慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(女子)】早慶ホッケー定期戦直前企画!4年生座談会〜女子編〜(祖山×内藤×山田×西本)

左から西本、内藤、祖山、山田

明日11月24日(日)に第96回(女子は第27回)早慶ホッケー定期戦が開催される。宿敵・早大は関東リーグ上位の常連校という手強い相手。慶大は勝てば13年ぶりの定期戦勝利となる。先日の5-6位決定戦の勢いそのままに、チームの集大成を見せられるか。今回は、この一年間チームをけん引し、この早慶戦で引退となる4年生4名(祖山×内藤×山田×西本)に、早慶戦への意気込みを語ってもらった。

(このインタビューは2019年11月20日に行われました。)
 

ーーまずは右隣の方の紹介をお願いします
祖山山田山田寛子です。(笑)寛子は2年生の途中からキーパーになって、今は正GKとして試合に出ています。元々高校までは運動していなかったのに、こんなに慶應のゴールを守ってくれる存在になりました。

一同:(笑い)

山田内藤梓は下級生の時から試合に出ていて、私たちのチームのエースなんですけど、練習でも本当に負けず嫌いで、ボールを受けててもめちゃめちゃ来る、そういうフィールダーです。

内藤西本明日美はものすごく努力家で、めちゃめちゃ練習して上手くいかない時期も行動で体現できる人で、ストロークもすごく強くなって今はチームの攻守の要になってくれる存在です。

西本:ありがとうございます(笑)

西本祖山彩夏は私たちのチームのキャプテンを務めてくれていて、まず心が優しいっていうのがみんなが尊敬できる部分だと思うし、あとは行動とか声とか、背中で見せてくれるキャプテンだと思います。

ーーみなさんは普段から仲良しですか
西本:どうでしょう?(笑)
一同:(笑い)
祖山:ここ仲良しって言うところだから!
一同:仲良しです(笑)

ーー今シーズンは春と同じ5位でした、振り返っていかがですか
祖山:元々やっぱり上位を目指していたし、それを春に達成出来なかった分、秋で絶対に達成したいっていう気持ちがみんなの中でも強かったと思うんですけど、それを達成できずにいて、ただ最後の5-6位決定戦(対武蔵大)でチームとして大量得点してリーグ戦を終えることが出来たので、もちろん目標を達成できていないのは悔しいんですけど次につながるリーグ戦だったのかなと思います。

ディフェンスリーダーを務める西本

ーー春から振り返って、チームの成長ぶりはいかがですか
西本:最後の武蔵大戦の7-0という結果にも表れているように、得点力はやっぱりついたのかなと思ってて、その中であの試合はみんなが得点してみんなが活躍できたので、チーム全員の一人一人の技術力もアップしてそれが噛み合って得点力がチームとして上がったかなと思います。

ーーそれではポジションごとにお伺いします。DFのお二人(祖山、西本)のDF陣としての手応えはいかがですか
祖山:ディフェンスリーダー!
西本:そうですね、山梨学院大や東農大との試合は、大量失点という形で守備面でなかなか結果を出すことができなかったんですけど、そのあとの試合ではしっかり0に抑えることが出来たので、そこはしっかり守れたかなと思っていて、逆に攻撃面ではディフェンスから組み立てるのがとても大事になってくるので、その面で去年よりもみんなが同じイメージを持ってしっかりフォアードにつなぐことができるようになってきたと思うので、そういう面では手応えを感じています。

FW陣を支えるエース、内藤

ーーFWの内藤さんはいかがですか
内藤:最初はなかなかフォアードの中で、守備の時のプレスであったり攻めの時のイメージが合わないことも多かったんですけど、どんどん試合を重ねるごとにお互いのやりたい事が分かるようになってきたし、得意なプレーも理解し合えるようになってきたと思うのでPCを取ることであったりとかシュートに行くとかサークル内にボールを通して残すこととか、フォアードがやらないといけないことが出来るようになってきているかなと思います。

ーーGKの山田さんからみてチームの動きはいかがですか
山田:春は、今年のチームは去年試合に出ていなかった選手たちがディフェンスラインに多くて、ボール回しとかには不安もあったんですけど、秋になっていくにつれてそれぞれの力が上がっていったというのもあって今は信頼できるディフェンスラインだと思いますし、ミッド(ミッドフィルダー)とかも今の3年生がすごく頑張ってくれていて、そのラインも慶應のなかではキーだと思っていますし、フォアードも去年はなかなか得点できない試合が多かったんですけど全体的にフィールドゴールが決まったり勝ちへのビジョンが見えているので全体としてチームの状態は上がっているんじゃないかなと思います。

ゴールから的確な指示を飛ばす頼もしいGK山田

ーー3人から見て山田さんの活躍をどうご覧になっていますか
山田:やばいやばい(笑)

