこととなった慶大。その相手は平成9年秋以来の最下位脱出を目指す東大だ。昨季、1回戦は竹内大(環2)のノーヒットノーランで快勝したが、2回戦では先制したものの一時、同点に追いつかれるなど苦戦しただけに侮れない相手。だがここ最近、勝率の差で優勝が決まることも考えると、確実に2連勝したいところ。

2戦目の相手は昨季まで3季連続で3回戦にもつれ込む大接戦を演じている立大。特に、ここ2季連続で勝ち点を奪われているだけに、春の王者の意地にかけて何としても勝ち点を取りたい相手でもある。昨季は4人が打率3割以上の成績を残し、チーム合計11本塁打を記録した強力立大打線だけに、竹内大・福谷(理2)ら若き慶大の投手陣の奮起が不可欠だ。

立大戦の後には昨年春のシーズンでリーグ優勝した法大が控える。昨季は、最後まで打線の不調が響き、まさかの5位に終わったが、リーグ随一と言っても過言ではない投手陣は今季も健在。中でも昨季、最優秀防御率をとったリリーフエース・三嶋の安定感が光る。それだけに、慶大としては三嶋が出てくるまでに勝負を決めたい。また、シーズンも中盤戦に差し掛かり、慶大にとっては今季のリーグ戦の中で唯一の連戦となる。うまく連戦の疲労を取り除き、調子を合わせられるかも重要となりそうだ。

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世界大学野球選手権でも活躍した伊藤

さらに早慶戦前、最大の山場となりそうなのが明大戦だ。昨秋は慶大を破った明大が優勝し、逆に昨季は明大を破った慶大が優勝したが、今季もこの慶明戦の結果が優勝の行方を大きく左右することとなる可能性が高い。明大攻略のためには何と言ってもエース・野村の攻略がカギとなる。野村と同じ3年生、世界大学野球選手権では日本代表としてともに戦った伊藤(環3)を中心に、慶大打線には昨季の明大戦同様、粘り強い打撃を見せてもらいたい。

そして、最後に待ち受けるのが宿敵・早大だ。2カ月近くに及ぶリーグ戦を戦い、いちょう並木が鮮やかに色づくころ、リーグ制覇の栄冠が再び慶大の頭上に輝いていることを期待したい。

※早慶戦については後日、改めて見どころをアップする予定です

スタメン争いは激戦必至か

各ポジションのスタメン争いは昨季以上に激化している。特に激しくなりそうなのが外野手。世界大学野球選手権では日本代表の4番に座り、大活躍を見せた伊藤を筆頭に、昨季2本塁打を放った山口(商4)、抜群の打撃センスを持つ竹内一(商4)、パワーのある青山(環4)、新人戦・全日本大学野球選手権でブレイクした辰巳(文2)など誰がスタメンとなってもおかしくない陣容がそろっている。

また、明大戦のヒーロー松尾(環4)、早慶戦では貴重な適時打を放った伊場(政3)、さらに山﨑錬(商2)がいる三塁手も誰がレギュラーをつかむか見逃せない。

そして、投手陣は昨季、大車輪の活躍を見せた竹内大・福谷の両2年生、防御率0.00の田中宏に続く1年生の台頭に期待されるところ。昨季も6試合に登板した山形(政1)をはじめ、甲子園での登板経験もある白村(商1)・山田(環1)・金子(環1)らには神宮での登板機会も大いにありそうだ。

コメント

江藤監督

(この夏を通して手ごたえは)あんまりない。春の出来よりも悪い。春が100としたら、今は70くらい。(開幕まで1週間を切ったが、チームの雰囲気は)雰囲気はみんな勝ちたいだろうから悪いことは絶対ないけど、仕上がりが悪い。(開幕へ向けての課題は)100%にあげないと勝てないということ。(秋に向けての抱負を)連覇。いつも応援ありがとう。

湯本主将

(夏の間に重点的にやってきたことは)守備も打撃も走塁も精神的にも、自分たちの持っていたものの実力を上げるという練習をしてきた。全体的にはそんな感じ。(新シーズンまでわずか、今のチームの状況は)春優勝したというのはもう別のこと。秋に向かって一戦一戦、戦っていく中で、後1週間という中では雰囲気は悪くはないが、なかなか思うように試合を運べなかったりというのはまだあるので、後1週間、毎日毎日、実力を上げられるように練習していきたい。(秋に向けての抱負を)もちろん、連覇したい。

by Michio Ikezawa

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