慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(男子)】序盤にリードを作って逃げ切り勝ち。秋季リーグ初戦の相手との再戦を制し1回戦突破!/第67回男子全日本学生ホッケー選手権大会 1回戦 VS東大

4点目が入り、喜ぶ選手たち

まずは上々の試合運びで一つ駒を進めた。今年のインカレ初戦は、秋季リーグ初戦でも対戦した東大とのマッチアップ。序盤から主導権を握った慶大は、1Q4分に大橋俊介(政4・慶應)のフィールドゴールで先制に成功する。2QにはPCから2点を加え、前半で3点のリードを作った。後半に入りやや守りの時間は増えたが、相手に流れを渡すことはなく4-1で試合は終了。1回戦を危なげなく突破し、明日の2回戦進出を決めた。

 

第67回男子全日本学生ホッケー選手権大会 1回戦 VS東大

 

10月31日(水) 11:10試合開始 @慶大日吉ホッケー場

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

東大

スタメン

GK 小川修平(政4・慶應)

 

DF 河本倫太郎(法4・慶應)、吉川大地(政3・慶應)望月慎之介(経2・慶應)、片岡賢治朗(経2・慶應)

 

MF 金田翼(経4・慶應)、安田武大(政2・慶應)、中山正暉(経1・慶應)

 

FW 大久保遼(政4・慶應)、大橋俊介(政4・慶應)、永野裕太(政4・慶應)

 

 遂に迎えたインカレの舞台。昨年はベスト8まで勝ち進んだこの大会で、今年はどこまで勝ち上がることができるか。初戦の舞台はホーム日吉。平日にもかかわらず、慶大を応援する者が多く駆けつけた。対する相手は、秋季リーグ初戦でも対戦し、4-1で勝利を収めている東大だ。

 

先制点を決めた大橋(左)とアシストした金田(右)

 試合開始とともに、両チーム主導権を奪いにかかる。中盤での長いボールの打ち合いが続く中で、幸先よく先制に成功したのは慶大だった。4分、MF金田翼(経4・慶應)が右サイドをドリブルで駆け上がり、サークル内への侵入に成功。そこから、ゴール前で待ち受けていたFW大橋にパスを出し、見事に押し込んだ。得点から勢いをつけた慶大は、その後も果敢な攻撃を継続。FW大久保遼(政4・慶應)などにゴール前でボールを集めるなど、相手ゴールを脅かす。最初の15分はこの1点のみとなったが、優位な展開で試合を進めた。

 

2Qに入っても勢いは止まらない。4分、センターライン付近でMF金田が相手のパスをインターセプトすると、そこからドリブルでサークル内へ。相手のファールを誘発してPCを獲得すると、DF吉川大地(政3・慶應)が落ち着きながらも豪快に相手ゴールを揺らした。追加点を奪った慶大は、さらに点差を広げにかかる。ディフェンスラインの吉川、望月慎之介(経2・慶應)などがしっかりと相手の攻撃の芽を摘み、そこから前線へボールを回す。後ろからのビルドアップが上手くはまり、11分には再びPCを獲得。今度は吉川のシュートのこぼれ球を、冷静に永野裕太(政4・慶應)が決め、リードを3点に広げた。

 

DF望月は攻守でチームに貢献した

3点のリードを持って迎えた後半。3Q序盤は相手ボールの時間帯が続く。自陣まで攻め込まれると、耐え切れずにPCを献上。やや狙いを外したプレーに対応ができず、1点を返される。しかし、この失点から崩れることはなく、慶大はもう一度自分たちのプレーを取り戻していく。中盤の金田やMF中山正暉(経1・慶應)などが起点を作りつつ、相手陣へ攻め込む。このクオーターでの得点は無かったが、相手に完全に流れを渡すことなく最終Qへと向かう。

 

最終Q序盤は相手陣ゴール前で幾度となくチャンスを作ったが、ルーズボールを押し込むことができずに、時間が進む。2点差という場面で動いたのは東大。ラスト8分程度というところで、キーパーをベンチに下げるパワープレーを仕掛けられる。しかし、この相手の作戦にも慶大は動じなかった。11分には、パワープレーで手薄になったゴール前の守備の隙を突き、大久保がタッチで押し込んでダメ押しの得点。残りの時間も多くを相手陣でプレーし、そのま試合は終了。4-1の完勝で2回戦進出を決めた。

途中出場ながら、中盤で起点を作った前多

 1失点こそあったものの、完璧に近い試合運びだった。試合開始早々に幸先よく先制に成功すると、前半だけで3得点。フィールドゴールとセットプレーの両方からしっかりと決めきれたことも大きな収穫だ。また、この試合特に目立ったのは、ディフェンス陣の貢献。吉川、望月を含め、相手の攻撃に食らいついてボールを奪うと、そこから綺麗な形で前線の選手へとボールを繋げ、ディフェンスラインの選手のボールから多くのチャンスを生み出した。金田主将も「すごく安定感がある」と口にし、今後の試合でもDF陣が重要な役割を果たしそうだ。

