慶應スポーツ新聞会

【バスケ(男子)】長かった1勝までの道のり。勝負はここから。/リーグ戦第7節vs山梨学院大

戦いの地をとどろきアリーナへ移し、迎え撃つは山梨学院大。5日間で4試合の過密日程で選手たちの疲労も溜まってきている。出だしは良かったものの逆転を許した試合や、怒涛の追い上げを見せるもあと一歩及ばなかった試合など、敗れはしたものの全てが悪かった試合はなく、勝ちに繋げられない試合が続いた。選手達も1勝の重さを感じているのではないだろうか。ここでなんとしてでも連敗を止めたい慶大。自分たちの納得のいくプレーをした上で、勝利を掴むことはできたのだろうか。

2019/09/17(火) @とどろきアリーナ

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦第7節vs山梨学院大

 

Q

Q

Q

Q

合計

慶大

15

12

33

2686
山梨学院大17

16

212074

慶大スターティングメンバ

 

#4 山﨑純 (総4・土浦日大)

 

#5 髙田淳貴(環4・城東)

 

#6 工藤翔平(政4・慶應)

 

#10 岩片悠馬(環3・広尾学園)

 

#14 人見快(法2・慶應志木)

第1Q、慶大は山﨑・人見・髙田と3ポイントを次々に決め攻撃を展開。しかし課題となっているインサイドで山梨学院大に連続で得点されてしまい、試合の主導権を握ることはできない。次第に攻撃の足も止まり始めたタイミングで山﨑に代わりコートに立ったのは泉友樹雄(経4・慶應志木)。出場後すぐに工藤のリバウンドをバスケットカウントに繋げる。これで一気に山梨学院大に迫り15ー17でこのQを終える。

出場後すぐに活躍した泉

第2Q、またもやインサイドで得点を決められ先制点を許した慶大。しかし泉が再びバスケットカウントを獲得し必死に喰らいつく。逆転を狙い攻撃を仕掛けるもののボールがリングに嫌われなかなか得点につながらない。空気が少し落ち込む中、期待のルーキー水谷祐葵(環1・四日市工業)が自ら切り込み得点。その後も粘り強いディフェンスとスティールやブロックで貢献した水谷、最後はリバウンドにタイミングを合わせてタップし得点。27ー33で後半へ。

岩片はインサイドで奮闘

第3Q、開始早々に山﨑のアシストから髙田がインサイドで得点。早い展開を作り出す中で甲谷がジャンプショット、3ポイントと連続得点の活躍を見せ逆転に成功。さらに髙田が速攻でレイアップを決めると、後半開始からここまで得点のない山梨学院大はすかさずタイムアウト。その後一時は山梨学院大の留学生センターを筆頭にインサイドで得点を重ねられてしまうものの、水谷が相手の隙を突くスティールからポインツオフターンオーバーで得点。流れに乗った慶大はそのままリードを広げ60ー54で最終Qへ。

攻守ともに躍動した水谷

第3Qでのリードを保ち逃げ切りたい最終Q。早い展開のオフェンスで流れを掴んだ慶大。ディフェンスでも水谷が積極的な動きを見せ相手のターンオーバーを誘う。インサイドで工藤・岩片が自らのオフェンスリバウンドからセカンドチャンスで得点を重ね引き離すと、山﨑のアシストから人見が3ポイントを決め更に点差を広げた。油断も隙も見せない慶大は4年生が息の合ったボールさばきで次々と得点。最終スコアを86―74とし、連敗をストップさせた。

安定したプレーで貢献した髙田

今節の勝利でここまでの悪い流れを断ち切れるか。この1勝に安堵する間もなく試合はやってくる。早い展開のバスケットボールで主導権を握り、春から力を入れてきたディフェンスを発揮できるのか、そして長らく課題となっているインサイドを強化していけるのかが勝負の鍵を握っている。山﨑も語ったように、明日関東学院大に勝利すれば勝敗が並び順位変動に繋げられる可能性もある。次節が今日以上に大事な試合になることは間違いない。道を開き始めた慶大バスケットボール部の前には超えなければならない山が続いている。

(記事:船田千紗・写真:染谷優真、佐藤有)

 

山﨑純(総4・土浦日大)

─ ─今日の試合を振り返って

結構反省点は沢山あったのですが、とりあえず勝つことができたのでそこはよかったと思います。

 

─ ─負けがこんできた中でようやく掴んだ1勝でした

その通りです!次の相手に負けるとこの価値も半減してしまうので、本当にこの勝ちに浮かれないで明日の試合に勝てるかが勝負だと思います。

 

