およそ1か月ぶりとなったリーグ戦、5位-6位決定戦への進出をかけ、上智大と戦った。第1Qから先制するも、その後なかなか得点を重ねることができない慶大であったが、1点差の攻防のなか、なんとか相手の攻撃をかわし、接戦をものにした。
令和元年 関東学生ホッケー秋季リーグ 順位決定予選
11/4(月) 11:15試合開始 @慶應日吉
| 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
慶大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
上智大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
スタメン
GK 山田寛子(経4・慶應女子)
DF 安達理紗(法3・慶應湘南藤沢)、津田美友佳(理1・立命館)、西本明日美(政4・慶應湘南藤沢)、斎藤可奈子(経3・慶應女子)
MF 森田真衣(経3・慶應女子)、上口華(経3・慶應湘南藤沢)、花田ともみ(政3・慶應湘南藤沢)
FW 野村茉以(経3・慶應女子)、内藤梓(政4・立川)、小泉理央(政4・慶應湘南藤沢)
勝てば5位-6位決定戦へ、負ければ入替戦出場という明暗の分かれる大事な一戦。対するはBプール4位の上智大。慶大は第1Qから敵陣プレーで積極的にサークルインし、4分には内藤梓(政4・立川)がフィールドゴールを決め、幸先よく先制。しかし、前半戦だけで6回ものPCを獲得したにもかかわらず全て決まらず、ゴール手前で花田ともみ(政3・慶應湘南藤沢)らMF陣が何度もフィールドゴールのチャンスを演出したがこれも決まらない。迎えた後半戦、慶大が圧倒していた前半とは打って変わって、相手カウンターにひやりとさせらる場面も多く、第4Qの3分にはこの試合初めて相手にPCを献上。いよいよ同点に追いつかれるかと思われたがなんとか凌ぎ切り、慶大が1点差の接戦を制した。「チームプレーというよりも個々人のプレーになってしまった」と内藤が試合後に話したように、後半はミスも多く、パスなどでもチームとして連携が取れていない場面が見られた。次戦は5位の座をかけ、プール最終戦で対戦した武蔵大と再び戦うこととなる。なかなか上がらないPCの決定率、焦りやメンタル面の課題を乗り越えて、笑顔でリーグ戦5位を飾ってほしい。
(記事:澤田夏美、持丸嘉昭)
※写真は慶應義塾体育会ホッケー部女子さんより提供していただきました
次戦 11/10(日) 対武蔵大
10:30 試合開始 @駿河台大学
以下、コメント
手嶋聖奈監督
――今日の試合を振り返って
アップの時からいい雰囲気で、みんな足も動いて今までの中で一番良い入りができたんじゃないかなと思います。第1Qからしっかり得点ができたので、そのまま得点を積み重ねて勝利できればいいかなと思っていたんですけど、ちょっとハーフタイムを過ぎたあたりからだんだん本来の自分たちのプレーが出せなくなってきて、そこが最後はもったいなかったと思います。
――1点差の戦いとなりました
前半の試合運びだとあまり攻められることはなかったんですけど、後半は結構ドタバタしてしまって、今までは前半が上手く波に乗れなくて後半から良くなっていく試合が多かったんですけど今日は前半が良かった分だけそのまま継続できずに後半ダメになってしまったので経験値なのか、今までにない試合展開だったからあわててしまったのか、そこは次への課題だと思います。
――次戦に向けて意気込みを
リーグ5位を取るために負けられない試合で、最後の早慶戦に向けてもしっかりとここで勝ってチームの自信をつけるために大事な試合だと思うのでしっかりと頑張りたいと思います。
内藤梓(政4・立川)
――今日の試合を振り返って
今日は絶対に勝たないといけない試合だったので、とりあえず勝てたことは本当に良かったなと思うんですけど、前半からちょっと合わないところがあってそこからどんどん焦るにつれてチームプレーというよりも個々人のプレーになってしまったのが良くなかったと思います。
――フィールドゴールを決めた場面を振り返って
シュートを狙っていたというよりも、パスして野村茉以にシュートを決めてもらおうかなと思っていたんですけど、もともと分析の時からスピードよりもコースを狙ったほうがいいということが分かっていたので、それが活かされたかなと思って決まった時は嬉しかったです。
――1点差のゲームでした
決め切らないといけないシーンだとか、後ろがバタついてしまうシーンが前半から多かったのでその分フォア―ドでしっかりボールキープしたりだとか、チームをもう一度立て直すことが4年生としても必要だったのかなと思うんですけど、ミスもしてしまったのが良くなかったです。
――次戦に向けて意気込みを
次回で順位が決定して、もともと目指していたのはリーグ上位だったので、絶対勝たないといけないと思うし勝ち方も今回は気持ちのいいものではなかったので、圧勝してみんなで笑顔で終わりたいなと思います。