慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】全日本インカレ特集!間宮秀太×山本悠登 4年生対談

ガッツポーズをみせる間宮(写真右)と山本(左)

大学バレー界における、最高の舞台――。全日本バレーボール大学男女選手権大会、通称全日本インカレの季節がいよいよやってきた。全国から集いし118校の頂点を極めるこの大会。現チームの集大成として、各大学の熱い想いがぶつかり合う激闘となること間違いなしだ。今回は学生生活で最後の全日本インカレに臨む、4年生を特集。第1弾は主将の間宮秀太(政4)と山本悠登(環4)の対談をお送りする。

――インカレ開幕を間近に控えた気持ちは

間宮 自分のやってきたことが終わるので、集大成に向けて不安と楽しみだという気持ちがあります。今年は実際勝てるかどうかは別として、けっこう手ごたえをつかんでいるので、自分たちがどれだけできるかというのを見せられたらなと思います。

山本 学生だけの大会はインカレが最後なので、今、間宮も言いましたけど、楽しんでやろうかなと思います。

 

――秋季リーグ戦は3位だったが、振り返って

間宮 僕としては優勝できると思っていたんですけど、3位となってしまいました。受けに立ってしまったというか、優勝するためのメンタルを持っていなかったというのはすごく感じたので、インカレではリーグ戦の反省も踏まえてやっていきたいなと思います。

 山本 結果的に3位で終わってすごく悔しくて、もちろん優勝を狙っていて最終週までずっと1位だったのにそれを逃してしまったのが(より一層)悔しかったですね。インカレでその悔しい思いを晴らせるようにと思っています。

 

――首位に立っていたからこそ感じる難しさ

間宮 そうですね。2位だったらこっちが気持ち的に優位に立てていたと思うので、そういうところで今までずっと強かったチームと比べて劣っていると思います。

 

二人が「もっとも印象に残った」という早稲田戦での敗北

――悔しいということだが、その中でも一番印象的な試合は

間宮 自分は早稲田戦(●慶大2-3早大 9/29(土))ですね。勝てる試合だったのに、自分がミスをして負けたというのがあったので、自分としても気持ちの準備ができていなくてふがいない、悔しいと思いました。

 山本 自分も早稲田戦ですね。あそこで勝つか負けるかでだいぶ違ってきたと思うので。その前の週から、絶対に勝つという思いでやってきたんですけど、それができなかったので、印象に残っていますね。

 

――最終週の筑波大戦、中大戦は

間宮 そうですね・・・自分たちが受けに立ってしまったというのもあって、自分たちの実力不足というのもあるんですけど、それ以上に自分たちもバレーができませんでした。筑波、中央が強かったというよりも、浮足立って自分たちのバレーができずにあまり覚えてないぐらいです。心がいつも通りではなかった、という感じですね。

 

――夏合宿以降、目標とした「自分たちのバレー」の手応えは、まだないということか

間宮 そうですね。両サイドにマークをつけられてしまって、どうしても単調になってしまいました。リーグ戦の最初の方は、レシーブも上がったりブロックも止まったりしていたんですけど、最後の方はそういった良いプレーが出なくて、なかなか難しかったかなと思います。

 山本 筑波や中央に勝てなかったのも一つそこが原因としてあると思います。今、(「自分たちのバレー」の)完成に向けてやっているところです。

 

「強い気持ちを」(間宮)

――個人的な課題は見つかったか

間宮 僕はメンタルの部分ですね。1部やインカレで優勝できるチームのキャプテンとして、一人の選手としてメンタルの強さが足りていなかったですね。技術がここから大きく伸びるということはないと思うんですけど、メンタルの部分で少し引きずってしまったので、インカレでは強い気持ちを持ちたいです。今良い雰囲気できていて、インカレでは勝てると思うので、頑張っていきたいと思います。

 山本 自分は高さがない(184cm)とはいえ、早稲田の濱松選手(185cm)もブロックで次点という結果を残しているので、自分もその可能性があったと思うんですけど、結果的にはブロックやコンビというセンターとしての技術がイマイチだったのかなと思います。

 

――収穫は

間宮 来年、再来年と慶應はまだまだ強いと思うので、そういう意味ではこうこうメンタルでは勝てないんだという指標になったのではないかと思います。自分たちのバレーもいくら両サイドが強くても、そこの岡田(商3)、柳田(環2)に絞らせてはいけない、相手にどこから打ってくるか分からせないというバレーをする必要があるというのを分かってくれたと思います。今はそれに向けてやっているところです。

 

――秋季リーグ戦以降、チームとして意識して取り組んだことは

間宮 岡田、柳田をいかに気持ち良く打たせるかということだけを考えてやっています。センターのコンビをしっかり確立させるというのもありますし、ブロックとレシーブの関係からそこまでどうやって持っていくか、というところをやっています。

 

スパイクを打つ間宮

――個人的に意識して取り組んでいることは

間宮 あとからこれしておけばよかったと思いたくないので、チームの雰囲気悪かったらいくら気まずくても言おう、自分のプレーで一本ミスが出て気になるなら練習しようと悔いのないようにということは日々意識しています。

山本 自分はチームの中で足を引っ張ってしまっている部分もあると思うので、「悠登さんのあの一点があれば」と思われないように、自分でも悔いが残らないようにということは意識しています。

 

