慶應スポーツ新聞会

【バスケ】延長戦まで続く壮絶な打ち合いの末、無念の惜敗 VS拓殖大

今季のリーグ戦も残すところ6試合。1部残留を果たすためにも勝利が欲しい慶大は、国立代々木第二体育館で拓大と対決した。9月に行われた1巡目の対戦では、打ち合いの末に93-99で敗れている。その試合を再現するかのように、この日の試合もまた派手な点の取り合いとなった。慶大は前半に大きくビハインドを負うが、後半に怒涛の追い上げを見せ、第4Qを終えた時点で同点となる。だが延長戦で拓大に再びリードを許し、108-113で敗れた。

2016/10/15(土)@国立代々木第二体育館

 

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 拓殖大戦

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

合計

慶大

25

20

33

23

7

108

拓殖大

31

28

19

23

12

113

 

◆慶大スターティングメンバ―◆

 

PG

#4 西戸良(総4・洛南高)

 

SG

#5 後藤宏太(環4・藤枝明誠高)

 

SF

#9 鳥羽陽介(環2・福大大濠高)

 

PF

#22 トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)

 

#11 木村能生(環3・東山高)

 

 

第1Q、まずはサワが最初の得点を決めると、直後には木村のブロックショットから後藤の速攻が決まる。その後も鳥羽を中心にスムーズなオフェンスを展開し、最初の3分間だけで13点を挙げる。中盤、拓大に続け様に3ポイントを決められたが、慶大も#16髙田(環1・徳島城東高)、鳥羽の速攻で反撃。最後は西戸が連続で外からのシュートを沈め、良い形で最初のQを終えた。

第2Qに入ってからも、慶大は内から外からとバランスの良い攻めで得点を積み重ねる。一方で守備ではピック&ロールへの対応に苦しみ、徐々に点差を広げられてしまう。それでもタイムアウト明けに髙田が3ポイントシュートを連続でヒットさせ、悪い流れを断ち切った。以降はディフェンスも落ち着きを取り戻し、45-59というスコアで後半へ向かうことになった。

リバウンド、アシストとマルチな活躍をみせたサワ

リバウンド、アシストとマルチな活躍をみせたサワ

第3Qは残り9分、まずはサワが速攻からレイアップを決めると、そこから怒涛の反撃が始まる。髙田の3ポイント2発など外からのシュートで点差を詰めていくと、残り5分には後藤が連続で3ポイントをヒットさせ、66-66と同点に追いつく。さらには速攻から鳥羽がレイアップを決め、逆転に成功。この約4分間で、慶大は23-4という驚異的なランを記録した。すかさず拓大も反撃に出るが、慶大も#14原(環2・近畿大附高)や#18澤近(高知学芸高)といったベンチメンバーが得点を奪ってこのQは終了。この時点で78-78の同点となる。

第4Q、慶大は髙田のレイアップと後藤の3ポイントで一気に突き放しにかかるが、拓大も外のシュートを確実に決め、逆にリードを奪われてしまう。残り7分で後藤がファウルアウトするなど流れは良くなかったが、この日好調の鳥羽と髙田がオフェンスを引っ張り、必死に喰らいついていく。すると残り3分から、鳥羽とサワが3ポイントを決めて再びスコアをタイに戻した。101-101の同点で迎えた最後の攻撃、西戸のブザービートを狙ったシュートはリングに嫌われてしまい、白熱の戦いは延長戦へと進むことになった。

両チーム通じて最多の26得点を挙げた鳥羽

両チーム通じて最多の26得点を挙げた鳥羽

 

OT、サワのレイアップで先手を取るが、そこから後にシュートが続かず、段々とリードを広げられてしまう。なんとか踏ん張りたい慶大は鳥羽がこの日4本目の3ポイントを沈めるが、拓大も落ち着いてフリースローを決め、追撃を許さない。結局このまま試合は終了。壮絶な点の取り合いとなったゲームは、108-113というスコアで幕を閉じた。

延長に及ぶ死闘の末に敗戦となったが、最後まで決して諦めない攻撃的なバスケットは、多くの観客の心に刻まれたはずだ。試合内容は、日を追うごとに明らかに向上している。次の対戦相手は早大。9月に戦った時とは一味違う慶大の姿が見られることを期待したい。

(記事 徳吉勇斗)

 

鳥羽陽介選手(環2・福大大濠高)

(試合を振り返って)今日に限らず、内容は良いけれど勝ちきれない試合が続いています。技術どうこうよりも、気持ちの部分で引いてしまったところがあったように感じました。(OTを戦った時の心境は)勝つしかない、という気持ちだけでした。ただ、そこで力んでしまって正しいプレーの選択ができなかったのが反省点だと思います。(自身の好調について)まだ下級生なので、ミスを恐れず思い切ってプレーしようと思っています。そのことが今の好調につながっているのだと思います。(次戦に向けて)前の対戦では大差で負けているので、そのリベンジと、そしてリーグ戦2勝目というのを成し遂げたいと思います。

 

髙田淳貴選手(環1・徳島城東高)

(試合を振り返って)先週の2試合でプレイタイムをもらったのになにもできなくて上手く気持ちを整理できませんでしたが、サワさんにこれからはリセットして楽しんでやれ、とアドバイスを頂き、それが今日はいい方向に出たかな、と思いました。(OTを含め長時間の出場だったが)正直4Qで決めたかったです。OTに入ってから足が止まり、相手に走られて点を取られてしまったので、体力面含め試合をまとめられる力が必要だと思いました。(次戦に向けて)一年生としてフレッシュな力で、チームの勝利に貢献したいです。

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