慶應スポーツ新聞会

【ソッカー女子】大学リーグ第5節 試合終了間際に失点も勝ち点を獲得 大東大戦

前節を終えた時点で勝ち点1の10位に位置する慶大は、同勝ち点で9位の大東大との試合に臨んだ。インカレ出場に向け勝ち点3が欲しい慶大は、後半にPKを決め先制するも試合終了間際に失点し試合を1―1のドローで終えた。

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30回関東大学女子サッカーリーグ 第5

2016/09/14(水)18:00KO@慶應義塾下田グラウンド

慶應義塾大学1-1大東文化大学

【得点者】

〔慶〕61分 下山田志帆

〔大〕90+2分 一川美緒

 

慶大出場選手

GK野村智美(3・作陽高)

DF奥本くるみ(1・浦和レッズレディースユース)

DF田中康子(4・常盤木学園高)

DF下山田志帆(4・十文字高)

DF加藤楓琳(1・常盤木学園高)

DF井原美和(2・大和高)

MF栃木栞(4・十文字高)

MF工藤真子(1・日テレ・メニーナ)

MF庄司夏穂(1・聖和学園高)→90+1分 中島菜々子(総2・十文字高)

FW堀井美月(4・常盤木学園高)

FW松木里緒(1・常盤木学園高) →HT 宮田あずさ(環4・文京学院大学女子高)

 

 

今節、慶大は早大と引き分けた前節と同じメンバーでリーグ戦初勝利を目指した。

慶大は前節、今季の大学リーグ戦で初の勝ち点を獲得した勢いをそのままに勝利を目指して大東大戦に臨んだ。試合は1分、庄司夏穂(総1・聖和学園高)がペナルティーエリア手前からミドルシュートを放つがこれは惜しくもゴールの右に外れる。続く12分には右からシュート性のクロスを上げるがこれも相手GKがキャッチ。しかし、その後チャンスが作れない慶大はなかなか最終ラインから前線へのパスが出せず、徐々に大東大に試合の流れを与えてしまう。37分には相手のFKからクロスバーの上を超えるシュートを打たれてしまう。慶大は、カウンターを狙う戦い方をしながらもチャンスらしいチャンスを作り出せないまま前半を終えた。

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ハーフタイムに松木里緒(環1・常盤木学園高)に代えて宮田あずさ(環4・文京学院大学女子高)を投入。CBの加藤楓琳(総1・常盤木学園高)を前線に上げて得点を目指す。すると慶大は57分、左からのCKに加藤が頭で合わせるもゴールを外れる。しかし徐々にハーフタイムでの交代が効果を見せ始める。そして60分、堀井美月(環4・常盤木学園高)が相手のペナルティーエリア内にドリブルで侵入したところで相手DFに倒されPKを獲得。これを61分に下山田志帆(環4・十文字高)が決め慶大が先制する。その後は慶大が攻める時間が続く。70分にはゴール手前から工藤真子(総1・日テレ·メニーナ)がミドルシュート。加藤も前線から体を張ったディフェンスでチームを盛り上げる。77分には、左のCKから右のCKが2回と、攻め続ける展開になる。しかし、いずれのチャンスも得点に結び付かないまま試合は終盤へ。このまま逃げ切れば勝利という後半アディショナルタイム、終盤のパワープレーで与えたCKでゴール前の混戦から失点してしまう。試合はそのまま終了。結果は1―1のドローとなった。先制しながらも勝利を目前に失点した慶大は勝ち点2を取りこぼす惜しい引き分けとなった。

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同勝ち点で力の差もそれほど無い相手に勝ちきれなかった事はこの先のチーム状況を左右するかもしれない。しかし岩崎監督の言う通り「次につながる」部分は見られたし、先制できたことや、攻め続ける時間があったことは良かった部分だろう。ポジティブに考えれば、これで2戦負けなし。勝ち点も2となり、順位も一つ上げ9位となった。当然、勝ちきれなかった事やそれ以外の部分で多くの修正すべき点はあるが、リーグ戦も少し間が開くなかで、選手達には下を向かずにこの悔しさを糧として次の試合での勝利を目指してほしい。

