慶應スポーツ新聞会

【ソッカー女子】雪辱果たせず大敗 早慶戦

去る6月9日(日)、夏の日差しが降り注ぐ東伏見グラウンドにて、第12回早慶女子サッカー定期戦が行われた。昨年は初めて引き分けに持ち込むことに成功した慶大。今年こそはという思いで臨んだ一戦だったが、開始早々ミスから失点を喫し、結局5点差をつけられ試合を終える。夏から始まるリーグ戦に向けて、課題の残る定期戦となった。

6月9日(日)14:00K.O. @早稲田大学東伏見サッカー場

慶大

 

早大

前半

後半

 

慶大出場選手

ポジション

名前

学部・出身高校

GK

佐々木優

(商3・東邦大付東邦)

DF

遠藤未来

(環2・村田女子)

DF

松本朋子

(総2・十文字)

DF

原志帆

(環3・文京学院大学女子)

DF

下山田志帆

(環1・十文字)

MF

児島愛子

(法3・Cobham International School)

 

平田諒子

(文2・福岡女学院)

MF

二宮早紀

(環2・常盤木学園)

MF

石原愛海

(環4・富岡)

MF

栃木栞

(環1・十文字)

 

渡邊紗絵

(環2・大和西)

MF

堀井美月

(環1・常盤木学園)

 

宮田あずさ

(環1・文京学院大学女子)

FW

須藤なぎさ

(商3・柏陽)

 

有田実花子

(理4・慶應NY学院)

 

試合前に円陣を組む慶大なでしこ

試合前に円陣を組む慶大なでしこ

 

昨年は女王の背中をつかみかけた。今年こそ、今年こそ勝利を手にしてみせる。そんな思いで臨んだ早慶戦。ところが、試合は開始早々パスミスを相手に上手く運ばれて先制を許すという嫌な流れに。その後もフィジカルの強さと技術の高さを活かした早大に何度もゴールを狙われたが、GK佐々木(商3)が体を張った好セーブで追加点を許さなかった。その一方で、慶大も攻める姿勢を忘れない。FW二宮(環2)が果敢にゴールを狙えば、負けじと後輩のMF堀井(環1)もゴールに迫ったが、両大学ともに得点まではあと一歩及ばなかった。さらに前半20分を過ぎる頃になると、早大は両サイドから慶大ディフェンスを揺さぶり、早いパス回しで翻弄し、何度も攻撃を仕掛ける。うまく切り抜けたかった守備陣ではあったが、立て続けにゴールを奪われてしまい、3点差をつけられて前半を終えた。

果敢に攻めるエース二宮

果敢に攻めるエース二宮

後半になると両大学ともに運動量が徐々に落ち、試合はスローペースで進む。中盤、早大のロストボールから慶大がカウンターを仕掛けたが、相手ディフェンスに阻まれ、コーナーキックから始まった好機を逃した。55分には、「勝ちたいという焦りが出てしまった」(石原主将・環4)せいもあったのか、相手にフリーキックを与えてしまう。ボールは1度ポールに直撃したが、跳ね返ったボールは相手の足に上手く当たってコートに吸い込まれ、女王との差はさらに広がった。その後は両者交代枠を使いながら、試合はゆっくりと進んだ。しかし57分に5点目となるゴールを早大に決められ、試合の流れを完全に持って行かれてしまった。

試合終了を告げるホイッスルが鳴り響く。これで早慶戦の対戦成績は、引き分けをはさんで11連敗となってしまった。観客に深々とお辞儀をするなでしこたちの目には、涙が浮かんでいた。

悔しさをにじませる石原主将

悔しさをにじませる石原主将

また遠くなってしまった好敵手の背中。山積する課題が見つかった中で、慶大は夏から始まるリーグ戦を迎えることになる。悲願の1部昇格のために、何をするべきか。なでしこたちの模索はすでに始まっている。

 

(記事 河合美紀)

 

 

 

 

岩崎 陸監督

(試合を終えた今のお気持ちは)早稲田の強さをピッチで見せつけられた感じですね。自分たちもチャレンジして後半盛り返せた部分もありますけど、やっぱりまだ経験の差と自分たちが早稲田に向かうだけの個の力がなかったかなと思います。(1点目の取られ方と時間帯がもったいなかった)そうですね。リサーチの中でも早稲田が立ち上がりから、前から来るというのが分かっていたので、自分たちの中でも最初気をつけて簡単に(プレーする)と話していたんですけど。色々な固さがあったのと、相手のプレッシャーが思う以上に強かったです。そこで相手の背後をつけずにそのままやられてしまったのが、もったいなかったですね。(昨年までのエース・中山選手が抜けた攻撃面について)圧倒した個がいない分、みんなでチームを作っていかないといけないです。まず守備の部分で自分たちの規律を作って相手のボールになったら常にファーストディフェンダーがボールにいって献身的に守備をするというところからチームを作ってきました。ただ今日の5点を取られたという結果で、早稲田が大学のトップで、自分たちがその大学のトップを目指していくためにはまだまだ足りないところがあるなと感じます。(後半には良いシーンもたくさん出てきたが)個の部分では良い特徴を持った選手がいるので、その特徴をどうやってチームとして生かしていくかですね。やっぱり球離れが遅かったり、判断が遅かったりでボール失っている場面が多かったので、それはこれから大学リーグに向かうにあたって、今日の試合を糧にして次頑張っていきたいと思います。ただ、早稲田に0-5で負けたという事実は慶應のチームとして監督として忸怩たる思いがあるので、とにかく今年1部に上がってもう一度戦えるように頑張っていきたいと思います。

 

石原 愛海主将(MF・環4)

(試合を振り返って)早慶戦勝利を自分たちの目標のひとつとして掲げていましたが、ここまで大差をつけられて負けてしまったことで、悔しいですけど早稲田の強さを今まで以上に体感した試合だと思います。そう簡単に「早稲田を倒す」とは言うことが難しいほど完敗してしまったと感じています。(早大の印象)今まで早慶戦をする上で慶應の方が「勝ちたい」という気持ちを強く持って試合に臨んでいたんですが、今年は早稲田もいつも以上に気持ちが入っていて、完成されたチームだと実感しました。(反省点)個人としては、もっと貪欲にゴールを狙えば良かったと思っています。(良かった点)チームとしては、ボールに対して粘り強くいけたと思います。ただ、早稲田に対して技術面の高さやフィジカルの面に対抗できるような技術や体力が足りないと感じました。(今季どのようにチームをまとめたいか)今まではサッカー経験者が少ない中でやってきたんですが、今はサッカー経験者も増えてきて技術的な部分でも強くなることが必要だと思うので向上していかなければいけないし、また今までは守って引き分けたり点差が広がらない試合が多かったんですが、そうではなくて自分たちもしっかり攻撃をしながら試合に臨むことができるようなチームを作っていきたいと思っています。(今季の目標)チームとしては、関東大学リーグ1部に昇格することと関東リーグ昇格を目指したいと思っています。

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