――今年はあと一歩で優勝に届かない大会が続いたが、何が足らなかったと思うか

間宮 僕は自信がないのかなと思います。連覇してきた東海大や中央など強豪校は「慶應ごときには負けない」という気持ちがあると思うんですけど、自分たちはずっと負けてきた相手に対して下剋上を、ということになるので、そうなってくると練習や練習試合で「俺らは勝てる」という自信を持っていけるか、ということになってくると思うんですけど、どうしても最終的にはエースに頼りきりになってしまったりと運任せになっているところがあったので、そういうバレーでは勝てない。いかに確実に一点をモノにして、勝てるという確信を持ってやっていくことが足らなかったのかなと思います。

山本 技術的にもメンタル的にも体力が関係したのかなと思います。東日本インカレの時も、いい調子で勝ち上がったのに最終戦は何も出来ずに終わりました。リーグ戦でも最後の2試合落としてしまいました。それは疲れてしまったという技術的な面だけではなく、メンタル的にも体力が続かなかったからだと思います。

 

――あと一歩だからこそ最後は優勝したいという思いも強いと思うが

間宮 もちろんそうですね。勝てると思うので、僕らが良い調子で回れば、可能性は五分五分かもしれないですけど、勝てると思います。せっかくのチャンスなので、モノにしたいですね。

山本 これを逃したらもうないというチャンスなので、力む必要はないと思うんですけど、絶対タイトル取ってやるんだという気持ちでやりたいです。

 

クイックを打つ山本

――お二方は下級生の時から試合に出場されているということで、4年間の思い入れもあると思うが

間宮 自分が1年の頃は二部だったんですけど、今はすごく注目して頂けるようになって全然違う舞台で戦っています。もちろん色んな先輩方にお世話になったんですけど、1年生の頃はどうだったとかということは考えないようにしています。自分たちが4年間やってきたことの集大成ということで頑張っていきたいです。

山本 それぞれの代のやり方でやらせてもらっていて、先輩のやり方など色々あったと思うんですけど、そういう人たちも期待してくださっていると思うので、その気持ちの分も背負ってやっていきたいと思います。

 

――1年時は二部、4年経った今では日本一を狙える位置にいることについては

間宮 OBの方が喜んでくださるのはすごく嬉しいことなんですけど、過去のことをあれこれ言ってもしょうがないので、今できることをやっていくだけです。実際まだ優勝はしていないので、歴史を作ったと誇れるほどではないかなと思います。

山本 自分もまだ優勝していないのでそう言えるか分からないですけど、3位になれるまで強くなったということに関しては周りの人にすごく感謝したいなと思います。間宮がすごくリーダーシップを発揮して、ここまでのチームを作ってくれたり、すごく良い後輩に恵まれたり、OBや関係者の方が良い環境を作ってくれたりというのがあると思います。

 

――間宮主将は、主将としてこのチームで優勝したいという思いも強いのでは?

間宮 8割9割後輩の力で戦っているようなものなので、ここで自分が踏ん張って勝ちたいという気持ちはあります。

 

「大学でも日本一になりたい」(山本)

――山本選手は、中高時代に日本一を経験。大学でも日本一という思いもあると思うが

山本 そうですね。それを一つの武器として慶應に入学させてもらったというのもあると思うので、口だけではなくてせっかく実現できるチャンスになったので、大学でも日本一になりたいです。

 

――4年生として後輩に残していきたいことは

間宮 特にないですね(笑)それは後輩に見て感じとってもらえたらと思います。一生懸命やっているだけなので、こう思ってもらおうとかあんまり考えてないですね。

山本 自分も同じで、キャプテンシーとかは全然分からないですけど、センターとしての技術もあまり言わなくてもいいかなと思います。見て「悠登さんのいいところがあるから真似してみようかな」と思ったりしてくれていると思うので、そんな言うこともないですね。

 

――トーナメントも決まったが

間宮 悪い山に入った感じも、良い山に入った感じもないので、頑張ってやるだけです。どこが上がってくるかも正直分からないので、目の前の試合に勝っていこうかなと思います。

 山本 日本一を目指しているので、どこが来ようが関係ないですね。意識する大学とかもないです。自分の色をしっかり出して、それをチームの勝利に繋げていければ良いかなと思います。

 

――チームの雰囲気は

間宮 自分が提案をした時にけっこう響きがいいというか。自分が1年の時には慶應は皆が必ずしもバレーのために入った人だけではないので、モチベーションにムラがあったというか、「俺には関係ない」と思う人とかもいたと思うんですけど、今では個々がしっかり考えて自分がどういうことすればいいかということを模索していると思います。まだまだだなと思う部分もありますけど、自分のやりたかったチームが少しずつできているなと思います。

 山本 すごく良いと思いますね。練習試合でもインカレに向けてやっていこうという気持ちが感じられます。

 

「悔いのないように」と語る二人

――最後に目標、意気込みをお願いします

間宮 最後なので、もちろん悔いのないように日本一にふさわしいチームになれるように頑張りたいです。

山本 毎回言っているかもしれないですけど、自分のプレーを悔いがないようにやって、日本一を絶対取りにいきたいと思います。

 

――お忙しい中、お二人ともありがとうございました!

(取材・並松康弘、撮影・杉本理沙)

12月3日(月)からスタートする全日本インカレ。第3シードとして臨む慶大は6日(木)からの登場となっております!

以下、慶大日程

12月6日(木)2回戦・3回戦 @墨田区体育館(アクセス:錦糸町駅より徒歩3分)

12月7日(金)4回戦・準々決勝 @とどろきアリーナ(アクセス:武蔵小杉駅よりバス、または武蔵中原駅より徒歩15分)

12月8日(土)準決勝 @とどろきアリーナ

12月9日(日)決勝・3位決定戦 @とどろきアリーナ

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