当初は慶大を含め各大学の監督・選手が招かれる予定であったが、震災の影響で各大学の授業日程がずれた関係でスケジュール調整が上手くいかず、監督、選手、コーチの出席は駒澤大学の秋田浩一監督、明治大学の宮阪政樹主将・三浦佑介コーチのみとなった。
気になる各大学の戦力について関東大学サッカー連盟常務理事の松本氏は、明大が優勝候補の筆頭で、そのすぐ後を追うのが流経大、その下に駒澤大、中央大、国士大、筑波大、早稲田大が並んでいると分析。慶大についてはダークホース的存在としただけでコメントは少なかった。
今季は「常勝がテーマ」と語る宮阪主将率いる明大の充実度が目立つものの、各大学有望選手を抱えており、どこの大学が上位に進出してもおかしくない状況だ。今年も優勝、インカレ出場権をかけて激しい戦いが繰り広げられるだろう。
また、この日全日本大学サッカー連盟は新しく制作した大学サッカーリーグの愛称とそのロゴを発表した(写真トップ)。新しい愛称は「JUFA League」(Japanese University Football Association League)に決定。ロゴは漆芸家の室瀬和美氏と関東大学サッカー連盟の広報部の協力により作成され、大人に成長する大学4年間で自らの殻を破れとの願いが込められている。
慶大にとってはエース河井(政4)を筆頭に笠松主将(総4)、田中副将(環4)など下級生の時から活躍してきた選手を4年生に多く揃える勝負の年。その他にも昨年U-19日本代表に選出された藤田(政3)、スーパールーキー武藤(経1)などがおり戦力は充実している。下馬評はそこまで高くないようだが、それを覆してのリーグ優勝、悲願のインカレ出場を果たすことを期待したい。
By Shota Kajigano
(*)以降ケイスポHPにて全5回の開幕前特集を掲載していきます。3月11日の震災当日に取材を行った関係で、予定していた全選手の取材を行う事は出来ませんでした。しかし新4年生を中心に充実した内容となっていますので、ぜひご覧になってください!!
ケイスポソッカー班
以下前期リーグ戦日程
節 | 日付 | 時間 | 対戦相手 | 試合会場 |
1 | 5月5日(木・祝) | 13:50 | 明治大学 | 麻溝 |
2 | 5月8日(日) | 11:30 | 流通経済大学 | 江戸陸 |
3 | 5月14日(土) | 11:30 | 青山学院大学 | 夢の島 |
4 | 5月21日(土) | 13:50 | 専修大学 | 江戸陸 |
5 | 5月28日(土) | 13:50 | 順天堂大学 | 平塚 |
6 | 6月5日(日) | 11:30 | 中央大学 | 古河 |
7 | 6月11日(土) | 13:50 | 国士舘大学 | 西が丘 |
8 | 6月18日(土) | 11:30 | 駒澤大学 | NACK5 |
9 | 6月25日(土) | 11:30 | 神奈川大学 | 西が丘 |
10 | 9月以降開催 | 未定 | 早稲田大学 | 未定 |
11 | 9月以降開催 | 未定 | 筑波大学 | 未定 |
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