【水球】終了間際に追いつき価値あるドロー 国際武道大戦

6月12日、日体大プールにおいて水球の関東学生リーグ戦が行われた。1部昇格を目指す慶大は国際武道大を相手に一進一退の緊迫したゲームを展開。最後は終了間際に同点ゴールを決め試合は引き分けに終わった。なお次週は土曜日に東大、日曜日に明大と1部との入替戦出場を懸けて対戦する。

関東学生水球リーグ戦 上位リーグ

2011/06/12 対国際武道大 @日体大

  1P 2P 3P 4P 合計
慶大
国際武道大
 

第3クォーターまでシーソーゲームを展開し6ー6の同点。勝負の第4クォーターに試合は大きく動く。強烈なミドルシュートで先にリードを奪った慶大であったが、ここから国際武道大の反撃に合い試合をひっくり返され2点のビハインドを背負ってしまう。しかし、ここから慶大も底力を見せる。すぐに1点を返すと最後は試合時間残り8秒のところで起死回生の同点ゴールが決める。結局試合はそのまま終了。「勝ちたいという気持ち」(松村主将・法4)の生んだ土壇場での粘りで9ー9の引き分けに持ち込んだ。

コメント

松村主将

(接戦となった試合を振り返って)4チーム中、上位2位で入替戦出場なのでそれに行くために全部勝ちたかったんですが最後ミスもあり、引き分けで良しというわけではないですがギリギリで踏みとどまったと思います。序盤は流れが良かったので集中切らさず来週の土日で決るので勝ちたいです。(今日の作戦は)シンプルで堅守速攻でした。向こうはのらりくらり試合に入って来るパターンだったんですが、それに惑わされず守ってカウンターという感じでした。決めたことを愚直にやることが作戦でした。(終了間際で同点に追い付いた今日の試合の満足度は)満足度は全然ないです。50%以下ですね。やっぱり勝たないと意味がないので。ただ最後の追い付きは勝とうとする気持ちが今までで一番出ていたのでその気持ちの結果かなと思います。向こうは結構守りに入っていたのでそこの差だと思います。(自身の出来は)50点くらいです。守れたんですが、最後パスミスがあったりして詰めが甘かったので来週までに100に持って行きたいです。(チームとして今日出た課題は)ディフェンスが後半甘くなった部分とか、左の選手達のミスが多かったので彼等のもうひと伸びというか気持ちの部分だと思います。(次週に向けて)絶対に土日で2勝して次の週に1部に上がるだけです。

By Hiroki Nakajima

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