(記事 岩見 拓哉)

 

試合後コメント

岩崎陸監督
(今日の試合を終えて)試合の展開としては、最後の失点で勝ち点2を失ってしまったという感じなので悔しいですね。(攻撃面の狙いは)集結して守ってくる相手に対してしっかりと幅を使いながら攻めるということだったんですけど、最後の失点はあったものの、本当に90分通してその自分たちの形を作ることが出来ていたのでそこは評価できる部分だと思うし、次につながる部分だと思います。この勝ち点1というのがどうなるか分からないけど、手応えのあった試合でしたし、前向きにやっていきたいと思います。(現在の順位について)慶大はいつもこのような感じなので、残り4試合でしっかりと勝ち点を取っていきたいと思います。(終了間際に失点してしまったことについて)細かいところはこれから検証してみないと分からないが、その前のところ、最後の1分だけでなく追加点を取れなかったということなどが良くなかったと思います。うちはCKも相手より多かったなかでダメ押しの得点ができなかった。そういうチャンスで得点出来ないと最後は何があるか分からないので、そういう部分で少し甘さが出たのかなと思います。あとは最後の部分をしっかりとまた検証して次につなげたいと思います。(次の試合に向けて)まずは皇后杯があって、いろいろな選手にチャンスがあると思うので、そこをしっかりと戦ってチームとしての底上げを図りつつ、これまでやってきた事の積み上げをしていきたいと思います。大学リーグは次が10月になるので、そこまでにこの5戦の結果をつなげなくてはいけないし、つなげることができればチャンスはあると思うので次の東京国際大戦に向けてまたやっていきたいと思います。

田中康子主将(総4・常盤木学園高)
(試合を振り返って)最後の最後に失点という形になってしまって、ここで勝ち点3がほしかったので、すごく悔しいです。(リードしてからどのようなことを考えていたか)簡単にプレーすることです。時間稼ぐことと、簡単にプレーすることをやっていたんですけど、ちょっとした隙を相手に突かれたなと思います。(次節に向けて)「1勝」というのが自分たちにとって本当に大きいと思うので、次の東京国際も大学リーグでは苦しんでいるので、そこで勝ちきれれば一歩上に行けると思うので、この悔しさを忘れずに次につなげていきたいなと思います。

下山田志帆(環4・十文字高)
(今日の試合を振り返って)本当に勝ち点3を狙いにいった試合だったので、今は言葉が見つからないという感じです。(勝利が欲しい試合だったと思うが、早大戦、日体大戦などと比べて戦い方の違いはあったのか)日体大戦の反省を踏まえて、早稲田戦は前からどんどんかけていって引き分けという結果を残せたので、それを今日も変わらなくやろうという話はチーム全体でしていました。(そのやろうとしていたことは今日の試合でどのくらいできたと思うか)早稲田に比べたら相手の力はやっぱり下だったので、攻撃面では早稲田戦よりもやろうとしていたことは機能していたと思うんですけど、ゴール前で崩すシーンが少なかったかなと思います。(このところケガでフル出場でき ていない宮田選手の代わりに入っている加藤選手の印象)自分は(加藤)楓琳にはすごく信頼を置いています。自分の強みをちゃんと理解してチームに貢献していると思うし、そこはありがたいなと思っています。(宮田選手の不在の影響というのは感じるか)あず(宮田あずさ)にもやっぱり楓琳と違う強みがあって、例えばCKだったり身体の強さだったり、そういうところであずがいることで安心感が生まれる部分もあります。でも楓琳が出てもあずが出てもそれぞれの強みがあるのは変わらないことです。(次節に向けて)正直今はあまり切り替えられてないんですけど、ここからは本当に落とせない試合が続いてくると思うので、期間はあるので日々の練習で前を向いて取り組んでいきたいと思います。

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