【バスケ(女子)】力の差を見せつけ大勝スタート!/1次リーグ第2節vs共立女大

バスケットボール

ついに3部復帰を目指す戦いが始まる慶大女子バスケ部。9月2日の試合が不戦勝となったため、この試合が実質的な開幕戦となる。シーズン前に主将の森川は、「入れ替え戦に行くまでに圧倒的な力で勝ち進む」ことがポイントになると話していたが、その言葉通りに相手をねじ伏せることができたのだろうか。

2018/9/8(土)@お茶の水女子大学

第68回関東大学女子バスケットボールリーグ戦4部Bブロック第2節vs共立女子大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

38

43

25

19

125

共立女大

2

4

11

13

30

◆慶大スターティングメンバ―

 

#4 森川唯加(経4・慶應義塾女子)

 

#6 豊村沙恵(商4・慶應義塾ニューヨーク学院)

 

#8 井ノ本雅子(商4・四天王寺)

 

#19 武藤怜(商1・成蹊) 

 

#20 眞尾瞳(商1・浦和第一女子)

慶大は1Qからエンジン全開。まずは井ノ本のロングジャンパーで先制すると、豊村のインサイド、井ノ本の3ポイント、西理奈(政1・葺合)のバスカンと一気に畳み掛ける。中盤は高瀬の4連続得点で加点すると、前からのプレスでボールを奪って森川や豊村の速攻へと繋がった。ゴール下のイージーショットを落とす場面もあったものの、ディフェンスでは相手を完璧にシャットアウト。最後は森川の3ポイントで最初のQを締めた。

森川は攻守に激しいプレーでチームを鼓舞した

2Qも勢いは止まらず、重増志保(環3・玉川聖学院)の攻守などから森川が次々に速攻を決めていく。さらに豊村のバスカンとリバウンドからの得点、重増の3ポイント、西のインサイドでの連続得点で順調にスコアを伸ばしていく。守備でも引き続き相手にボールを前に運ばせず、終盤には井ノ本が3ポイントとカットインからのシュートを連続でヒット。81-6と圧倒的なスコアで試合を折り返す。

西は2Qにインサイドで奮闘

メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ後半、まずは梅田香(環2・慶應義塾ニューヨーク学院)がフリースローを沈めると、その後も白藤優果(理2・東京学芸大附属)のレイアップとアウトサイド、足立はな(法2・聖心女子学院)と山崎多絵(政3・日比谷)のレイアップとベンチ陣が次々と得点を挙げる。さらに白藤のアシストから重増と足立の速攻、梅田のペイントエリアのシュートで得点を100の大台に乗せた。

梅田はサイズを活かして得点を量産

4Qも得点ペースこそ落ちたものの、梅田のインサイドや山崎の3ポイント、足立のミドルとバランスの良い攻めを披露。ターンオーバーが続いた場面でも、執念のディフェンスでボールを奪い返してみせた。最後は白藤がドライブから連続で得点し、125-30で試合は終了。初戦を見事に大勝で飾った。

重増は攻守に安定した働き

スコアだけ見れば圧巻の勝利だが、高瀬が「立ち上がりが悪すぎた」「圧倒しきれなかった」と振り返る通り、攻守に詰め切れない部分はあったかもしれない。ただこの結果に満足していないのは、それだけ求めるものが高いということ。その先に見据えているのは、3部昇格という目標に他ならない。今日明らかになった課題を解消できれば、また一歩その目標に近づくことができるはずだ。

 

 (記事・写真:徳吉勇斗)

 

高瀬華琳(経4・広尾学園)

――試合を振り返って

率直に言うと、立ち上がりが悪すぎました。私たちの目標は3部に昇格することなので、4部の中ではどんな相手でも圧倒しないといけないというのは共通認識になっているけど、今日は立ち上がりもそうだし、途中から出てきたメンバーも含めて、圧倒しきれなかったと思います。

――初戦で意識したことは

アップの時から声を出して、“慶應だけは違うな”っていうところを見せつけようと話していました。あとはディフェンスやブレイクからの得点でしっかり点差を付けて勝とうと思っていました。

――暑い環境だったがプレーに影響は

普段もエアコンの無い暑い体育館で練習しているので、そういう環境に慣れていて良かったなと(笑)。

――HCからの指示は

スタメンも途中から出るメンバーも、ディフェンスで前から当たるというのはチームルールとしてあるので、いくらオフェンスが良くても、そこを緩めたらダメだというのは話してもらいました。

――次戦に向けて

一人一人がルーズボールやリバウンドなど何でもいいので、自分の持ち味を発揮できるようにしていきたいです。次週も全員出るチャンスがあるかもしれないので、全員で戦っていきたいです。

 

重増志保(環3・玉川聖学院)

――試合を振り返って

リーグ戦に出るのは初めてで、今日は出るチャンスがあるかもしれないと思っていたので、自分の役割を考えてきたけど、いまいち発揮できないまま後悔の残る戦いになってしまいました。反省点は多かったと思います。

――得点もかなり取っていたが

一番つらい時に上級生としてチームを鼓舞したり、ディフェンスが締まらないときに先頭に立ってやったりすることができなかったので、点数もそうだけど、リーダーシップをとるプレーをもっとしたかったです。

――先輩からのアドバイスは

普段の練習からAチームの選手と戦っているのに、今日みたいな結果になってしまったのは、技術的な部分じゃなくて気持ちの部分が強いという指摘をされました。そういったところは絶対に負けちゃいけないと思うので、改善していきたいと思います。

――これからに向けて

下級生もベンチに入れない人も含めて、もっと下の方からも押し上げられるようにしていきたいです。上の人たちが苦しい時も自分たちが頑張ることで、気持ちよくプレーできる環境を作っていきたいです。

 

山崎多絵(政3・日比谷)

――試合を振り返って

監督や(森川)唯加さんからも言われてしまったけど、勝ったけど内容的には良くない試合でした。特に後半はBチームで戦っていたけど、これから練習で直さないといけない課題が多く出たと思います。

――自身のプレーについては

ボールを受けてそのままの勢いでドライブからシュートに行くのが得意だけど、今日はディフェンスが離れてついていたので一歩目で抜くことができなかったです。正直攻撃ではあまり貢献できなかったと思います。

――HCや先輩からは

ルーズボールやリバウンドをもっと必死にやらないと、ということを言われました。

――これからに向けて

今日みたいに点差が離れた試合では多く出ると思うけど、順位決定戦とかになるとそんなに出場時間も長くないと思うので、短い時間で全力を出すことを意識していきたいです。

――次戦への意気込みを

今日は今までやってきたことができなかったし、悔しい試合だったので、また切り替えて次の試合に進んでいきたいです。

 

 

※リーグ戦の9月30日(日)の試合開始時刻が変更になりました。正しいスケジュールはこちらになります。

日付

開始時刻

対戦相手

会場

9/8(土)

16:00

共立女大

お茶の水女子大

9/9(日)

16:00

淑徳大

鶴見大Bコート

9/16(日)

16:00

県立医療大

茨城県立医療大

9/22(土)

16:00

お茶女大

神奈川大湘南ひらつか校舎Bコート

9/23(日)

16:00

東京女大

茨城県立医療大

9/30(日)

14:30

家政大

鶴見大Bコート



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