祖山:本当にずっと練習中も試合中も寛子の声が無い時がなくて、後ろから全体を見れる立場でもあると思うので寛子の声や存在はすごく大きいと思います。

山田:恥ずかしい(笑)

ーーみなさんのホッケー部に入ったきっかけは
祖山:私は(大学で)新しいスポーツを始めたいと思っていたので、その中でも大学からでも初心者の多い、みんなが同じスタートラインに立って始められるホッケーというのを選びました。

山田:私は元々スポーツを全くやっていなくて、ずっと音楽をやっていたのでよく「なんで?」って言われるんですけど、みんなスタートラインが同じっていうのもありますし、初めてホッケーを見た時にこんなスポーツがあるんだ、面白いなと思って入りました。

内藤:元々大学でスポーツをやるつもりはなかったんですけど、でも色々サークルであったりとかを見ていくなかでやっぱり今までずっと運動をしてきて目標を達成し切れずに終わることもあったので、そこを最後の学生生活でチャレンジして終わりたいなって思って、その中でホッケー部は雰囲気が他の部活よりも良いなと感じたので選びました。

西本:私も彩夏が言ったように大学で新しいスポーツをやろうと思ってて、先輩がいたので一番最初にホッケー部に見学に来たんですけど、そこで衝撃を受けて、こんなにみんながキラキラした目で楽しそうに、でも真剣にスポーツをやっている、なんて良い環境なんだとすごく感動して、他の部活も回ろうと思っていたんですけど、1発目で入部しちゃいました(笑)

内藤:めっちゃ早かったよね(笑)

ーーこの4年間を振り返っていかがですか
西本:まず一番最初に思うのは、ホッケー部に入部してやってきて良かったっていうのが正直な感想で、自分のホッケーが上手くいかなくなって試合に出れなかったりとか、チームとして上手くいかなくて前に進めないとかすごいつらい時もあったんですけど、やっぱり毎日同じ部員とみんなで笑い合える楽しいことがあったし、試合で結果が出た時に「やってきて良かったんだ」と思える瞬間が多くて、すごく充実した4年間だったので、本当にホッケー部に入って良かったなと今思います。… 良い話!(笑)

山田:(拍手)
祖山:まとまってるなー(笑)
内藤:まとまってるよねー(笑)
祖山:全部詰まってたね(笑)

チーム内でも絶大な信頼を誇る主将、祖山

ーー最高学年として過ごしたこの一年間はどうでしたか
山田:私は4年になってから試合に出る機会が増えて、失点することもあって、監督とかには「失点はキーパーのせいだけじゃない」と言われるんですけど、いざシュートが決まると「私で良いのかな」と葛藤する部分も多くて、でも同期や周りの支えもあって、みんなに支えられてここまで来たなっていうのがこの一年の感想です。

祖山:みんなに支えられたなっていうのは私自身も思っていて、やっぱり私は立場上みんなを引っ張っていかなきゃいけないんですけど、それってやっぱりみんなが頑張っているからこそ出来たことだと思っていて、私一人じゃ築けなかったと思うし、特に4年生とかも私も支えてくれながら一人一人が役割を持ってこのチームを築いてくれたと思うので、この一年間はみんなに感謝しかないです。

ーー今年一番印象に残っているプレーや試合は
内藤:全部の試合、練習してきたことが出来た瞬間とかは良かったなと思うんですけど、やっぱり最後の武蔵大戦はその前の試合の2得点から7得点に増えて、チームとして修正できた部分もあったと思うし、それぞれが思い描いていたシュートを全員でできたシーンが多かったので、成功体験がたくさんできた良い試合だったなと思います。

他3人:選ぶのが難しいな、、(笑)

ーーでは自分がカッコ良かったな、と思うシーンは
西本:それはもうハットトリックを決めた武蔵大戦になっちゃうなー(笑)

一同:(笑い)

ーーMVPを選ぶとしたらどの選手ですか
一同:えー!難しい!(笑)

西本:私は3年の花田ともみ(政3・慶應湘南藤沢)かなと思っていて、理由としてはもちろん試合中に安定したプレーをしてくれてチーム全体を落ち着かせてくれる役割っていうのも大きいんですけど、それ以上に練習中も声を出してみんなをまとめてくれたりとかすごく内容のある声出しも多いと思っていて、4年の私から見てもすごく頼れる部分があって、チームをともみが支えてくれたなって思うのでMVPかなと思います。

山田:私の一個下にキーパーの香織(高橋香織=経3・慶應女子)がいるんですけど、私の中ではMVPで、私が3年の時も4年にキーパーの先輩がいらっしゃったんですけど、私自身はあまり4年生をプレーで支えてあげられなくて、でも香織は、もし仮に自分がけがとかをして試合に出れなくなっても安心して任せられるなと思える存在で、ライバルでもあるんですけど頼れる存在っていう意味で、今の段階でそこまでいけるのは本当にすごいなと思っています。

