慶應スポーツ新聞会

【器械体操】大舞台にスペシャリスト3名が出場!/全日本種目別選手権予選

リオ五輪日本代表の選考を兼ねたこの大会。種目別の日本一を決めるべく、全国から集まった一流選手たちがしのぎを削った。慶大からは、あん馬・杉野広尭(環2)、ゆか・河久保絢(総4)、平行棒・田中瑞基(政2)が出場。決勝進出はならなかったが、会場の雰囲気に飲まれることなくそれぞれが堂々とした演技を披露した。

2016年6月4日(土) 第70回全日本体操種目別選手権予選@国立代々木競技場第一体育館

 

当日の会場には多くの報道陣がつめかけ、明らかに他の大会にはない雰囲気が漂う中試合が行われた。杉野と田中は4月に行われた種目別トライアルを通過、河久保は自ら演技の動画を送っての申請と、それぞれが力を尽くして手にした今大会への切符。特別な思いを抱えて臨んだ今大会は、3人にとってかけがえのない経験となった。日本屈指の精鋭が集まる大会で受けた刺激は、確実に今後の成長に繋がることだろう。

 

男子前半4組 杉野広尭(環2)

力強い演技を見せた杉野(環2)

力強い演技を見せた杉野(環2)

種目

順位

D

E

合計

あん馬

16

5.70

8.20

13.90

演技前は手足が震えていたという杉野だが、演技が始まるとその緊張を一切感じさせず序盤から落ち着いた演技を見せた。しかし最後の下り技でミスが出てしまい、難度点が格下げ。決して納得のいく演技ではなかったが、大舞台での緊張をはねのけ堂々と演技ができたことは、杉野の競技人生にとって大きな糧となるはずだ。

 

女子後半3組 河久保絢(総4)

音楽に合わせ華麗な動きを披露した河久保(総4)

音楽に合わせ華麗な動きを披露した河久保(総4)

種目

順位

D

E

合計

ゆか

20

5.00

7.50

12.50

4年生の河久保にとって、代々木体育館で出場する大会は今回で最後。攻めた構成の中でミスはあったものの、華のある大きな動きで観客を魅了。心から楽しむという目標を達成し、良い形で代々木体育館に別れを告げることができた。

 

 

男子後半4組 田中瑞基(政2)

安定して美しい演技を見せた田中(政2)

安定して美しく技を決めた田中(政2)

 

 

種目

順位

D

E

合計

平行棒

17

6.10

8.50

14.60

序盤から一つ一つの技を美しく決めていた田中であったが、最後の着地で大きく後ろに動いてしまった。それまでの演技の完成度が高かっただけに、本人にとっては非常に悔しい結果となった。今回味わった悔しさをバネに、来年もまたこの大舞台に戻ってきて実力を見せつけてほしい。

 

記事:鈴木優子

 

選手コメント

杉野広尭(環2)

(演技を振り返って)予選の時のほうがいい演技ができたので、悔しい結果になってしまったのですが、日本一大きな舞台でこれだけ演技ができたというのはこれからの自信に繋がると思います。最後の下り技で難度点が1つ格下げになってしまい点数が伸びなかったので、そこが残念でした。(どのような気持ちで臨みましたか)すごく緊張していて、2日前くらいからずっと緊張していました。当日はもう吹っ切れて、この試合を楽しもうと思ってやっていましたが、やはり緊張のほうが強くて、手と足が震えながら手を挙げて演技をしました。(良かった点は)周りのレベルがとても高い中、堂々と自分の演技をしようと思ってできたことです。(次の試合に向けて)次はあん馬だけではなく6種目やるので、安定した演技でかつ点を取って、チームの期待に応えられるようにしていきます。

 

河久保絢(総4)

(今日の大会にはどのような気持ちで臨まれましたか)代々木体育館で出られる試合が今日で最後だったので、本当に楽しんで大きく演技しようという思いが一番強かったです。(今日の演技を振り返って)一本目の技で大きく弾んでしまったのは残念だったのですが、あとは練習してきた技を攻めた構成で取り組めました。思っていたように、大きく楽しく演技できてよかったです。(次の試合に向けて)ゆかに関しては今回のように攻めた構成で臨みたいです。今度の大会は団体戦になるので、最上級生としての役割を考えたり、後輩たちがいい演技ができるように考えたりできる人になってやっていきたいです。

 

田中瑞基(政2)

(演技を振り返って)一言で言うと、悔しいです。最後の下りまでは完璧だったのですが、着地で大きく動いてしまいました。(試合前は緊張しましたか)今まで出た中で一番大きな大会だったので、すごく緊張しました。(この大会にはどのような気持ちで臨みましたか)ギリギリで通過したので、挑戦者という気持ちで臨みました。失うものは何もなかったので、思い切って自分の演技をすることだけ考えて、特に点数は気にせずに、自分が満足する演技をすることを目標にやっていました。(ご自身の良さが出せましたか)下りまでは完璧だったのですが、結構大きく動いてしまったのが本当に悔しいです。(次の試合に向けて)次は国体予選、全日本インカレがあるので、そこでは着地までしっかり決めて、まだ取ったことのない目標の15点を取れるように頑張ります。

 

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