【バスケ(男子)】新チーム初戦は白星スタート!/第15回東京六大学バスケットボールリーグ戦vs東大

バスケットボール

4年生が引退し、慶大バスケ部が新たなスタートを切った。新体制始動後、初の対外試合となった東京六大学バスケットボールリーグ戦。好調な滑り出しをすることはできたのだろうか。

2019/3/21()@明治大学和泉キャンパス

15東京六大学バスケットボールリーグ戦vs東

 

Q

Q

Q

Q

合計

慶大

23

10

13

13

59

東大

13

8

22

14

57

慶大スターティングメンバ

 

#5 髙田淳貴 (新環4・城東)

 

#6 工藤翔平(新政4・慶應)

 

#7 泉友樹雄(新経4・慶應志木)

 

#8 甲谷勇平(新環3・東山)

 

#14 人見快(新法2・慶應志木)

試合開始直後、東大に先制点を決められ連続得点を許してしまうも、その後はこの試合で初めてスターティングメンバーとして出場した泉と人見が奮闘。甲谷が自らのスティールから得点を決め、髙田はブロックで東大のシュートを阻むなどそれぞれがここの力を発揮して23―13と10点リードでこのQを終える。

泉はチームハイの18得点

2Qは中盤で得点の入らない時間が続いた。しかし髙田がジャンプシュートを決め、泉がバスケットカウントを獲得するなど新4年生がチームを支えた。得点こそ伸びなかったものの、人見らガード陣が粘り強いディフェンスを見せ、東大の得点を8点に抑えた慶大。リードを12に広げ後半へ。

津野地はインサイドで健闘

3Qは慶大にとって厳しい10分間となった。東大にQ開始から連続得点を許してしまう。しかしベンチから「中で喋って!」と声が上がると、慶大はコート上での連携が取れ始める。津野地宥樹(新政3・慶應志木)がインサイドで奮闘しリードを守り切って最終Qへ。

甲谷はスティールでも魅せた

3Qで点差を詰められ、後がなくなった慶大。寺部勇祐(新環3・洛南)が得点を決めると、泉、人見が連続得点。しかし東大も譲らず試合残り2分30秒で同点に追いつかれると、その後は一進一退の攻防が続いた。同点の状態で迎えた残り3秒。人見が自らボールを運び、そのままペイント内でジャンプシュートを危なげなく決め切り59―57で試合を終えた。

最後に勝利を決めた人見

 

新チームが始動してから始めての対外試合となったこの試合。まだまだ課題もあるものの、昨年まで出場機会の少なかった選手たちが躍動した。最後に得点し勝ちを掴み取った人見も「まだ練習でやっていることをできていない」と言うものの、1試合を通して活躍した。新しい風の吹くチームが今シーズンどのような戦いを魅せていくのか、大躍進を期待したい。

(記事・写真:船田千紗)

 

 

泉友樹雄(新経4・慶應志木)

―試合を振り返って

試合の内容としてはあまりいいものではなかったと思います。練習でやってきたことを出すというのをみんなで意識していたのですが、それが出来た時間と、出来なかった時間とがあったので、チームとして1試合を通して練習でやってきたことが出来るようにしていきたいです。

―チームハイの18得点でした

自分はあまり得点を取るタイプの選手ではないので、得点面に意識はしていませんでした。山﨑とか髙田が試合に出るときには得点にこだわらずにやっていきたいと思います。

―新4年生としてどのような役割をしていきたいか

今まで試合に出てこなかった立場として、プレーで引っ張るということはできないかもしれないので、昨年の(吉敷)秀太さんであったり(小原)陸さんであったりがやってきた泥臭い部分を引き継いでチームを引っ張っていけたらと思っています。

―次の試合に向けて

残っている4試合全て格上のチームだと思うので、今までの練習でやってきたことを出してそれがどのくらい通用するのかという点と自分たちの課題を見つけて、早慶戦に向けて頑張りたいと思います。

 

 

人見快(新法2・慶應志木)

―試合を振り返って

最初緊張してしまって、練習でやっていたプレーができなかった部分が今日の1番の反省だと思っています。後半にある程度落ち着いてはきたのですが、練習でやっていたプレーとは程遠いプレーでした。コーチなどから「練習でやっているものを試合でどこまで出せるか。この東京六大学バスケットボールリーグ戦の期間に意識していこう」と言われたので、その部分を意識して頑張っていこうと思います。

―11得点そして始めてのステーティング出場でした

得点に意識をしていたわけではないので、得点に絡んでいくよりは練習でやってきたディフェンスであったり、自分の役割であるボールを運んで声をかけていくことであったりをもっとしっかりとやっていきたいです。

―最後勝ちを決め切りました

最後自分のファールで3本のフリースローを決められて同点になってしまったので、自分が行くしかないと思って取りに行きました。

―次の試合に向けて

どのチームも自分たちより格上で、レベルの高い相手と試合ができる良い機会だと思うので、その機会を無駄にしないように練習でやってきたことを出したいです。

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