慶應スポーツ新聞会

【射撃】有終の美!持ち味発揮し早慶戦4連勝!/早慶定期戦

優勝旗をかけて戦った

優勝旗をかけて戦った

 

大雨降りしきる中行われた早慶定期戦。10mエアライフルで白石真裕子(経1)が612.6点という驚異の高得点で牽引し、リードを奪うと、50m伏射でも白幡尚生(理3)などの活躍で、早大からリードを奪う。最後に行われた3種目競技では屈したものの、主将の十文字建志(理4)、次期主将の渡辺琢馬(経3)の活躍で、踏みとどまり総合点では勝利。見事早慶定期戦4連勝を飾り、4年生は引退を迎えた。

 

 

 

 

  平成26年度早慶定期戦

20141129日(土)900~ 於:伊勢原射撃場  

<慶大レギュラー選手>

AR10mS60 柳川巨(経3=慶應志木)、大平直矢(理2=慶應義塾)、白石真裕子(経1=小林聖心女子学院)

SB50mP60 山崎滉季(商4=東海)、田久保秀典(経3=慶應志木)、白幡尚生(理3=慶應志木)

SB50m3×20 十文字建志(理4=明大中野)、岡部泰祐(環4=慶應志木)、渡辺琢馬(経3=栄光学園)  

 

11月29日、大雨が降りしきる中、伊勢原射撃場にて平成26年度早慶定期戦が行われた。この早慶戦では10mエアライフル60発、50m伏射60発、50m3姿勢で20×3発の3部門で行われた。その各競技のレギュラー選手3人の総合得点で争うといった形だ。   まず10m先の的を空気銃で射抜くエアライフル部門では、まだ競技を始めて間もない白石真裕子(経1)が大活躍を見せる。「4年生に勝って卒業してほしかった」と奮起し、立ち上がりから飛ばす。104点台の高得点を2回叩き出し、計612.6点の自己ベストをマーク。柳川巨(経3)も出入りが激しい射撃だったものの×数30と、600点以上を獲得。大平直矢(理2)は時間制限に苦しみ、焦りを見せたが、終盤は着実に中心に集めた。全選手中トップの成績を残した白石の活躍が光り、10mエアライフル部門では早大に勝利を収める。  

会心の射撃を見せた白石

会心の射撃を見せた白石

続いて行われた50m先の的を、伏せて狙う伏射部門では、白幡尚生(理3)が6回すべて100点以上をマークする安定の射撃でこの部門個人トップの活躍を見せた。期待の田久保秀典(経3)、体調不良ながらも出場した山崎滉季(理4)も粘りの射撃を見せ、この50m伏射部門でも慶大は早大に勝利を収めた。

最後に行われたのは50m先の的を膝立ちで狙う膝射、伏射、立って狙う立射の総合点を競う3姿勢競技だ。しかし膝射で主将である十文字建志(理4)らが奮闘するも、早大の驚異的な的中率で11点の差をつけられてしまう。しかし伏射で慶大のエース渡辺琢馬(経3)が魅せる。200満点で198点という驚異の成績で一気に形勢逆転。続く一番姿勢が安定しないといわれる難しい立射でも我慢の射撃でなんとか早大に食らいつく。その結果全日本選手権女子団体で優勝を収めた女子選手3人を揃えてきた早大相手に3姿勢競技ではわずかに及ばなかったものの、総合点で慶大5263.9点、早大5251.8点となり、見事早慶戦4連勝を飾った。

エース渡辺が期待通りの活躍を見せた

エース渡辺が期待通りの活躍を見せた

主将の十文字も素晴らしい射撃で後輩に引導を譲った

主将の十文字も素晴らしい射撃で後輩に引導を譲った

「今年は例年以上に苦しい戦いになると思っていたが、勝利で終われてホッとした」(十文字)と、4年生は最後に勝利で引退という形で有終の美を飾ることになった。 現在慶応義塾には10mのエアライフル射撃場はあるが、50mの射程をとれる射撃場が存在しない。他大学には存在するが、慶大射撃部は伊勢原や長瀞の射撃場に通わなければ50m競技の練習はできないのが現状だ。そんな限られた中での練習を強いられているが、選手たちは試行を凝らし精進してきている。来季、渡辺を新主将に据え新チームがどんな未来を描くのか、さらなる注目が集まる。

(記事・写真 荒川智史)

