【ソッカー男子】シーズン到来間近!JFAハウスにて開幕記者会見

記者会見にてJUFA League Kantoの新ロゴが発表された

 
 先の東北関東大震災の影響で一時延期となっていた関東大学サッカーリーグ戦。開催が危ぶまれたが、協会の苦心の末、時期を遅らせての開催が決定した。これに伴い24日午後に、シーズン到来を告げる関東大学サッカーリーグ開幕記者会見が東京御茶ノ水にあるJFAハウスにて行われた。
 

 当初は慶大を含め各大学の監督・選手が招かれる予定であったが、震災の影響で各大学の授業日程がずれた関係でスケジュール調整が上手くいかず、監督、選手、コーチの出席は駒澤大学の秋田浩一監督、明治大学の宮阪政樹主将・三浦佑介コーチのみとなった。

昨季優勝の明大から宮坂・新主将が出席

 気になる各大学の戦力について関東大学サッカー連盟常務理事の松本氏は、明大が優勝候補の筆頭で、そのすぐ後を追うのが流経大、その下に駒澤大、中央大、国士大、筑波大、早稲田大が並んでいると分析。慶大についてはダークホース的存在としただけでコメントは少なかった。

  今季は「常勝がテーマ」と語る宮阪主将率いる明大の充実度が目立つものの、各大学有望選手を抱えており、どこの大学が上位に進出してもおかしくない状況だ。今年も優勝、インカレ出場権をかけて激しい戦いが繰り広げられるだろう。

昨シーズン大ブレークした藤田はさらなる飛躍を目指す

 また、この日全日本大学サッカー連盟は新しく制作した大学サッカーリーグの愛称とそのロゴを発表した(写真トップ)。新しい愛称は「JUFA League」(Japanese University Football Association League)に決定。ロゴは漆芸家の室瀬和美氏と関東大学サッカー連盟の広報部の協力により作成され、大人に成長する大学4年間で自らの殻を破れとの願いが込められている。

 慶大にとってはエース河井(政4)を筆頭に笠松主将(総4)、田中副将(環4)など下級生の時から活躍してきた選手を4年生に多く揃える勝負の年。その他にも昨年U-19日本代表に選出された藤田(政3)、スーパールーキー武藤(経1)などがおり戦力は充実している。下馬評はそこまで高くないようだが、それを覆してのリーグ優勝、悲願のインカレ出場を果たすことを期待したい。

By Shota Kajigano

 

(*)以降ケイスポHPにて全5回の開幕前特集を掲載していきます。3月11日の震災当日に取材を行った関係で、予定していた全選手の取材を行う事は出来ませんでした。しかし新4年生を中心に充実した内容となっていますので、ぜひご覧になってください!!

ケイスポソッカー班

 

 以下前期リーグ戦日程

日付 時間 対戦相手 試合会場
1 5月5日(木・祝) 13:50 明治大学 麻溝
2 5月8日(日) 11:30 流通経済大学 江戸陸
3 5月14日(土) 11:30 青山学院大学 夢の島
4 5月21日(土) 13:50 専修大学 江戸陸
5 5月28日(土) 13:50 順天堂大学 平塚
6 6月5日(日) 11:30 中央大学 古河
7 6月11日(土) 13:50 国士舘大学 西が丘
8 6月18日(土) 11:30 駒澤大学 NACK5
9 6月25日(土) 11:30 神奈川大学 西が丘
10 9月以降開催 未定 早稲田大学 未定
11 9月以降開催 未定 筑波大学 未定

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