慶應スポーツ新聞会

【ソッカ―男子】第16節 首位相手に力の差を見せつけられ3連勝ならず 明大戦

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ナイターゲームとなった明大戦

10月1日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて第16節明大戦が行われた。駒大、早大と2連勝で波に乗る慶大の今節の相手は首位・明大。慶大にとってはインカレ進出のためにも、勝ち点3を得て弾みをつけたい試合だったが、1-5と完敗。明大との実力の差を見せつけられる恰好となってしまった。

第84回関東サッカーリーグ戦【前期】1部リーグ 第16節

2010/10/1(金)17:50 KO@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

明治大学5-1慶應義塾大学

{得点者}前半28分 丸山裕市(明大)、後半2分 山村佑樹(明大)、後半4分 田中恵太(明大)、後半8分 田中恵太(明大)、後半40分 山村佑樹(明大)、後半42分 日髙慶太(慶大)


田中
サイドで勝負する田中
深澤
ドリブルで仕掛ける深澤

前半、「予想外」(三上主将・政4)のロングボール主体の明大に対し、慶大はここ数試合と同様、パスサッカーを展開。試合のペースを握る。そんな中、12分には左に開いた河井(政3)のパスを日髙(総3)が中央で受けシュート。これはバーを越えるが、得点の予感を漂わせながら試合を進める。しかしワンプレーで流れが一変する。28分にPAわずかに外側からFKを与えると、明大キッカー丸山の左足から放たれたボールは壁の下をすり抜け、ゴールネットを揺らす。思わぬ形で先制を許すと、徐々に歯車が狂い始める。守備を固める相手に攻めあぐね、逆にカウンターを受ける苦しい展開に。そして43分、PA内で山浦(商2)がファールを犯しPKを献上。しかしここはキッカー山田のシュートがバーを越え、命拾いした慶大。1失点で前半を切り抜ける。

三上
落ち着いた対応を見せる三上

しかし後半立ち上がりに悪夢が待っていた。開始2分、右サイドを突破され追加点を許すと、4分にはショートコーナーからのミドルシュートが慶大ゴールに突き刺さる。さらに8分にも「致命的」(笠松・総3)な失点を許し、試合を決定づけられてしまう。それでも一矢報いたい慶大は森田(経2)、風間(商3)といった攻撃的な選手を投入。しかし後半、運動量が落ちたこともあり、中盤が間延びし前線にパスがつながらない展開が続く。そして40分にはダメ押しの5点目を決められてしまう。42分に、日髙が放ったミドルシュートは無回転でGKの手をかすめゴールに突き刺さり、1点を返すも反撃はここまで。1-5と力の差を痛感させられる試合となった。

日髙
1点を返して気勢を吐いた日髙

「悪くはなかった」と李監督が振り返るように首位・明大相手にも前半は自分たちのパスサッカーを展開できたという手応えも掴んだこの一戦。しかし1つのチャンスで先制し、相手の浮き足だったところで追加点を取ってくる明大の試合巧者ぶりに翻弄されたと言わざるを得ない。次戦まで2週間空くリーグ戦。この2週間のトレーニングでインカレ出場できるか否か決まると言っても過言ではないだろう。

By Daiki Yamamoto

コメント

李監督

(振り返って)悪くはなかったが、相手がしっかりやる中でうちが手を抜いた瞬間があって、1位と8位の差と言うしかないかなと思う。(後半立て続けに失点したが)それはもううちのチームの甘さ。しかも立ち上がりだったしありえないことだった。(前半ボールは回せたが)相手はブロックを作ってくるチームなので、ある程度のところまでは行けたと。そこからどうやって展開したり工夫するべきかを考えないといけない。(メンバーが入れ替わったが影響は)ないと思うが、結果がこうなので(影響が)あった気もする。(明大戦のアプローチについて)うちはチャレンジャーというか、これを乗り越えないと上には行けないという気持ちで臨んだ。最初は結果よりも自分たちのサッカーをしてチャレンジしようと。失点の場面はもったいなかったが、それさえ無くせばチャンスはあるかなと思う。(前半は手応えのある試合だったと)そうですね。後半は3分で2点とやられてしまったが。明治相手だとやるかやられるかなので、今年は力がなかったと思う。(次節まで2週間あるが改善点は)ボールを持って、全員が意識を持って最終ラインがしっかりとして、あとは前が1点でも多くとると。全員が共通の意識を持ってやっていきたい。(中大で警戒する選手は)林でしょう。みんな中央はいい選手が揃っているので、本当にしっかり戦って、100%以上の力を出さないと厳しいと思う。この2週間でしっかりとトレーニングしていきたい。