    <結果>

総合 慶大5263.95251.8早大  

AR10mS60         慶大1808.51803.5早大

名前

P1

P2

P3

P4

P5

P6

合計

×数

白石真裕子

104.1

100.3

104.3

101.7

101.0

101.2

612.6

34

柳川巨

99.0

102.5

98.3

101.5

101.6

98.3

601.2

30

大平直矢

97.6

96.5

102.3

97.2

100.6

100.5

594.7

22

  SB50m3×20  慶大16631670早大

名前

合計

×数

渡辺琢馬

94

96

98

100

89

92

 

 

 

190

198

181

569

23

十文字建志

92

95

93

96

89

90

 

 

 

187

189

179

555

16

岡部泰祐

89

88

93

95

86

88

 

 

 

177

188

174

539

7

    SB50mP60  慶大1792.41778.3早大

名前

P1

P2

P3

P4

P5

P6

合計  

×数

白幡尚生

100.6

100.1

102.5

100.8

101.8

101.0

606.8

22

田久保秀典

98.4

99.9

101.3

95.7

99.7

98.7

593.7

14

山崎滉季

100.2

100.7

95.1

96.8

98.1

101.0

591.9

18

 

 

選手コメント  

十文字建志(理4・明大中野)

(今日の出来を振り返って)最後は7点うちましたけど、それでもあきらめずに1点でも多く取ろうとした結果、自己新が出せたので良かったです3種の中で一番得意なのは)僕は今はK(座射)が得意ですね。(最後の早慶戦はどんな気持ちで臨みましたか)相手の早稲田は女子が先日の全日本団体で優勝している強豪ですし、スポーツ推薦でいい選手も入っているので、今年は負けてしまうかもしれないと思っていましたが、それでもたとえ負けても全員が全力を出し切ることができればそれでいいかなという気持ちで臨みました。(今日で引退になりました)実感はそこまではないですけど、少しほっとしたというか、荷が下りた感じですね。(キャプテンとしての苦労はやはりあったか)僕自身がそんなに点数が伸びなかったというのもありますが、どうやって部をまとめるかというのはいつも悩みましたね。(後輩という存在は)交配は自分でいる色考えてそれをしっかり伝えてくれるので、助けにもなっていますし、たまに問題も起きますけど、それでも優秀な後輩たちがたくさんいるので来年も勝ってくれると思います。4年間の大学射撃部生活を振り返って)中高の間も射撃をやっていたんですけど、一番中身が詰まっていたのはやはり大学での生活でしたね。今後卒業してもエアライフルの方は続けようと思っています。(同期へのメッセージ)最後まで頼りない主将だったかもしれなかったけれども、ついてきてありがとうと感謝の気持ち。  

渡辺琢馬(経3・栄光学園)

(今日の試合を振り返って)KとPは良かったんですが、最後のSでちょっとぶれてしまって納得はいっていないですね。それでも全体としてはまずまずよかったと思います。(今シーズン絶好調の要因は)全体的に大崩れしてしまう姿勢がなかったのが大きいですかね。いつもは一つ姿勢が崩れると、それを引きずってしまってずるずる悪い方向に行ってしまったんですけど、今年は全体的に平均以上うてて、調子よかったです。(練習において変えたことは)練習で「これだ!」っていうフォームを見つけられても続けることが春まではできていなかったんですけど、毎回毎回姿勢を変えてあたるフォームを見つけて行っている感じですかね。(毎試合少しずつ変えているということか)最近はやっと固まってきた感じですね。それも調子のいい要因だと思います。4年生の存在)僕が入部した1年生のころからずっと良くしていただいて、ずっと追いかける存在でした。最後の大会になった今日の早慶戦も4年生はみんな素晴らしい成績を残していますし、いろいろすごい代だったと思います。(来季は主将に就任します)来年は個人でも同様に今以上の成績を目指していきたいですし、さらに団体でもいい結果が出せるように頑張りたいと思います。  

 

白石真裕子(経1・小林聖心女子学院)

(今日の試合を振り返って)今日は立ち上がりが良くて、そのあとは自分のペースを守って調子を崩しても立て直すことができたので良かったです。(初の早慶戦となったが)非常に緊張して、終始緊張していました。いつもなら撃っている間に緊張はほぐれますが、今日は緊張しっぱなしでした。(部の雰囲気は)大学から始めたんですけど、今の雰囲気が凄く好きで4年生に勝って卒業してほしくて、貢献できて良かったです。(大変なこと)装備が重くて高価ですね(今後に向けて)今回自己ベストを更新できたので、まずはこれを安定して出せるようにしたいです。

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