【野球】萩尾匡也が巨人から2位指名、橋本達弥がDeNAから5位指名! プロ野球ドラフト会議

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10月20日(木)に行われたプロ野球ドラフト会議にて、慶大野球部から2名の選手が指名を受けた。強打の外野手として今年活躍を見せた萩尾匡也(環4・文徳)は、読売ジャイアンツから2位指名を受けた。また萩尾とともに大学日本代表に選出された守護神・橋本達弥(環4・長田)は、横浜DeNAベイスターズから5位指名を受け、日本最高峰のリーグで戦うこととなった。

◆萩尾匡也選手(熊本・文徳-慶大・環境情報学部-巨人)

萩尾は巨人から2位指名を受けた

今春のリーグ戦ではリーグ7位の打率.339、ともにリーグ最多の5本塁打、17打点を記録し、ドラフト候補へと名乗りをあげた。日本代表として、7月にオランダで開催されたハーレム・ベースボール・ウィークや、高校日本代表と対戦した侍ジャパン壮行試合にも参戦して経験を積んだ。今季は第6週時点で打率.429、4本塁打、17打点と全部門でリーグトップの成績を残し、戦後16人目となる3冠王を視界に捉えており、明大2回戦では9回に起死回生の同点3ランを放つなど、驚異的な勝負強さと規格外の打棒で、プロの世界への扉を切り開いた。熊本県出身の萩尾は同郷の村上宗隆(ヤクルト)の活躍に刺激を受けており、「負けないくらいの活躍をして、熊本に元気を与えたい」と意気込む。今後は同期入団の浅野翔吾(高松商)らとともに、巨人の厳しい外野手争いに食い込んでいく。

 

◆橋本達弥投手(兵庫・長田-慶大・環境情報学部-横浜DeNA)

橋本はDeNAから5位指名を受けた

3年春のリーグ戦から守護神を任されると、春・秋ともに防御率0点台の活躍を見せ、春秋連覇、全日本大学選手権優勝に大きく貢献した。4年春のリーグ戦では11試合に登板し、防御率1.53で最優秀防御率のタイトルを獲得。萩尾とともに選出されたハーレム・ベースボール・ウィークでは2試合に登板して無失点に抑える活躍。8月に行われた「U-23 NPB選抜vs大学・社会人選抜」の一戦でも、1回無失点2奪三振の好投を見せた。今季もここまで防御率0.52をマークし、守護神として申し分ない働きを見せている。橋本の出身高校である長田高からは、57年前にドラフト指名を受けた選手がいるが、入団すれば同校史上初のケースとなる。先に指名された萩尾とは同じセ・リーグの球団で、大いに対戦の可能性がある。橋本は「萩尾と対戦したのはかなり前で、今の萩尾と対戦するのは少し怖いです」と語った。今後は自身の強みでもある直球とフォークボールを武器に、強力なDeNA投手陣の中で結果を残していくことだろう。

(記事:宮崎秀太)

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