6月20日(月)侍ジャパン大学日本代表選考合宿 @バッティングパレス相石スタジアムひらつか
全日本大学野球連盟は6月18日~20日にかけて、既に発表された代表候補選手50名を招集し、バッティングパレス相石スタジアムひらつかにて侍ジャパン大学日本代表選考合宿を実施した。合宿後に日本代表の大久保哲也監督(現・九州産業大学監督)が記者会見を行い、日本代表選手24名を発表した。選出された選手たちは、7月8日からオランダで開催されるハーレム・ベースボールウィークで、世界一を懸けた戦いに臨む。慶大からは春季リーグ戦最優秀防御率に輝いた橋本達弥投手(環4・長田)、リーグ戦通算10本塁打の廣瀬隆太内野手(商3・慶應)、同6本塁打の萩尾匡也選手(環4・文徳)の3名が選出された。また、慶大野球部の服部昂祐主務(文4・東京都市大付)がマネージャーとして代表チームに同行することが発表された。
♦各選手の紅白戦成績
6月19日(第2日) 第1試合
萩尾
第1打席:中飛 投手:松崎公亮(2年・武蔵大)
廣瀬
第1打席:逃三振 投手:松崎公亮(2年・武蔵大)
第2打席:中安 投手:赤塚健利(3年・中京学院大)
6月19日 第2試合
萩尾
第1打席:遊ゴロ 投手:清水一眞(2年・中央学院大)
第2打席:左安 投手:上田大河(3年・大商大)
廣瀬
第1打席:空三振 投手:上田大河(3年・大商大)
6月20日(最終日)
萩尾:空三振 投手:菊池吏玖(4年・専大)
廣瀬:空三振 投手:曽谷龍平(4年・白鷗大)
橋本達(5回表・裏に登板し2回無失点)
進藤勇也(3年・上武大):投ゴロ
草部真秀(4年・亜大):三ゴロ
野口泰司(4年・名城大):遊ゴロ
友田佑卓(3年・日大):二ゴロ
有馬諒(3年・関大):左飛
伊藤雄紀(3年・名城大):遊失
山田健太(4年・立大):中飛
◆選手コメント
萩尾匡也選手(環4・文徳)
--3日間の合宿を振り返って
大学トップレベルの環境の中でプレーすることができ、たくさんの学びを得ることができました。選手間の交流もあって、とても良い時間になりました。
--雰囲気はどうだったか
最初は緊張しましたが、非常に楽しい雰囲気で過ごすことができました。
--紅白戦での手応えは
満足する結果ではありませんでしたが、良いヒットを1本打つことができてよかったです。
--紅白戦で対戦して印象的だった選手は
専修大の菊池投手です。
ストレートが強く、どの球種も良いボールでした。
--日本代表として、今後に向けての意気込み
各国の選手と対戦するのがとても楽しみです。
自分らしく思い切ってプレーしていきたいと思います!
廣瀬隆太選手(商3・慶應)
--3日間の合宿を振り返って
レベルの高い選手たちとプレーすることでたくさん学びがあり、刺激をもらうことができました。
--雰囲気はどうだったか
緊張した空気はあまり流れておらず、楽しくできました。
--打撃結果は三振だったが、自分の強みは発揮できたか
全く発揮できませんでした。
--この3日間で得たものは?
上手い選手と接することで、もっと練習しないといけないと感じました。
--守備では内野全てを守ったが手応えは
ファーストとサードは普段から守っているので、あまり意識することはありませんでした。
--紅白戦で対戦して印象的だった選手は
(白鷗大の)曽谷投手です。スライダーが凄かったです。
--今後に向けての意気込みを
この合宿で学んだことを、今後の野球人生でプラスにできればと思っています!
橋本達弥選手(環4・長田)
--3日間の合宿を振り返って
友達もできて、楽しめたので良かったです。
--合宿の雰囲気は
楽しさの中にも、結果にシビアな雰囲気もありました。
--今日の試合では152kmを記録したが、自分の持ち味は出せたか
発揮できた部分と発揮できなかった部分と、両方あるという感じです。
--紅白戦後に関大の有馬選手と話したこと
自分はホームランかと思ったのですが、(有馬選手が)「ストレートを狙っていたのに、詰まらされました」と話していました。
--紅白戦で対戦して印象的だった選手は
自分の投球に夢中だったので、あまり覚えていないです…
--日本代表として、今後に向けて意気込みを
他の合宿メンバーに負けないように、日々努力したいと思います!
(記事:宮崎秀太、写真:北村可奈)