【バスケ(男子)】反撃奮わず悔しい敗戦/第15回東京六大学バスケットボールリーグ戦vs立大

21日に開催された東大との1戦で勝利こそしたものの内容はあまりよいものではなかったと悔しさを滲ませた慶大。課題を修正し格上・立大を相手に内容のよい試合展開をみせることはできたのであろうか。

2019/3/23()@立教大学新座キャンパス

15東京六大学バスケットボールリーグ戦vs立大

 

Q

Q

Q

Q

合計

慶大

18

18

12

2068

立大

18

19

25

14

76

慶大スターティングメンバ

 

#4 山﨑純 (新総4・土浦日大)

 

#5 髙田淳貴(新環4・城東)

 

#6 工藤翔平(新政4・慶應)

 

#7 泉友樹雄(新経4・慶應志木)

 

#14 人見快(新法2・慶應志木)

第1Q、今大会初出場となった主将・山﨑が得点を決め先制。両チームがお互い激しいディフェンスを見せ一進一退の展開が続く。工藤や泉を中心に積極的にリバウンド争いに絡んだことが功を奏し、オフェンスリバウンドからセカンドチャンスでの得点を重ねた慶大。工藤が残り5秒でシュートを決め切り18―18と同点でこのQを終える。

序盤からエースの力を見せつけた山﨑

第2Q、先制点を許すも激しいディフェンスを継続した慶大は髙田が得点、そして泉のスティールから岩片悠馬(新環3・広尾学園)が得点を決め一歩も譲らない姿勢を見せる。このQの後半は途中出場の甲谷勇平(新環3・東山)が3ポイント、フリースローとしっかりと得点を決め36―37で後半へ。

 

開始早々岩片が得点を決め幸先のいいスタートを切った第3Q。その後も岩片がインサイドで奮闘し自らオフェンスリバウンドを取るとそのまま得点を決め、慶大はリードを奪う。しかしその後は立大の修正を受け連続得点を許してしまい我慢の時間が続く。前半で見せたディフェンスを継続できなかった慶大は点差を広げられ48ー62で最終Qへ。

髙田は安定感のあるシュートを決めた

最終Qも序盤は得点の重ならない時間が続く。しかし簡単に引き下がる訳にはいかない慶大。前半で見せた激しいディフェンスを取り戻し立大の得点を抑えると、オフェンスのリズムも整い始める。甲谷のアシストから人見が3ポイントを決めると、工藤が連続得点。山﨑もこの日3本目の3ポイントを決め点差を縮めた。最後まで走り続けた慶大は甲谷が速攻でレイアップを決めるものの、第3Qで開いた点差を取り戻すことはできず、68―76で試合を終えた。

粘り強いディフェンスを見せた人見

新体制になって以降、練習で力を入れてきたというディフェンスで立大に食らいついたこの試合。明らかに東大との1戦よりも一段上の試合展開を見せていた。しかし山﨑が3Q4Qの疲れた時に徹底できなくなってしまったと言ったように40分間自分たちの求めるバスケットボールをできるかが今後の行方を占うだろう。試合を重ねるたびに増すディフェンスの激しさに今後も期待したい。

(記事・写真:船田千紗)

山﨑純(新総4・土浦日大)

―試合を振り返って

今ディフェンスの練習をずっとやっていて、それが3Q4Qの疲れた時に徹底できなくなってしまいました。そこで点差を広げられてしまったので、1試合を通してディフェンスを徹底する力を付けなければいけないと思います

―ボールの回るスピードが速くなりました

ミスを恐れずにアグレッシブにやろうとチームで話していました

―後半に点差が開いてしまったが

体力の部分に課題があって、今まで試合に出てこなかったメンバーが沢山試合に出ているので、今がいい練習になっていると思います

―主将としてコートに立つ初めての試合だったが

個人的な部分だと昨シーズン4年生にプレーでも精神的な部分でも頼っていたので、その先輩方がいなくなった影響が大きいと実感しています。そこに空いた穴をどのように埋めるか意識して明日もやっていきたいと思います

―明日に向けて

ディフェンスの練習をずっとやってきているので、40分通して練習でやってきたディフェンスを徹底できるように頑張りたいと思います

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