三上主将

(試合を振り返って)実力の差が出たと思います。個人的だが、今日内定式があって、OBの方が非常によくしてくれて、新幹線のチケットとかも用意して下さって、そういうご厚意にお答えできなかったことも非常に申し訳ない気持ちでいっぱいだし、内定式で来れなかった加美とか今日直前アクシデントで出れなかった(黄)テソンとかに申し訳ない気持ちでいっぱいです。(前半について)自分たちの意図でボールを回せたのはうちだと思うし、ただサッカーはゴールを決めるゲームなので、走ってるだけではだめで、そういうところはセットプレーでしっかり1点取ってくる明治というのは勝ち方を知っているのだと思う。(明大はロングボール主体だったが対策は)ロングボール対策はしてなくて、明治は細かくパスをつないでくさびを当ててという攻撃を想定してたので、多少予想外ではあった。(後半立ち上がり3失点してしまったが)そこがすべてですね。そこでゲームが決まってしまったので、そこでとられてしまったのは実力のなさだと思うし、相手の実力のあるところだと思う。(連続失点の原因は)まず最初に1点取られた時はやっぱり立ち上がりしっかり締められなかったというかチームの雰囲気とかにも責任を感じていますし、その後もズルズルと行ってしまったという印象なので、後半立ち上がりに失点して、浮き足だった中でもっとチームをリードして、落ち着かせることができればよかったなと思う。(明大ストライカー・久保選手の対策について)こっちとしては彼はポストプレーが非常に上手くて、ビルドアップも上手く参加してくるタイプのFWなので、そういうところを警戒していたが、思ったよりロングボールで彼にヘディングで競らせる場面が多かったので、そこは笠松が競って、カバーをしっかりやろうと思ったが、前節とかと比べると、あまりラインが勇気を持って上げられなかったことがあって、もうちょっと彼を自由に動かさないようにラインコントロールできたのではないかと思う。(2週間空くがこの間に取り組みたいことは)やっぱり今日5失点したことはしっかり受け止めて、なんで失点したのかはまたビデオで確認するが、しっかり気持ちを入れて臨めたと思うし、首位相手にチャレンジ精神を持ってやれたとは思うが、一つひとつ時間が経てばだんだんアプローチが甘くなってしまったり、パスミスが多くなったりとか、少しずつ甘さが出て、その差がこういうスコアになったのかなと思うので、そこは練習で解決していくしかないところなので、練習の中でしっかり本番の緊張感を持って、これは毎回言っていることだが、練習をしっかり厳しくやって、本番が一番楽だったと思えるぐらいに練習に取り組むことが大事だと思う。

笠松副将

(今日の試合をふりかえって)一言で言えば悔しい試合だった。うちは前半のチャンスに決められなかった。相手はしっかりと決めてくる。それが1位と8位のチームの違いだと思う。(1失点目はFKからの失点だったが)あそこでフリーキックを与えてはいけなかった。もっとケアをするべきだった。あと壁の間を抜かれてしまったので壁についてももっとしっかりしなくてはいけない。(後半に立てつづけに失点をきっしてしまったが)前半ある程度うまく試合ができたがそれが油断につながってしまったのかもしれない。自分たちがそう意識してなくても結果が物語っている。裏を取られたり、詰めが少し甘くなったりしたのは修正点。3失点目が致命的だった。(それは試合の流れでという意味か)そうですね。2点で抑えられたらまだ勝負できたが、ああいう場面でポンポン入られてしまうのは自分たちの弱さが出てしまった。(次の試合のいきごみを)ここで2連敗してしまうとインカレ出場も遠のいてしまうので必ず勝ちたい。2週間、間が空くのでそれまでにしっかり準備をしていきたい。