U21代表で離脱していた吉川も復帰した

2回戦進出を決めた慶大。次なる相手は、今年の大学王座で3位という好成績を収めている福井工業大だ。格上の相手であることは明らかだが、今日のような戦いぶりができれば、勝機も十分あるだろう。今日の勝利の流れのままに、まずは昨年の成績に並びたいところだ。

 

(記事:重川航太朗/写真:萬代理人)

 

 

次戦 2回戦 VS福井工業大

 

11月1日(木) 11:10試合開始 @慶大日吉ホッケー場

 

以下、コメント

 

金田翼主将(経4・慶應)

――今日の試合を振り返って

負けたら終わりのトーナメントですけど、内容も良かったと思いますし、本当に次につながるいい試合だったかなと思います。

 

――秋季リーグ初戦でも対戦した東大が相手でしたが

東大側も慶應に標的を絞ってきているなとは感じていて、そこのプレッシャーは少しありましたし、研究されているなとも感じました。勝たなければいけない試合だったので、そこのせめぎあいはやはり難しいと感じました。

 

――前半で3点を奪いましたが

先制点を取った方が勝ちやすいというのはあるので、そういった中で前半だけで3点取れたのは良かったと思いますし、成長できているのかなと思います。

 

――後ろからの組み立てが上手くいっていた印象がありますが

そうですね。真ん中で見ていても、すごく安定感があるなと思いました。特にディフェンスの守備の安定感は増してきていると思いますし、組み立てのところも上手くいっているので、ディフェンスラインの成長は秋の重要なポイントになっているのかなと思います。

 

――前回の明大戦からいい流れができているようにも思えます

そうですね。残りも短くなってきているので、みんないい雰囲気でできていると思います。

 

――明日に向けて

今度は格上が相手で、挑戦者としての試合になると思うので、慢心せずに自分たちのできることを一個一個やっていけたらいいなと思います。

 

 

永野裕太(政4・慶應)

――今日の試合を振り返って

前半と後半で出来が明確に分かれてしまったと思います。

 

――ご自身のプレーを振り返って

得点を決めることができたのは良かったと思います。まだ細かいドリブルとかのミスがありました。そこが明日に向けての課題だと思います。

 

――シュート決めた場面を振り返って

セットプレーの場面で、人数をたくさんかけていたので、こぼれ球を拾うことが大切だと思っていました。その中で、得点を決めることができたので、チームとして大きかったです。

 

――次の試合に向けての意気込み

明日の相手は夏の全日本大会でベスト4に入っています。チーム一丸となって勝てるように頑張りたいです。

 

 

吉川大地(政3・慶應)

――今日の試合を振り返って

まずは勝たなければいけない試合をしっかりと勝ち切れたことは良かったと思います。チームの雰囲気もいい感じで入れましたし、それなりの結果もついてきました。ただ、失点しているシーンだったり、試合の流れが悪いところもありました。練習と違うことをしてしまっている選手もまだいるので、この次のミーティングで直していきたいと思います。

 

――秋のリーグの初戦でも対戦した東大が相手でしたが

お互いに相手を知っているという感じで、作戦を相手も練ってきていたので、正直攻めやすくはなかったです。相手もこちらの選手を名前で呼んでいたりして、人を見るマークだったり、どういうプレーをするかというところを研究してきていたと思うので、他のチームとは違う戦い方にはなりましたが、そこを打開できて良かったと思います。

 

――前半で3得点しましたが

「攻めは最大の防御」ということで、流れとして初めから引かずにできて、前からプレスをかけていって結果的に得点することができたと思います。

 

――失点したシーンについては

PC自体は全部を守り切ることはできないので、相手の攻めに合わせることができなかったというところだと思います。ただ、そのPCを取られてしまったところは、もっと固くマークを付けていくことができていたら、失点は無くなっていくかなと思います。そこまで故意の反則ではなかったので、運が悪かったかなという部分もあります。

 

――ディフェンスからの組み立てが良かった印象を受けましたが

自分のポジションが一番後ろのポジションに変わって、試合を組み立てていく側に回っていたので、自分が思うように試合を組み立てられるという点ですごくやりやすかったですね。

 

――遠いポジションから打ち込んでという場面も多くありましたが

特別そういうプレーをしようというわけではなかったですが、相手に空いているところがあったので、打ち込んだという感じです。これから相手が強くなればそういった場面があるかは分からないですが、相手のスタイルに合わせて打開していければと思います。

 

――明日に向けて

もちろん勝ちに行くことが大事だと思います。しっかりと勝って次につなげていけるようにしたいと思います。

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