祖山:私は4年の児島沙也佳(経4・渋谷教育学園渋谷)がMVPかなと思っていて、さやかは3年の途中に留学に行って一度部活から離れてはいるんですけど、今年からまた部活に戻ってきてくれて、本当に私たちよりこの一年が短かったと思うんですけど、しっかり自分の役割を考えて動いてくれたしMFとしてもちゃんと自分が上手くなるためにどういうプレーをするべきか一番考えながらやってたんじゃないかなと思います。

内藤:選手じゃないんですけど、マネージャーの2人(商4・吉村真子、経3・古橋明佑美)がチームを支えてくれて、秋からは練習時間が(チーム内で)分かれてしまうこともあってマネージャーの一人一人の負担も大きかったと思うんですけど、臨機応変に練習もスムーズに進んで、どうやったらチームのためになるかをすごく考えて行動してくれたなと感じるので、そのおかげで(チームが)伸びることができた部分も多いので、2人がMVPかなと思います。

仲の良さがうかがえる対談となった

ーーいよいよ最後の早慶戦となりますが今どういうお気持ちですか

祖山:絶対勝ってやるぞっていう気持ちです!
一同:(笑い)
内藤:やばい、内容薄い!(笑)

ーー相手・早大の印象はいかがですか
山田:今年は守備が鉄壁というイメージが強くて、キーパーが上手いのもありますし、今までリーグ戦見てても本当に守備が光ってるという印象が強いです。

西本:守備も強いですし、何人かキーマンとなる上手い選手たちがいるんですけど、今年はチャンスがあるというか、勝てるなって思ってて、私たちは目立った上手い選手はいないんですけど、総力戦でみんなが同じ気持ちで同じイメージを持ってやれば絶対勝てると思っています。

ーー勝利のカギとなるのは
内藤:早大はずっと関東の上位チームとしてやってきてて、そこに自信を持ってると思うし、どんな状況でも最後は自分たちが勝てると信じているなって感じるので、そこに対して慶應も自分たちがやってきたことを信じて最後まであきらめないで気持ちを緩めずに戦えるかどうかが大事になってくると思います。

ーー早慶戦で見てほしいところは
西本:私はPCのヒッターを任されていて、チームが一番得点できるチャンスを任されているので、みんなが取ってきてくれるPCで絶対得点するという気持ちなので、そこを見て欲しいです。

山田:私は自分のプレーが見られない、ボールを触らないのがベストなんですけど、ずっと声は出し続けるので、指示してる姿を見てください。(笑)

祖山:私は右の、"4枚目のフォアード"と言われたポジションにいるので、頑張って走って攻撃につなげられるように頑張るので、そこを見ていただけたらと思います。

内藤:私はFWなんですけどシュートとかは得意じゃないので、ボールを受けて前に進んでサークルに入れることや、最後パスをつなぐのが自分の仕事だと思っているので、そこを見てほしいです。

ーーでは改めて早慶戦の意気込みをお願いします
西本:早慶戦はこの4年間やってきた集大成だと思っていて、本当にもうここで出し切るしかないと思っているので、後先考えずに今まで積み上げてきたものを発揮できるように強気で全力でやって勝ちたいと思います。

内藤:2年の時は試合に出たものの自分のやりたいことが出来なくて、3年の時は自分のやりたいことは出来ても結果にはつながらなかったので、4年では自分ができることは100%以上のものを出してチームの勝利に貢献したいと思います。

山田:3年間早慶戦を見てきて、まだ一度も慶應が勝ったところを見たことがないので、私たちの代で、今年なら絶対に勝てると思うので、無失点で勝ちます。

祖山:ここ数年だけじゃなくて十数年(13年)という長い歴史の中で早稲田に勝てていない事実もあるし、チームのメンバーだけじゃなくていろんな先輩、OB・OGの方々だったり、他の部活の人もそうだしいろんな人の思いを背負っていると思うので、絶対に勝って、笑顔で終わりたいなと思います。

 

ーーお忙しい中、ありがとうございました!

(取材:澤田夏美/写真:佐藤有)

 

《早慶ホッケー定期戦》
11月24日(土) 現役女子戦 13時15分試合開始
          現役男子戦 14時50分試合開始
@駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場

 

◆プロフィール
祖山彩夏(そやま・あやか)
主将。DF。法学部政治学科4年。東京・慶應義塾女子高校出身。
 
内藤梓(ないとう・あずさ)
副将。FW。法学部政治学科4年。東京・立川高校出身。
 
山田寛子(やまだ・ひろこ)
経済学部4年。GK。東京・慶應義塾女子高校出身。
 
西本明日美(にしもと・あすみ)
法学部政治学科4年。DF。神奈川・慶應湘南藤沢高校出身。

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