熊谷の寒空のもと、茂木組の最終戦となる大学選手権・法大戦が行われた。慶大は前半パスのミスが響き、無得点に抑えられてしまう。後半なんとか巻き返したかった慶大。一時は逆転に成功したものの、試合終了間際に法大にPGを決められそのままノーサイド。28-29とわずか1点差で敗戦し、悔しさばかりが残るシーズン最終戦となった。
大学選手権第3戦
vs 法大@県営熊谷ラグビー場
慶大 28ー29 法大
得点者(慶大のみ)
T=渡辺、浦野、鈴木、木原
G=瀧口4
試合の序盤は両チームともミスを連発し、流れをつかめない。慶大は何度も敵陣深くまで攻め込むも好機を活かせずにいた。すると26分にディフェンスの穴をつかれて相手に先制を許す。その後も慶大はパスのミスを多発。結局前半は0-7のまま終えることとなった。
すぐさま同点とし、一刻も早く逆転することを狙った後半。だが、開始わずか1分で相手にトライを献上してしまう。その後6分にモールを押し込んでいき、最後は渡辺がトライを挙げ、なんとか慶大がこの日1本目となるトライを挙げた。ここからは一時点差を広げられてしまったものの、慶大が反撃する。Bksが機能し、残り10分となるまでに浦野・鈴木がトライを挙げ、5点差とする。すると38分にはラインアウトからモールを形成し、押し込んで木原がトライ。瀧口のゴールも成功し、28-26と逆転する。しかし41分に慶大はペナルティを犯し、法大にPGを決められる。最後の最後に28—29とされ惜敗。勝利が見えていただけに悔しい敗戦となった。
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