─ ─前半厳しい展開が続く中で後半の入りで立て直しました。ハーフタイムにはどのような指示がありましたか

前半は本当に負けがこんでいたので、雰囲気はあまりよくなかったですし、プレー自体も硬くなっているというかよくはなかったのですが、ハーフタイムに後半もう1回しっかり走ろうと伝えて、それが3Qの出だしから出たので、それが勝ちに繋がったかなと思います。

 

─ ─オフェンスでのスピードは意識していましたか

3Qは意識して逆転することができて、4Qの途中からに関しては若干コントロールすることも考えたのですが、後半は基本的にオフェンスのスピードをあげようということは意識していました。

 

─ ─明日に向けて

関東学院大が3勝4敗で、明日勝てば並べるので本当に負けられない相手なのでしっかり勝ってこの4試合をどうにかタイに持ち込めるように頑張ります。

 

泉友樹雄(経4・慶應志木)

─ ─今日の試合を振り返って

やっぱり負けがこんできた中で、今日勝てたのはすごくよかったです。

 

─ ─出場してすぐにバスケットカウントを獲得していました

前回の試合のときに攻める気持ちをあまり持てなくて、コーチ達からもっと強気にいけと言われたので、まず1発目いこうと思ったら結果に繋がってよかったです。

 

─ ─ベンチで入念な準備をする姿が印象的でした

やはりベンチから出るエンバーが重要だと思っているので、そこは入りからパフォーマンスを出せるようにベンチで準備するのが大事だと思っているので体を動かしています。

 

─ ─ようやく連敗をストップしました

今まで試合の内容としては良くなかった試合もありましたが、それが徐々に徐々に結果に結びついていると思うので、これから頑張っていきたいと思います。

 

─ ─明日に向けて

明日も同じようなチームなので、もう1回チームとして戦い方をひとつにして全員で戦っていきたいと思います。

 

甲谷勇平(環3・東山)

─ ─今日の試合を振り返って

開幕戦勝ってからずっと負けていたので、とにかく勝ってほっとしています。

 

─ ─連敗ストップでチームの雰囲気はいかがですか

前半ちょっと暗かったのですが、チームの勢いと共にチームの雰囲気も明るくなってきたので良い試合だったかなと思います。

 

─ ─ご自身も得点を量産されていました

そうですね、やっぱり得点源が(山﨑と髙田の)2人に偏っていて負けることが多かったので、ベンチから出てきて得点力を補えるようにしないとなってずっと思っていたので、それが今日数字に表れて良かったと思います。

 

─ ─課題とされていたミドルや3ポイントも決めました

あれはもう何も考えず打った感じで、入ったから良かったんですけど、1本とりあえず出たのでほっとしています。

 

─ ─ディフェンスではリバウンドでの貢献が目立ちます

ベンチから見ていてブレイクでやられる部分が多かったので、どれだけリバウンドで競れるかでそのブレイクの数が減ってくるかなと思って、それもひとつ僕の役割なのかなと思っているので、そこは意識して今シーズンはやっています。

 

─ ─これからチームにどのように貢献していきたいですか

今日やっていて、やっぱりベンチから出てくる人の得点でチームが勢いついたりすると思ったので、やっぱり得点には貪欲にこだわっていきたいなと思います。

 

─ ─明日の試合に向けて

ようやく2勝目が出たのでこのまま連勝して一気に勢いに乗れるように頑張っていきたいと思います。

 

 

岩片悠馬(環3・広尾学園)

─ ─試合を振り返って

後半になって今日は髙田さんと山崎さん以外で得点が伸びたのかなという印象です。それが今まで出来ていなかった分、相手もディフェンスをしやすかったと思うのですが、今日は出来たので良かったです。

 

─ ─今日はどのような作戦でしたか

センターのうち1人フィジカルが強くて、もう1人が身長が高い選手だということだったので、そこを潰しにいくというのがありました。中を重点的に守っていくという感じです。

 

─ ─連敗をストップさせた大切な試合でした。どのような気持ちで挑みましたか

この前の2試合が自分自身そこまで調子が良くなかったのと、今日は勝たなければいけない試合ということもあって、一昨日昨日でビデオを見返して自分のしなければいけないことを再確認して臨みました。その結果、後半良い流れでプレー出来たのかなと感じてます。

 

─ ─リバウンド、インサイドからのシュートに積極的に絡む場面が多く見られたが

今まではオフェンスリバウンドに行くときにファールがかさんでいた感じがあったので、ポジション取りで体の使い方だったりを改善してファールを取られないようにすることを考えてプレーしました。

 

─ ─明日の関東学院大戦に向けて

明日も中に外国人が2人いて、高くて強いチームなので、40分間工藤さんと中を守り切れれば良いのかなと思います。

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