河井

(今日の試合を振り返って)立ち上がりからビビらずにやろうとしていたことは出来たところもあったんで、まあそういうところはプラスに捉えて、次までは間が空くんで、もう一回見直して、修正していきたいです。まぁいい試合だったと思います。 (この試合からみえたこのチームの課題は)やっぱり先制点を与えると相手にながれをやってしまって、自分達が立て直すことが出来ずにずるずるいってしまうことです。(今日はメンバーが若干変わっていましたが、その影響は)2連勝して、いい流れでここまできていたんで、同じメンバーでやりたかったが、色々アクシデントがあったんで、その辺はいまいるメンバーでやるしかないのだけど、まあそういう影響はなかったと思うんですが、結果だけみれば、そういう感じになってしまった。(次節に向けて)インカレ出場の為には絶対負けられない試合が続くので、いかに勝ち点3がとれるかだと思うので、次の試合に切り替えてとりあえず勝てるようにしっかり準備したい。

日髙

(振り返って)個人のスキル、レベルでそんなに差があったとは思わなかった。内容に関しても得点差ほど差があったとは思わない。後半開始すぐの2点がなかったら良い試合になっていたと思う。ただその一瞬の隙を見逃さないのが1位にいる明治の強さ。今までの相手は隙を見せても外してくれたりで、致命傷にはならなかったが今日の相手は違った。(前半の良い流れで得点を奪えていたら違ったか)本当にその通りだと思います。あそこでどっちが先に1点取ったかで今日の試合が決まるぐらいの重みがあった。失点シーンは隙を見せてしまい、防げたと思うのでもったいなかったです。(得点差はありましたが、あの無回転ゴールは衝撃的でしたね)自分はミドルシュートは得意じゃないんですが、入りました(笑)。0で終わるよりは得点を取った方がイメージも違うし、良かったです。ただ展開が展開だったんで嬉しさより、「あ、入った」って感じでした。(この敗戦を受けて立て直すところは)自分としては強い明治とやるのを楽しみにしていた。終わって、試合で負けたわけだが自信を失う必要はないと思っている。ボール回しでは自分たちの方が良かったと思うし、自信を持って良いところもあった。ただ失点の場面、いずれも自分たちが甘さを見せた結果やられてしまったので、そこは修正しないといけない。(次節中大戦の意気込み)インカレはまだまだ諦めていないし、勝ちにいく。中央は何度もやっていて、カラーとかは分かっているので、相手の良さを消して、自分たちの良いところを出していきたい。

森田

(点差が開いての出場だったが意識したこと)点差が開いていたが、リーグ戦というのを考えると1点でも多く返したいという気持ちだった。個人的にも夏休み以降調子を崩していて、今日は久しぶりの出場だったので何かしら結果を残そうと思って取り組んだ。(ボールタッチが多くリズムを作れていたが、自身のプレーは)積極的にボールを呼ぶことは出来ていたが、1対1の勝負だったり、足りないところが自分はまだあると感じた。来年3年になると上級生になるので、これからもっとレベルアップしないといけない。(今後の目標は)今順位はあまり良くないが連勝していけばチャンスがあると思う。自分は今の4年生とまだまだ試合をしたいので、インカレにいくために貢献していきたいです。

慶大出場選手
GK 小島一輝

DF 横川達郎

DF三上佳貴

DF笠松亮太

DF田中奏一

MF大塚尚毅57分→森田達見

MF日髙慶太

MF山浦公裕57分→風間荘志

MF松下純土

FW河井陽介

FW深澤良

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